2019/04/15

だんご庵 季彩 駅スタ限定和菓子 各種 ~2019.4.14川崎フロンターレ戦~


だんご庵 季彩
駅スタ限定和菓子 各種 ~2019.4.14川崎フロンターレ戦~
@鳥栖スタジアム


世の中は不思議な事に溢れている。
何故、そこまでするのか?する必要があるのか?道理や方程式では導き出せない感情がある。人はそれを"愛"と呼ぶ。

「だんご庵 季彩」。

今やサガン鳥栖を代表するスタジアムグルメとなった同店舗。このお店では毎回、定番の団子の他に上生菓子が数種類用意されている。レギュラーメニューとして用意される上生菓子。対戦相手毎に、毎回異なるテーマで作成される限定の上生菓子。その上生菓子は”練り切り”という特性上、その日販売する商品は前日の夜から朝にかけ徹夜で作製され、そのまま店頭に並ぶらしい。

そんな商品はご主人のやさしさと愛に満ち溢れている。
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●駅スタのともだち:650円

レギュラー商品の一つ“駅スタのともだち“。
それぞれが異なる味で表現されており、ウィントスはブルーベリーあん、とっとちゃんはうれしの茶あん、KLOOPはストロベリーあん、luckyは小豆こしあん、となっている。

細部まで表現された手作りの和菓子。正直、可愛すぎて手で持つことですら躊躇する。美味そう!という感情の前に見とれてしまう。「食う」という選択肢が、全然出てこない。何時までも眺めていられる愛おしさだ。


箱に描かれている絵もご主人の手書き。
ひとつの商品にここまで愛を注ぎ込めるのは本当に凄い…。
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●砂岩魂 季彩の一魂「HAPPY EASTER」:600円

こちらは限定商品「HAPPY EASTER」。
この日の対戦相手・川崎フロンターレのマスコットとウィントスのコラボ和菓子。白あんで作られたふろん太の上にはウィントスが覆いかぶさっている。カブレラのほうはイースターが近い事から、卵の黄身で作られた黄味あんを使用。断面もゆで玉子そのままだ。


あぁ、かわいい…
かわいい…可愛すぎる…。

一期一会だと思うと、口に運べない…。



この商品限定の紙袋。
描かれている絵はもちろん、ご主人の手書き。
凄い…。

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●SAMURAI TORRES:600円

こちらの商品は昨シーズン、サガン鳥栖に加入した”神の子"フェルナンド・トーレス選手をそのままダイレクトに表現した商品。トーレスを小豆こしあん、ウィントスを白あんで表現し、背番号にちなんだ9つの白花甘納豆・アマナットーレスが付いている。


こちらの商品も箱はご主人の手書きイラスト。
サムライ姿がカッコいい。


ちなみに、選手が描かれているこの紙袋は通常の商品を購入しても貰える。好きな選手を伝えればその選手の紙袋を用意してくれるんだけど、ご主人、一体何枚書いてるんですか?…

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ある、パキスタン人が言っていた。
イチジクは半分に割るとハートの形になる。だから、イチジクの甘酸っぱさは愛の味らしい。

だが、私にとってサガン鳥栖の愛の味は、
「だんご庵 季彩」のご主人が作る和菓子の味だ。

見た目や味は勿論だが、この商品はそれだけじゃない。ご主人が注ぎ込まれた情熱を受け止め、心の奥底から全身でホッこりする。世界はそれを愛と呼ぶんだ。迸る熱いパトスでサガン鳥栖を心に刻むんだ。

そんな優しい気持ちに触れるだけで、沸き起こる特別な感情。敵味方サポーター関係なく共通する特別な思い。私は色々な国でサッカーを見たが、Jリーグこそが世界一平和で一番楽しいサッカーリーグだと確信している。スタジアムグルメを楽しみ、マスコットと戯れ、アニメや地域とコラボし、アウェーに行くと歓迎され、子供や女性も安心してスタジアムに行く事が出来る。こんな誰もが楽しめる、独自の文化を持ったリーグなんて世界中のどこを探したって見つからない。当たり前じゃなんだ!凄いんだよ、Jリーグは!!そして、これからもJリーグとしてのアイデンティティを守り、発展させていく。欧州サッカーのマネなんかする必要なんて全くない!いいじゃないか!ガラパゴスで!

この和菓子は、そんなJリーグを具現化するスタジアムグルメなんだ。

ご主人、本当にありがとうございます。
ご主人の「理念」と「強い意志」、しかと堪能させて頂きました。

ご馳走様でした。