2021/07/24

空海 牛すじ煮込み:600円 / ひんやりフルーツソーダー:500円


空海
牛すじ煮込み:600円 / ひんやりフルーツソーダー:500円
@千葉市蘇我球技場



●牛すじ煮込み:600円

このスタジアムのバックスタンドコンコースで長年多くのサポーターに愛されているこのお店の名物と言えばこれ!味の染み込んだ牛すじはトロトロで独特の食感が秀逸!濃厚なのに飽あきのこない優しい味わいは、私がこれまで食べたスタグルの牛すじ煮込み部門でも間違いなくトップレベル!シンプルな美味さが底抜けに素晴らしい。これなら間違いなく米とも合うだろう。否、合うなんてもんじゃないな。想像しただけでヨダレが止まらなくなる…。


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●ひんやりフルーツソーダー:500円

ぶっちゃけこの手の商品はある程度食べる前から味の想像が付くので、驚きという期待値は低い。多分こうだろうなぁーという思いに、120%の「うん、そうだよね。やっぱりね」で答えてくれる。そして、そこにはメニュー写真と比較しての物足りなさも当然含まれている。

だがしかし!これは全然違った!味、見た目、満足度、その全てが期待値を遥かに上回る!なんだこれ!?とんでもねーぞ!

まず何より美味い!予想していたよりもかなり美味い!だいたい、この手の商品といえば、フルーツを凍らせた事で嫌が上にも酸味が際立ってしまい、フルーツそのものの甘さを楽しむには至らない事がほとんどだが、これは違う。フルーツがしっかり甘い!酸味が甘みの引き立て役として身をわきまえている!フルーツ本来の甘さだ!つーか、フルーツどんだけ入ってんだよ!マジでゴン攻め!ガン盛り!何種類入ってんのか数えられない!フルーツがどっさり過ぎてソーダーがほとんどねーぞ!ドリンクなのに果肉で喉を潤すなんて聞いてない!でも、嬉しい。ありがとょぉ~、ありがとょぉ~…。俺の中の吾郎さんが両手を握り締め泣いている。

これだけのものがたったワンコイン。
原価計算をする、という飲食店としての当たり前が忘却の彼方へ…。




夏だけなんて信じられない!
一年中売ってくれ!

サマナラ 本日の限定リトルHotカレー・ピアーズアルチキン:800円


サマナラ
本日の限定リトルHotカレー・ピアーズアルチキン:800円
@千葉市蘇我球技場


やっぱり、このスタジアムに来たら「サマナラ」のカレーだけは絶対に食べなければならない。お店の場所がホームゴール裏のコンコースにあるので、ジェフサポーター以外のサポーターは観戦グッズを全て外していく必要はあるが、その手間を惜しんで食べるのを諦めるのはバカの極みと言い切ってもいいだろう。まぁ、言葉が過ぎるかもしれないが、私は心からそう思っている。

と、言うわけで、今回頂いたのは「本日の限定 リトルHOTカレー」。サマナラの限定カレーと言えば、通常なら開場後すぐに売り切れてしまうほどの人気商品。年間パス保持者で無ければ中々ありつけない逸品だったが、このご時世、今日は平日の天皇杯なので余裕で購入出来た。この日のカレーは”ピアーズアルチキン”というもので、トマト、ココナッツ、カシューナッツ、ニンニク、生姜、マスタード、クミン、コリアンダー、チリ、ペッパー、オリジナルガラムマサラ等をベースにしたソースに、素揚げしたポテト、ソテーした玉ねぎ、鶏胸肉を入れじっくりと煮込んだもの。コクと芯のある辛さにナンの甘さがオーバードライブするのでスプーンが止まらない。

あと、やっぱりサマナラはナンだ。
去年は食べたことがなかったのでライスをチョイスしたが、ナンとライスでは満足度が桁違い。両方経験してわかった事は、ナン以外の選択肢は小麦粉アレルギーでない限り有り得ない!という事だ。これは選択では無い。これがデフォルトだ。




RUBBER TRAMP トロピカルハワイアン(1/4):500円 / アップルミントソーダ:500円

 

RUBBER TRAMP
トロピカルハワイアン(1/4):500円 / アップルミントソーダ:500円
@千葉市蘇我球技場



●トロピカルハワイアン(1/4):500円

地元・千葉で人気のピザ屋さん。高火力の釜で一気に焼き上げるピザは、生地はイタリアンピザの様に薄く軽やかだが、味はアメリカンピザの様にコントラストが明瞭でわかりやすさが特徴的。このクオリティーのピザがこの価格で手軽に食べれるのは凄くイイネ。


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●アップルミントソーダ:500円

ミントのクリアな清涼感とアップルの爽やかな酸味が今日のような暑い日には堪らない。
もう、美味くないはずが無いよね。


中国料理なかむら 日本男子飯:1000円


中国料理なかむら
日本男子飯:1000円
@千葉市蘇我球技場


コロナ禍になるまでは千葉を代表するスタグル店舗のひとつだった中国料理なかむらさん。元々実店舗がJR蘇我駅とスタジアムの間にあることから、現在はジェフ千葉の試合には店舗内で対戦相手に因んだ弁当等の販売を行っている。

この日は天皇杯ということで、天皇杯開催日には恒例となっている”日本男子飯”。内容はご飯の半分を埋め尽くす牛肉のメンチカツと豚の生姜焼きのコンビプレート。肉々しいほど肉!肉!肉!青年男子諸君が「かぁちゃん!明日の弁当は肉いっぱいいれてくれよぉー!」とお願いした時のベストアンサー!恐らく、弁当箱を開けた瞬間、咽び泣くことだろう。

やっぱり「なかむら」さんは、俺達を心で理解している。





2021/07/21

Mobile Cafe NIKKO 珈琲 Cocom イタリアンソーダ各種:400円 / 季節のラテ各種:500円

 

Mobile Cafe NIKKO 珈琲 Cocom
イタリアンソーダ各種:400円 / 季節のラテ各種:500円
@栃木グリーンスタジアム
@栃木県総合運動公園陸上競技場


すっかり栃木SCのスタグル店舗として定着したイメージのあるこちらのお店。今年の開幕戦で訪れた栃木県総合運動公園陸上競技場で頂いた”気合のエスプレッソ”はスタジアムで本格的なエスプレッソを楽しむという熾烈な体験を私に与えてくれた。そのお店をスルーなど出来る筈がない。前にぽっかりとコースが開いている状態でシュートしないなんて選択肢はどう考えてもないんだよ。

と、いうわけで、久々に訪れたが驚いた。
季節も関係しているのか、前回と比べるとメニューが格段に増えている!しかも、どれもこれも美味そうだ!「まぁ、スタグルにCocomさんもいるし、スタバで栃木県限定のフラッペチーノは飲まなくてもいいかー。」と判断した私の選択は間違っていなかった。

さぁ、飲むぞー!!!


●イタリアンソーダ(ブルーラズベリー):400円

イタリアンソーダとは、1920年代にサンフランシスコのイタリア系移民家族がシロップを炭酸水を割って飲みだしたのが始まり。その後イタリアから持ち帰ったオリジナルレシピを元に様々なフレーバーシロップが誕生。地元でも評判となり、イタリアンソーダのコンセプトが植え付けられた。

こちらのお店ではこの日、五種類の中から好きなフレーバーをチョイス。私の選んだ”ブルーラズベリー”は見た目にも鮮やかな青色が、まるで夏の空の様に一点の曇りもなく光り輝いている。ラズベリーの甘酸っぱい味わいも夏そのものだ。手軽に飲むにはこれ以上ない飲みやすさやね。



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●季節のラテ・チョコミント:500円

そして、今回のメニューで一番目を引いたのがこちらの”季節のラテ”。これまでの人生で初めて聞いた言葉”季節のラテ”。この日用意されていたのは”ヘーゼルナッツ”と”チョコミント”の二種類。うーん、これは悩む…。二種類とも行くか?いや、明らかに一人でドリンク三つは多い…。かといって、イタリアンソーダは捨てがたい…。あぁ、これは悩む…。と、いうことで、悩みに悩んで選んだのは”チョコミント”。もうさぁ、まず色がいいよねぇ…。目の前にセロリアンブルーの情熱が広がっている。底のチョコをかき上げながら飲むと、口の中一杯に広がる爽やかな風味とチョコのコクの深い味わい、そして全てを調和するミルクの優しさ…。しっかりと後味のスースーを味わい、ほっと一息つくと湧き上がる感情は一つだけ。

美味すぎ…。

あぁ、凄いわ…。
人生で初めて飲んだが、もう後戻りできない。(ちなみに、ヘーゼルナッツもかなり美味しかったそうだ。)え?確かコレ”季節のラテ”だよね?と、いうことは、毎回違うオリジナルラテが楽しめるの!?ヤバくね!?

もう、これだけの為にスタジアムに来てもいいとさえ思っているよ、俺は。そういうスタグルは幾つもあるが、間違いなくこれもその中の一つだわ。

ドリームソウル 季節のクリームサンド:600円

 

ドリームソウル
季節のクリームサンド:600円
@栃木グリーンスタジアム


メインスタンドの陰にひっそりと佇む唯一の売店「ドリームソウル」さんのフルーツサンド。厚みのあるたっぷりのクリームの中には食べやすくカットされたフルーツ数種類が挟み込まれている。昨今流行りのフルーツサンドと比較すると見た目の派手さにも欠けるうえ、フルーツの鮮度やボリュームいう点でも少し劣るが、十分美味しいので問題なし!



KICHIZO 吉蔵 佐久山メンチ&ハムカツサンド:700円

 

KICHIZO 吉蔵
佐久山メンチ&ハムカツサンド:700円
@栃木グリーンスタジアム


一日2000個のコロッケを売り切る大田原市佐久山の人気店「和氣精肉店」の人気総菜メンチカツとハムカツを挟み込んだ肉々しいサンドイッチ。メンチカツはとちぎ和牛の中でも最上級ブランド牛「匠」を使用した贅沢な逸品!ひと口食べると肉汁が染み出すほどジューシーで上品な甘みが感じられる。分厚いハムカツもプリップリの歯応えがインパクト大で頼もしい。

ただ、これだけ美味いなら出来立てで食べたかったなぁー。



Sports Cafe92 本日の限定パスタ・なすとモッツアレラのトマトソースパスタ:600円

 

Sports Cafe92
本日の限定パスタ・なすとモッツアレラのトマトソースパスタ:600円
@栃木グリーンスタジアム
@栃木県総合運動公園陸上競技場


こちらも栃木SCの定番スタグルの一つ、「Sports Cafe92」さんの”本日の限定パスタ”。定番の”トッキーミートソースパスタ”の他に毎節ごとに用意されているもので、そのバリエーションの豊富さはスタグル・パスタ部門では圧倒的No.1。

この日の”なすとモッツアレラのトマトソースパスタ”も、なす、ズッキーニ、ベーコンがとにかく具沢山!トマトの酸味が絶妙なソースと、癖のないフレッシュなモッツアレラチーズの組み合わせは形を変えたカプレーゼ!バジリコソースがコクとアクセントになっているのもエクセレント、しかも、これをひとつづつ、注文が入ってから作るんだぜ!?だから、出来立て熱々なんだぜ!?いやー、凄いよ!この値段でこのクオリティーは!

栃木SCのスタグルへの底知れぬ安心感は、名物メニューの【定番】と【当日限定】の二本柱戦略がしっかりしている事から来ていると私は感じている。この”パスタ”にしてもそう、「18diners」の”バーガー”にしてもそう。『定番のバーガー&パスタ』と、対戦相手の特徴や旬の食べ物を取り込んだ『当日限定のバーガー&パスタ』、この二種類が必ず販売される。しかも、定番メニューは商品としてはシンプルながら、基礎レベルが非常に高い!それゆえ、限定メニューもベースがしっかりしているのでブレない。だから、初めて観戦に訪れた人も、毎節足を運ぶようなコアなサポーターも双方いつでも楽しむことが出来る。これがいいんだ。これがしっかりとした土台になっているから強いんだ。そこに、毎節ごとに異なる店舗が数店舗加わるからより輝きを増す。

言葉にすると簡単だが、これは中々マネは出来ないよ。知恵と労力、手間もかなりかかっている。上辺だけで真似したら、逆に大怪我をするよ。


18diners 甲府戦限定ハンバーガー・ラムレーズンバーガー:700円

 

18diners
甲府戦限定ハンバーガー・ラムレーズンバーガー:700円
@栃木グリーンスタジアム
@栃木県総合運動公園陸上競技場


こちらも栃木SCの定番スタグルのひとつ。
定番の”トッキーバーガー”と毎節ごとに対戦相手をイメージした限定のバーガーは、間違いなく観戦の楽しみの一つになっている。この日の対戦相手はヴァンフォーレ甲府という事で、甲府といえばぶどうの産地。ドライレーズンとラムレーズンクリームを使用したオリジナルバーガーが登場した。

これねー、個人的にはすっごく楽しみだったの。ぶっちゃけ、これが食べたいからこの日の観戦は栃木に決めたぐらい期待していた。一番好きなアイスはラムレーズン、北海道に行くと六花亭のバターサンドを毎回最低5箱以上は購入するほどレーズンバターが好きな私にとって、この組み合わせはワクワクドキドキ。あの18dinersさんがどう仕上げて来るのか?興味が尽きなかった。そういう点では、結果的に物足りなかったのは事実。個人的にはもっと鮮烈なレーズンバターの主張がバーガーとの未知との遭遇により爆発的な科学反応が起きるんじゃないか!?と勝手に想像していた。なので、思ったよりレーズンとバターの主張が抑えめだった&クリームに偏りがあった事で普通に美味しいバーガーから針が振り切れてなかった印象。

まぁ、そうだよね。
これで充分美味しいんだから、無理に個性を剥き出しにする必要無いよね(笑)全然好きな子じゃないのに思わせぶりな態度で「あいつ、俺の事好きなんじゃネ!?」と勝手に期待して振舞って、全然違った時のやり場のない喪失感…、振られた訳じゃ無いのに振られたみたいなセルフ失恋…アレと一緒だ。

私が全部悪い。



玉子屋てっちゃん たまごやさんのふわとろオムライス:600円

 

玉子屋てっちゃん
たまごやさんのふわとろオムライス:600円
@栃木グリーンスタジアム
@栃木県総合運動公園陸上競技場


今や栃木を代表するスタグル店舗として名高いこちらのお店。私もこれまで何品か頂いて来たが、そのどれもがハイクオリティー。ここの玉子焼きは栃木に来たなら絶対に食べなきゃーイカン!そう断言するに寸分の迷いもない。

と、言うわけで、今回頂いたのはこちらの”たまごやさんのオムライス”。ふんわりとした味わい深いトロトロの玉子で包まれたバターライスはそれだけでもそそり立つ願望!たっぷりとかけられたトマトソースの酸味とフレッシュ感が何度でも私を興奮の坩堝へと誘ってくれる。

いやー、これは参った…。

古今和歌集に在原業平の読んだ『世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし』という歌がある。「この世の中に全く桜が無ければ、春を過ごす人の心はどんなにのどかであることだろうか」という意味で、本来穏やかな春という季節なのに、桜が咲くのを待ち、散るのが気になって落ち着かない人の心を詠う事で、桜の素晴らしさを伝えた作品だ。

もうこれと同じよ。
私はこの店の商品にどれだけ心を掻き立てられればいいのか?どれだけ毎回悩めばいいのか?あぁ、正に『世の中に たとえて玉子の なかりせば 俺の心は のどけからまし』だ。

私の辞世の句にしてくれ。



林商店 肉うどん(そば):700円


林商店
肉うどん(そば):700円
@等々力球場(川崎球場)


『名物肉うどん』
川崎球場時代、ロッテが本拠地を千葉に移した事はでお客さんが大幅に減少。その結果、仕入れた肉が捌き切れず、余っていた肉を学生達に無料で大盛りトッピングを開始した。それが学生達の間で話題となり、噂がどんどん広がった事がこの商品の始まりらしい。まだ”スタジアムグルメ”という言葉が無かった時代から息づく古の逸品。漢の飽くなき欲望が織り成すインフルエンサー。これぞ昭和の怪物、これぞ球場飯だ。

出汁の効いた汁で煮込まれた豚肉は弾力のある歯応えで、噛めば噛むほど味が湧き出る打ち出の小槌。うどんの麺そのものはまぁまぁなのに、甘く濃い出汁と絡むと極上の美味さが押し寄せる。いくら食べても飽きが来ない、いくらでも食べられる。もう、この重ねたハートを朝まで抱きしめたい。そして、少し眠ったあと再び心に火をつけて欲しい。肉うどんに生まれ変わるなら林商店さんの肉うどんに生まれ変わりたい。あぁ、これは堪らんち会長だわ…。

ちなみに、現在この肉うどんが食べれるのは等々力球場だけ。過去には千葉ロッテマリーンズの主催試合で復刻版として販売された事もあるが、林商店さんとは全く関係の無い別物。出店される日は公式Twitterで告知されるのでそちらを参考に。

しかし、この肉うどんが等々力球場でしか食べれないのは寂し過ぎる。山田うどんさん無き今、川崎球場とも縁が深いフロンターレが陸上競技場に三顧の礼を持って迎え入れる事は出来ないのだろうか?このうどんは川崎の過去と未来を繋ぐ有形文化財だぞ!土下座でも何でもするから何とかしてくれ。




 

2021/07/17

ラムだっちゃ 白神ラム串:500円


ラムだっちゃ 
白神ラム串:500円
@秋田市八橋運動公園陸上競技場


本当はこの日はもう打ち止めの予定だったが、ちょっと小腹が空いたので追加でもう1品。

白神山地の麓の大自然と美麗な水で育てた幻の羊「白神ラム」は羊特有の臭みがほとんど無く味は濃厚。噛む度に迸る肉汁と心地よい食感がたまらなく美味い。これだけ美味ければもう少し塩は控えめでもいいと思うんだけどなぁー。ただ、酒と一緒に楽しむならこれぐらい塩はきいていた方がいいかもしれない。


児玉冷菓/進藤冷菓 ババヘラブルーアイス:各250円


児玉冷菓/進藤冷菓 
ババヘラブルーアイス:各250円 
@秋田市八橋運動公園陸上競技場


【秋田の風物詩】と言えば、何を指し押しても"ババヘラアイス"!これしかない。
道路脇に立てられたカラフルなビーチパラソルを日陰にして腰掛けた中年以上の女性(ババ)の販売員が、頬かむりに長袖シャツという姿で、ドラム缶やミルク缶状のステンレス製保冷缶に入ったアイスを金属製のヘラを用いてコーンへ盛りつけることからそう呼ばれているそうで、その巧みな技術による美しい造形は見るもの全てを魅了する。私も今回の遠征で楽しみにしていた商品のひとつだった。

ただ、いくら待っても公式サイトの当日試合情報にババヘラアイスの出店情報が出てこない…。これまでの試合では必ず出ていた情報が無い…。え!?嘘だろ??…。夏だぜジョニー…!?。この季節に出店が無いなんて有り得る!?とは、言っても無いならもう諦めるしかない。最悪の事態も覚悟せんにゃならんだろう…。いや、期待しない方がいいのかもしれない…。

とか、色々考えていたがあった!
しっかり出店していた!
しかも2店舗も!
「BB秋田横丁」のゲートの両脇に陣取るその様は、正に秋田の阿形・吽形の仁王そのものだ。

もう、こうなったらどちらを食べようか迷ってる場合じゃない。当然、両方食べる!ババヘラアイスの食べ比べだ!それがマナーだ!最高じゃないか!スタグル大好き人間としての心意気を見せてやるぜ!

と、言うわけで行くぞー!


●進藤冷菓 ババヘラブルーアイス:250円

こちらは進藤冷菓さんのババヘラアイス。
ブラウブリッツ秋田のチームカラーである青のソーダ味と、勝利を意味する白星の白のミルク味のツートンカラーとなっている。

それにしてもオバちゃんの手さばきが凄い!初めて見たが、みるみるうちに美しい薔薇に仕上がっていく。かって、青い薔薇は自然界に存在しないことから、花言葉は「不可能」「存在しないもの」とされていた。しかし、日本の研究者の遺伝子組み換え技術により誕生、花言葉も「夢叶う」となった。
私も今日、ひとつ夢が叶った。
優しい味わい、円やかな舌触り、そのどれもが懐かしく郷愁を誘う。コーンが若干湿っぽいのも逆に堪んない。

あぁ、ええわぁ~…。





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●児玉冷菓 ブルーアイス ソーダ&レモン:250円

そして、もうひとつのお店は元祖・ババヘラアイスと云われる児玉冷菓さん。
こちらはブラウブリッツ秋田のチームカラーである青のソーダ味と、黄色のレモン味を合わせた色調が鮮やかな1品。味もレモンの酸味が聞いている分、進藤冷菓さんのものよりハッキリした印象を受ける。こちらも文句無しの美味さだ。

しかし、まぁアレだ。
マジで何個でも食えるな、コレ笑
値段も手頃だし、今日みたいに暑いと何個でも行っちゃうよ。









児玉冷菓さんでは"ブルーアイス"の他、定番の黄色と赤のババヘラアイスも販売している。ちなみに、黄色はバナナ味、赤はイチゴ味。素朴な味わいが本当に美味いよぉー!
値段も200円と更にお手頃だ。