2026/10/18

おたにちゃん居酒屋食堂 勝駒 純米酒:1100円 / パイめし:750円 @富山県総合運動公園陸上競技場








 



豚屋BLACKDREAM 富山BLACKまぜそば:750円 @富山県総合運動公園陸上競技場



雨と雪 やさたまカレー やさたまチキンカレー:1000円 @富山県総合運動公園陸上競技場


やさたまカレーとは富山県のご当地カレーの元祖として親しまれている名物グルメで、やさたまとは野菜玉子の略称。炒めた玉ねぎなどの野菜を包み込んだ薄焼きのオムレツをご飯の上にのせ、そこに濃厚なカレールーやソース、マヨネーズがかけられているのが一般的らしい。こちらのものはじっくりと煮込んだ玉ねぎとエリンギが入ったふわふわ玉子とチキンカツ、オリジナルのスパイス調合で独自の風味に仕上げた黒々としたカレーを合わせたもので、マイルドで優しい玉子の甘みが焙煎したての珈琲のような独特のコクとほろ苦さ&香ばしさのある濃厚でスパイシーなルーと絶妙に調和している。チキンカツも熱々盛々で食べ応え抜群、サクサクの衣にルーを浸して食べるのも凄く良かった。この内容とボリューム感でこのお値段はかなりお手頃だと思う。もの凄く頑張っていると心から思う。
ただ、個人的な意見をいえば、それでもチキンカツの肉の厚みを増して欲しいかな。正直、肉が薄すぎてチキンカツを食べているというよりは衣を食べている実感の方が強い。チキンカツの魅力といえばやっぱり柔らかくジューシーな肉とサクサクの衣のワルツなのよ。やさたまカレーという店の看板商品のクオリティーにチキンカツだけ追いつけてないのよ。仮に+200円値上げして丸々原価として使っても、原価率は上がるが実質的な利益額は変わんないから。この商品に関しては値上げしてでも質をもう少し上げた方が、結果的に満足度が跳ね上がる気がするのよね。

勿論、あくまで個人の感想です。



ちょっと脱線。
興味のない人は読み飛ばしてね。

これはね、飲食店あるあるなんだけど、
①原価100円で売価500円(原価率20%)のサラダ
②原価200円と売価600円(原価率33%)のサラダ
の2つあるとするやん。
この2つで飲食店の方にどちらを選びますか?と聞くと圧倒的に①を選ぶお店が多いのよ。理由は勿論、原価率が低い方が良いから。ただ、ちょっと冷静に数字を見て考えてみて。どちらも利益額は400円で一緒、手元に残るお金は一緒なんですよ。でも、残るお金は一緒で②なら+100円上げるだけで利益額を変えずに単純に①の倍量に出来るのに選ぶのは①。お客様がコスパを感じるのは絶対に②の方なのに選ぶのは①。②は原価率は上がるけどトータルの売上も上がるから人件費率等その他の比率は落ちるので全体で考えれば一緒でも選ぶのは①なんですよ。何故か?飲食業界は昔から今までずーーーーーっと原価率至上主義なので、単純に原価率しか見ない人が圧倒的に多いからなんです。原価率だけが判断基準で、基本原価率を目標とする%に収める事しか考えていないんです。これはね、何故こうなったか?というと、管理する側がめっちゃ楽だからなんですよ。一つ一つ深く考えなくても一律の基準で管理できるから教えるのが楽なんですよ。難しい事言わずに何%に抑えろというだけで済むからね。それがほとんどの飲食店でずーーと受け継がれているのでほとんどの人は何の疑問も抱かず、脳死状態で原価率を信仰しているんですよ。一部のお店では料理に40%の原価を掛け、ドリンクメニューの原価を20%に落とすことでトータルとして原価を安定させる粗利MIXなんて考え方を実践しているお店もあるけど、これも結局大局的な原価率基準である事には変わりないんですよ。そもそも、率だけ見ていると間違いなく落ちる落とし穴があるんです。だって、率だけ見ていてお客様の満足度を上げれる料理を作れますか?ましてや、この全ての食材が高騰しているご時世、率だけを追っかけていればシンプルに質を落とするか値上げするかの二択しかないんですよ?だからこそ、これからの時代の料理人にはより賢く原価を掛ける考え方の部分が大きなウエイトを占めてくると私は考えています。如何に料理とそろばんのバランスが中央値から上に振り切れている料理を作れるか?原価の組み方の再構築、これがこれからの時代の飲食店にとって一番大事なことだと私は思っています。

戯言が長くなりました。

Otoyama Dolce ぐるぐる。 国産ヘーゼルナッツ生ソフト:レギュラー500円 @富山県総合運動公園陸上競技場


こちらは地元で人気のアイス屋さん。
希少な国産ヘーゼルナッツを使用したこちらは、製造から一度も冷凍保存せずにつくりたてを提供する生アイス。ヘーゼルナッツの自然な甘味と芳醇な香ばしさと、圧倒的になめらかで舌の上で心地よく溶けていくリッチな味わいは唯一無二の美味さがある。マジでめちゃくちゃ美味い。

ただ、ちょっと量が少なすぎませんか?
私、三口で食べ終わったんですけど。
メニューの写真ぐらいの量がレギュラーサイズだと思っていたんだけど、私が食べたものはスカスカで先っぽがちょっとだけカップの淵を出ている位しかない。東京上野クリニックのタートルネックボーイかよ。これでレギュラーならスモールはどれだけ少なくなるの?つーか、そもそもサイズと量合ってる?
もはやそこが一番気になる。



中田酒販 黒部からのおくりもの:150円 @富山県総合運動公園陸上競技場

 

こちらは環境省の名水百選や国土交通省の水の郷百選にW認定されている黒部川扇状地湧水群の地下水を原水とする天然水。まろやかで少し甘みを感じる軟水で、スタジアムだけじゃなく地元のスーパやネットでも購入する事が出来る。個人的にはかなり好きな水の味で、このスタジアムに来るとついつい飲んじゃうんだよね。


とやまのチーズ屋さん とやま豚チーズ丼:1100円 @富山県総合運動公園陸上競技場


こちらは富山県黒部市に工房を構えるラクレットチーズ専門のお店がカターレ富山のホームゲーム限定で提供しているメニュー。富山県のブランド米・富富富(ふふふ)上に特製のネギ塩ダレを絡めた黒部市名物・黒部名水ポークのソテーと、入善町の牧場牛乳と富山湾の海洋深層水を使って工房で手作りされた自家製ラクレットチーズがたっぷりのった丼で、食べ応えのあるプリプリなネギ塩豚肉と濃厚なチーズが絶妙にマッチてご飯がかなりすすむ。豚が美味い!米が美味い!チーズが美味い!そしてその全てのバランスが凄く良い!本物の三権分立がここにある。塩加減がね、本当に絶妙なのよ!これ以上だと塩っ辛いし、これ以下だとちょっと物足りない。その隙間にある僅かな狭間を絶妙に突いている。私は肉料理を極限まで突き詰めると、最終的には塩加減(塩の量とタイミング)に集約されると思っている。どれだけ高級な肉を使い、完璧な火入れをしても、塩加減が狂うと肉の旨味も食感も台無しになのよ。その点に於いてこの丼はマジで絶妙!の一言が相応しい。

あと、ご飯の下に敷かれたペーパー。
この手のパックはものによって凄くご飯がくっついて、とにかく食べずらいものがあるんだけど、このちょっとした気遣いで全くストレスを感じなかった。
その点も含めて、私はこの店が好きだ。


富山調理製菓専門学校 特製AOIKEアカデミーカレー:1000円 @富山県総合運動公園陸上競技場


「富山でトロッコ電車にのりたい!」

嫁ちゃんからの勅令である。
まぁええやろう。
ただ、行くからにはサッカー観戦は絡めさせてもらう。

本当は金沢で奈良クラブの試合があったのでそっちまで足を延ばしてもええなぁーとは思ったんだけど、私が奈良クラブの試合を見に行くと本当に勝てないので自粛した。特に今は5連勝中と絶好調だからね。個人の欲望で水を差すわけにはいかない。それに富山にはしばらく訪れていないので富山のスタグル事情にも疎くなっている。これはいい機会なのだ。

と、いうわけで久しぶりの富山。
前回来たのは2018年なので約8年ぶりだ。
当時出店していたお店で残っている所はほとんど無く(多分)少し寂しさも感じるが、逆に考えると何処で何を食べても「はじめまして!」なのは楽しみでもある。

先ずはこちらから。
カターレ富山アカデミー(U-18等の育成組織)に所属する選手たちの身体づくりを支える補食として富山調理製菓専門学校が考案したメニュー。まろやかな野菜の自然な甘みと上品なコクと奥深い旨味のある王道ポークカレーで、ゴロゴロと入った柔らかい豚肉も凄く良い。老若男女人を選ばず、毎日食べても食べ飽きない美味しさやね。米もしっかり美味しいのが個人的には高評価。



2026/10/12

manma 炭火焼Mix丼+肉増し:1450円 @平塚競技場


ここ最近、私の中でベルマーレフードパークに来たら絶対に食べておきたいお店がこちら。料理は炭火で焼き上げたとろホルモン焼きと豚バラの二つだけ。ただ、これがマジで美味い!めちゃくちゃに美味い!ここに来てビールは飲むのにこれは食べないなんて不誠実、不見識、不道徳でしかない。今年に入ってから出店回数が減っていて百年構想リーグは2回だけ、リーグ戦は今日が初出店だ。こんなもん食う以外の選択肢が無いんだよ。

 と、いうわけで購入。
今回は看板商品のとろホルモン焼きと豚バラのMix丼を+250円で肉増しにして着丼。
蓋を開けた瞬間に広がるブエナビスタ! 

おおおー! 

俺の心の中にある日本武道館を埋め尽くす全観客が一斉にどよめく。
時は2000年2月26日、総合格闘技大会「リングス WORLD MEGA BATTLE TOURNAMENT KING OF KINGS」の準々決勝。日本の格闘技界(特にUWF系プロレス)がヒクソンやホイスをはじめとするグレイシー一族の圧倒的な強さの前に苦杯をなめ続け、プロレスこそが最強の格闘技だ!という俺たちのアイデンティティが完全に揺らいでいた当時。桜庭和志がPRIDEで一矢報い、プロレスラーの逆襲の烽火が上がり始めたその裏で行われた田村潔司とヘンゾ・グレイシーの一戦。田村潔司の名前がコールされたあと、指笛と一瞬の静寂から流れるいつもとは違う入場テーマ曲。

♪テーテーテー

 このたった3音で10年以上にも及ぶUWFと田村潔司の間に流れる文脈を一瞬で理解した観客の地鳴りのようなどよめき。その光景がこの圧倒的な肉を目の前に完全に蘇った。正に肉まみれ!肉に抱かれ、肉に沈む肉だ。ボリュームがエグすぎる。そしてその肉を食べたと同時に弾け飛ぶ美味いという感情!やっぱりめちゃくちゃ美味い!炭の香りが鼻を抜け、弾力のある食感と肉の旨味&タレの芳醇な味わいが口の花道をゆっくりと歩を進める。頭の中でUWFのテーマが鳴り止まない。爆発的な田村コールが巻き起こったあの時のようだ。私も会場で目がくらみそうな恍惚感の中、それまで抱いていた悔しさや不安を完全に払拭し、絶頂と期待の中でひたすらタ・ム・ラの3文字を叫び続けていた。多分人生で一番狂った時間だったと思う。その咆哮を頭にこだませながら、ただひたすらに肉と米と対峙する。食っても食っても中々減らない肉に酔いしれる。UWFのテーマが総合格闘技やMMRなんて言葉の無かった時代、誰が一番強いのか?との問いに手探りでもがき、夢を見て葛藤した男たちのテーマソングなら、このMix丼は渇望を手にした男達への賛歌だ。

赤いパンツの頑固者…もとい、白いお肉の旨い物。
おいMix丼、Uはお前なんだよ。

素晴らしい!


 

サンクトガーレン アップルシナモンエール:800円 @平塚競技場

 

ベルマーレといえばやっぱりサンクトガーレンさん。
スタグルでのクラフトビール文化のパイオニアであり、トップランナーとして湘南サポだけでなくアウェイサポからも大人気。定番のベルマーレビール&ベルマーレIPAの他、毎節季節限定のビールも提供されるのでこれを楽しみにしている方も多いだろう。私もここ最近はこの限定ビールを飲むのが定番になっている。

ということで、今回の限定ビールがこちら。
長野県伊那市の傷リンゴ(規格外品)を地元のパン屋のオーブンで丸1日かけて焼きリンゴにし麦汁に投入して仕込んだこのビールは、リンゴ本来の自然でジューシーな甘酸っぱさ香ばしさがガツンときた後に、シナモンのスパイシーさやメープルシュガーの豊かな甘味やコクが重なり合い、マジで飲むアップルパイ状態。苦味もマイルドでもはやビールというよりは上品なシードルを飲んでいるようだ。マジでめちゃくちゃ美味い!私はアプフェルショーレ(リンゴジュースの炭酸割)がこの世の中で一番好きな飲み物なんだよね。ドイツに住んでいるときに職場の女の子・シュネッケが入れてくれるアプフェルショーレが異次元に美味すぎて完全にハマったのよ。今も日常では隙あらば飲んでいるんだけど、彼女の作る味には遠く及ばない。他の子じゃダメ、シュネッケのアプフェルショーレだけが異常に美味しかった。ちなみに作り方を聞くといつも笑顔で人差し指を口元にあて「ein süßes Geheimnis♡(ヒ・ミ・ツ)」とはぐらかされた。あまりに可愛かったので途中から目的が変わりレシピを聞くよりその仕草が見たくて聞いていたので結局聞きそびれた事をマジで後悔している。このビールの甘酸っぱさと深い味わいは、そんな極上のアプフェルショーレを私に思い出させてくれた。バニラアイスを摘まみながら、もうずーーーっとこれだけを飲んでいたいね。


ちなみに、時期によって使用するリンゴが変わるので味わいも変化するらしい。マジで全種飲み比べしてみたいぞ。

2026/10/11

クレープくれよん 夏のベルマーレスペシャル:1000円 @平塚競技場

 

こちらは1979年に神奈川県藤沢市で創業し、今年で47周年を迎えた老舗のクレープ屋さん。ベルマーレフードパークでは最古参のレジェンド店舗としてサポーターにも広く愛され、ベルマーレフードパークアワードJ2・J3百年構想リーグではMVS(あなたが選ぶNo.1のお店)第1位も獲得した。正直私は食べた事が無かったのでこの結果は凄く驚いたね。つーか、クレープ大好き超人なので当然食っていると思っていたのに食っていなかったことに一番驚いた。完全に食った気でいた。これはこの機に食うしかない。

こちらはベルマーレ出店時のみの限定メニュー。
モチモチ食感のクレープ生地に生クリームとキュウイ、バナナ、フローズンマンゴーがてんこ盛!クレープとは思えない重量感だ。しかも、フルーツは大きめのカットで食べ応えも抜群!最初から最後まで口の中にフルーツが溢れている。これはマジで素晴らしい。ただ、唯一の欠点はフローズンマンゴーの存在感がエグ過ぎるのよ。冷凍マンゴーなので明らかに他のフルーツとは違うゴリゴリ&シャリシャリ食感で甘味はほとんど無く酸味が強い、それがゴロゴロ入っている。なので、味も食感も印象が全部フローズンマンゴーに持っていかれるのよ。正直フローズンマンゴー無い方がクレープとしては美味いんじゃないか?とすら感じる。ただ、クレープそのものの美味しさはしっかりと感じ取れたので、次は個人的には一番好きなシナモンアップルを食べる。絶対に食べる。