2022/05/29

お弁当の店 ダンク モツ煮:600円


 お弁当の店 ダンク
モツ煮:600円
@敷島陸上競技場


群馬のソウルフードの一つと言われているのがこのもつ煮。元々、牛や豚などの畜産業が盛んで、大量に出るホルモンを消費しようとして栄えたらしい。その群馬県のもつ煮と言えば、野菜をほとんど使用せず、生産量全国一位のコンニャクとモツだけで作るのが最大の特徴。こちらのお店のもつ煮も、その基本通りのものが食べることが出来る。柔らかく煮込まれたモツと、甘辛い味わいは間違いなくご飯に合う味付け。絶対に約束された勝利が胡座をかいて待っているので、お腹に余裕があればに一緒に召し上がってほしい。



ちなみに、今回14年ぶりに私がこのスタジアムを訪れた最大の理由が、こちらのお店の隠れた名物″ホールプリン″を食べること。とっくに無くなっていると思っていたが、最近まだ存命している事を知って楽しみにしていたが、残念ながら水曜日開催の試合では仕込みが間に合わず販売されていないらしい。ご主人は「今度は作って来るので、また来て下さい。」と仰って頂いたが、無理をしなくて大丈夫です。私が土日の試合日にこれば良いだけの話なので。次回、楽しみにしておきます。

ファームドゥ カットフルーツ:500円


 ファームドゥ
カットフルーツ:500円
@敷島陸上競技場


ちょっと大きめのカップにどっさりと入ったフルーツ。内容もパイナップルを中心にぶどう、メロン、キュウイ等盛り沢山。手軽にフルーツを摘まめる商品はどのスタジアムでも意外とありそうでない。それが手頃なお値段で…となると尚更だ。個人的にはこれ程あったら嬉しいメニューは無いし、是非フルーツを特産品としている地域では、自信をもって積極的に取り入れてほしいなぁーと想う。


なか村や あげぱん・シナモン:200円


 なか村や
あげぱん・シナモン:200円
@敷島陸上競技場


揚げパンと言えば、私のようなおっさん世代にとっては給食の花形メニュー。普通のコッペパンを揚げただけなのに無性に美味くて、月に一-二度訪れる揚げパンの日を皆心待ちにしていた。ただ、この揚げパンはその時の揚げパンとは全然違う。ふわっふわの食感は給食の揚げパンがうらぶれた旅館の重い布団だとすれば、これは高級ホテルの羽毛布団。紙飛行機のように飛んでいくんじゃないかと思うほど軽い。そして、それがめちゃくちゃ美味い。今回″シナモン″味を頂いたがこれ以外にも三種類あり、選ぶ楽しさもある。この価格で手軽に食べれるメニューとしては文句のつけようがない。ありがとうございます!


カフェエフ 上州高原どりホットパニーニ:500円


カフェエフ
上州高原どりホットパニーニ:500円
@敷島陸上競技場


特にこれを食べよう!と決めていた訳では無く、ちょっと気になったので購入した商品。最近はどこも公式サイトも情報が充実しているので、行く前から食べたいものがほぼ決まっていることがほとんどだが、やっぱり少しぐらいは当日その場での出会い、ライブ感は大切にしたい。

と、いうわけで、こちらの商品。
注文が入ってから焼き上げられるパニーニは熱々。柔らかく、程よいプリッとした食感が残る上州高原どりは品のある優しい味わいで、トマトの組み合わせも凄くいい。上品なBLTサンドを食べているようで、想像していたよりも遙かに満足度が高い。

ただ、一つ気になるのがレタス。
みずみずしいレタスがたっぷり挟まっているので、その水分で鶏肉の繊細な味が薄まって少し水っぽく感じ、マスタードの酸味が微妙に感じる。牛肉100%パテ使用のハンバーガーならこれでも負けない力強さを持っているだろうが、この鶏肉はそういうタイプのお肉じゃない。このバランスさえもう少し調整していただければ、間違いなくもっと評価されると思う。


そば処 大村総社 「必勝」おそば屋さんのソースカツ丼(かつ2枚):730円


 そば処 大村総社
「必勝」おそば屋さんのソースカツ丼(かつ2枚):730円
@敷島陸上競技場


上州名物のひとつがこのソースカツ丼。
一般的なカツ丼のように卵でとじていないのが特徴で、信州のソースカツ丼のようにキャベツも乗っていない。味付けにはソースを使ったものとタレにさっとくぐらせるものの二種類があり、それをご飯にのせたもので、せっかちな上州人気質がこの一風変わった上州B級グルメを作り上げたと言われている。

こちらの大村総社さんのソースカツ丼は初代T1グランプリ(前橋市の豚料理NO.1決定戦)にも輝いた逸品。自家製のパン粉で揚げたカツを、お蕎麦屋さんらしくそばつゆをベースに使用したタレに潜らせたもので、噛むとジュワッとタレの甘さが広がる。あっさりとした肉の美味さとの相性がとにかく良く、見た目の素朴さからは想像出来ないほど豊かな味わい。ご飯にもたっぷりタレがかかっているのも凄くいい。思わずほくそ笑んでしまうことだろう。

ちなみに、カツは2枚と3枚の好きな方を選ぶ事が出来る。3枚だと950円。


2022/05/28

メインスタンド売店 揚げもち(2個入):450円


 揚げもち(二個入):450円
メインスタンド売店
@秩父宮ラグビー場


もっちりとした食感に、醤油だれの香ばしい味わいお餅。
特別なものではないが、その味わいや佇まいがどこか国立らしさを感じさせてくれるノスタルジック溢れる商品。まぁ、こんな事を感じるのは昔の国立競技場を知るスレッカラシのファンだけでなので、今を生きる人たちはちょっと摘まむにはいい感じの餅でしかないよね。

メインスタンド売店 ぼっかけ焼きそば:750円


 ぼっかけ焼きそば:750円
メインスタンド売店
@秩父宮ラグビー場


久しぶりに訪れた秩父宮ラグビー場。
旧国立競技場が無くなった今、昔の国立らしいスタグルを味わえるスタジアムは、今やここだけかもしれない。と、いうことで購入したのがこちらの商品。この日は無性にぼっかけが食べたかったのでセレクトしてみたが、そのクオリティーはある意味期待通り。確かにぼっかけはのっているが、肉は一切れ&こんにゃくは二切れだけ。そばもボソボソでお世辞にも美味しいとは言い難い。

ただ、そんな事はどうでもいい。こちとら、そんな事は重々承知で購入している。逆にこうでなければ困るぐらいだ。これぞ国立、これでこそ国立クオリティー。これが食べたかった。久しぶりの味わう国立らしさ満杯のスタグルは、今も変わらず乾ききった現代人の心を涙で潤す雨乞いの儀式。今のご時世では逆に貴重な存在となりつつある。思い出が深過ぎて、たまに食べると堪んないんだよね…。

2022/05/23

CAFE砂時計 チャーシューとゴボウサラダのサンド:500円 / バニラビーンズを使ったトロトロプリン:300円


 CAFE砂時計  
チャーシューとゴボウサラダのサンド:500円 / バニラビーンズを使ったトロトロプリン:300円
@埼玉スタジアム2〇〇2


ここ最近、私の中で埼玉スタジアムに来ると必ず寄るお店が、この「CAFE砂時計」さん。浦和サポーターから絶大な支持を得るこちらのお店は、マスターの狂気に満ちたこだわりで焙煎する珈琲が絶品なのだが、日替わりのサンドイッチとデザートもかなりオススメらしい。と、いうわけで、今回はその両方を購入してみた。


●チャーシューとゴボウサラダのサンド:500円

こちらは今回の日替わりサンド。
見た目からしてガッツリ挟み込まれたチャーシューとゴボウサラダの2種のサンドイッチ。味も見た目通り。一切の過不足無く安心感が凄い。


●バニラビーンズを使ったトロトロプリン:300円

こちらは今回の日替わりデザート。
もう、マジでメニュー名そのまんま。濃厚なトロトロプリンから贅沢に香るバニラの香りが凄くいい。口の中だけでなく、鼻でも楽しめる。
かって、埼玉スタジアムには開門後直ぐに売り切れる"埼スタプリン"、"埼スタプリン2"という逸品があったが、このプリンもクオリティーは負けず劣らず。元々の下地もあるんだから、カレープロジェクトだけでなく、プリンプロジェクトもお願いしたいね。

ローストチキンコオロギ ローストチキンレッグカレー:1000円


ローストチキンコオロギ
ローストチキンレッグカレー:1000円
@埼玉スタジアム2〇〇2


2品連続でフラストレーションが溜まる商品だったので、ここは確実に美味いものを求めて、信頼と実績のローストチキンコオロギさんで購入。埼玉スタジアムでは今年もシン・埼スタカレープロジェクトと題したキャンペーンが開催中だが、ローストチキンコオロギさんのカレーは野菜の甘みとスパイスをまとった自慢のローストチキンレッグをそのままカレーにドーン。味だけでなく、見た目の迫力も満点、お得感を感じる仕上がりになっている。味?勿論、美味いに決まっている。ただ、カレーのルーそのものは、トマトの酸味が効いた去年の方が個人的には好みかな。


牛たん千乃 麦とろ牛たん丼:1000円


牛たん千乃
麦とろ牛たん丼:1000円
@埼玉スタジアム2〇〇2


せっかくなので、娘々さんの"スタミナラーメン"を購入した同じ「埼スタ横丁」からもう1品。こちらは大宮に店を構える牛たん屋さんで、問屋や肉屋を通さず商社から直接仕入れた牛たんを、1本1本丁寧に熟成しているのが特徴らしい。と、いうわけで、こちらの丼を購入してみたのだが、正直満足度はかなり低い。先ず、牛たん。固い。牛たん特有のコリコリとした歯ごたえじゃ無くただただ固い。しかも、肉はペラペラで牛たんらしい厚みもない。多分、牛たん串で使えない部分を使ってるんじゃないかと思う。また、トロロも味付けが薄いというかほとんど無い上に水っぽく、一部は添えられたキュウリの漬物の青臭さが移ってしまっている有様。生のきゅうりでご飯を食べている気分になる。ドンブリも小さく、ボリューム感もないので、もう全てが物足りない。何となく既成感があると思ったら、UberEATSでハズレの店を引いた感覚だよ、これ。

もう、これはこの「埼スタ横丁」に出店している全ての店舗に言えることだが、出店スペース内の厨房設備が全く整っていない(恐らく、ガスも通ってないと思う。コンセントも僅かしかないのでは?)ので、現状店舗内で出来る事がかなり限られている。調理はほぼ出来ないので、他所で調理したものを運んできて売る形になる。勿論、それでも美味いものを提供できるやり方、それに適した料理はある。ただ、実際提供されているものは、この丼みたいにそうじゃないものが多い(ちなみに、他の埼スタ横丁のお店で提供されていた焼きそばも作り置きだったらしい)。このギャップをしっかり埋めないと、そりゃー期待外れにしかならんよ。昔はそれでも一定の評価は集まったが、今はもうそんな時代じゃないのよ。もう、こっちが追いつかないほど、皆様どんどんステージを上げていっているのよ。スタグル舐めんなよ。

とりあえず、この「埼スタ横丁」はソフト/ハード共にもう少し真剣にブラッシュアップしないと、すぐに飽きられそうな感じがする。せっかくの素晴らしい企画なんだから、もう少し色々精査して欲しい。なんかもう「ガンバッテー!ガンバッテー!」と励ましながら思いっきり顔面を殴ってくるビック・バン・ベイダーみたいな感じになっているが、是非1995.1.4東京ドームの猪木さんを彷彿とさせる大逆転勝利を掴んで欲しい。くれぐれも、猪木-ベイダーの初対決となった両国大会の様に、グダグダの展開の末、たった2分半で敗戦。暴徒化する客にリングアナウンサーが土下座をして謝罪するといった事にならないようにして貰いたい。期待しています。





娘々 監修・丹下竜一 スタミナラーメン:500円


娘々 監修・丹下竜一
スタミナラーメン:500円
@埼玉スタジアム2〇〇2


2022年5月13日サンフレッチェ広島戦より、埼玉スタジアム・バックスタンド3階コンコースに「埼スタ横丁」と名付けれで新しい飲食エリアが新設された。

以下、ニュースリリース抜粋⬇
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■飲食エリア新設のお知らせ
このたび、5/13(金)サンフレッチェ広島戦より埼玉スタジアム2〇〇2のバックスタンド3Fコンコースの売店エリアをリニューアルし、「埼スタ横丁」としてオープンすることとなりました。「埼スタ横丁」ではスタジアムグルメを通じて地域に還元することを目的に、埼玉で店舗を営む飲食店を誘致し展開していきます。埼玉県内のご当地グルメ、隠れた名店のグルメ、そして意外なグルメまで魅力的なグルメをぜひご堪能ください。

■埼スタ横丁のコンセプト
埼玉の「うまい」が集結。埼玉県内に店舗があるお店だけを集め「魅力ある埼玉」をここ埼玉スタジアムから発信していきます。スタジアムで出会い、店舗までつながる。みなさまとの素敵な出会いはここ埼スタ横丁から。心よりお待ちしております。
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と、かなり期待出来そうな感じだったので急遽参戦決定。勿論、最初に頂くのはこの「埼スタ横丁」の看板店舗と断言しても差し支えのない名店・娘々さんしかない。娘々さんといえば、埼玉県民のソウルフードと呼ばれるスタミナラーメンが名物。醤油ベースのスープにパンチのある辛旨の挽肉餡を合わせたもので、癖になる病みつき感が堪らなくいい。一応、なんちゃって埼玉県民である私も何度か店舗にお邪魔しているが、安くて美味くて、個性という名の魂も持つこのラーメンは結構お気に入り。だからこそ、それなりの期待と安心感を持って注文してみたのだが、ハッキリ言う。全然ダメ。もう、とにかく麺がダメ。生煮えの様に粉っぽさしかないのに、柔らかくてブヨブヨ…。本来なら相反する2つの不味いが共存している。もう、これだけ麺が不味いとスープの美味さでカバーするのは無理。逆に個性的な分、麺の不味さが際立っている。多分、技術的な問題+麺を茹でる火力も足りてないよね。店舗内を見た感じ、調理設備的なものはほとんどなく、ご飯は発砲スチロールの保温BOXから、挽肉餡はスープジャーから盛られていた。ガスの設備は勿論、電気のコンセントすら数える程しかないのだろう。なので、この設備なら基本的には他で調理したものを盛り付ける程度でしか出来ないと思う。麺を茹でること自体がミスジャッジだったかもしれない。

とりあえず、スタミナカレーの方はそれ程影響は受けないと思うので、娘々さんをちゃんと楽しみたい方はカレーをどうぞ。



2022/05/01

ゆがふ くるみカスタードクレープ:500円

 

ゆがふ
くるみカスタードクレープ:500円
@県立カシマサッカースタジアム


もう何度も言っているが、カシマスタジアムで一番オススメのデザートはゆがふさんのクレープだ。これも何度も言っているが、とにかく生地が美味い。この独特なサクサクの食感は唯一無二。私の中ではカシマで絶対に食べなきゃーいけないものの一つとして予定に組み込まれている。ただ、そんなゆがふさんのクレープを食べるのも今回は久しぶり。ここ数年はコロナ禍で出店されていなかったり、クレープが販売されていなかったりで中々タイミングが合わなかった。と、なると、いつも以上に期待感は高い。

ただ、そんな期待感を易々と超えてくるのがこのクレープ。甘くてほろ苦い胡桃の食感と濃厚なカスタードクリームは当たり前のようにこのクレープに合う。昨今はフルーツ盛り沢山のパフェの様な派手なクレープをよく見かけるが、このクレープに限っていえば全く不要。不思議と具材がシンプルな方が美味い。これが他のクレープとの違いであり、絶対的な個性となっている。

やっぱり、このクレープは最高だ。




ちなみに、この日もクレープは大行列。お世辞抜きにこの日1番人が並んでいた。まぁ、回転率の関係も有るだろうが、それでもこのカシマスタジアムでは凄いことよ。

幸鹿堂 フルーツモリモリパンナコッタ:800円

 

幸鹿堂
フルーツモリモリパンナコッタ:800円
@県立カシマサッカースタジアム

鹿島のデザート番長・幸鹿堂さんといえば、低価格で豊富なスイーツを楽しめるお店として人気があり、私もほぼ毎回お世話になっている。

そんな幸鹿堂さんで今回見つけたこのメニューにビックリ仰天。何に驚いたかって?価格だよ価格。800円。この店でこんな値段は初めて見た。いつも安くて美味いお店がいきなり高価格帯のメニューを出してきたら気になるよね?と、いうわけで迷わず購入。

たっぷり入ったパンナコッタはちょっと固めの仕様。練乳のかかった苺と白葡萄も文字通りモリモリ入っている。ただ、メニューに「たっぷりいちごソースと練乳かけます」書いてあるんですけど、そのいちごソースが見当たらないんですが…。多分、パンナコッタの甘さが控えめだったのも、いちごソースで補完するからだったんじゃないかなぁ…。もし、これがかかっている状態なら、パンナコッタの量にたいして少ないかな。うーん、残念。


charlie coffee ドリップコーヒー(中):400円


charlie coffee
ドリップコーヒー(中):400円
@県立カシマサッカースタジアム


ふらっとコンコースを歩いている時に見つけたこちらのお店。こだわりオーラが凄い本格的なドリップコーヒーをお手頃価格で楽しむことが出来る。サイズが色々あるのもいいね。


 

居酒屋ドリーム トウフメシ(並):500円

 

居酒屋ドリーム
トウフメシ(並):500円
@県立カシマサッカースタジアム


以前ハラミメシのレビューに何気なく書いた文章がある。

>>器の1/3を占める豆腐も、最初は空白を埋めるだけの邪魔な存在だと思っていた。ただ、一口食べて思い切り左頬をぶん殴られた。とんでもなく美味い。肉の旨みと出汁を存分に吸い込んだ豆腐は、正直ハラミより旨いんじゃないか?とすら感じてしまう。ご飯にこの豆腐と青ネギ。もう、これだけでも完璧だ。ハラミメシ、ハラミ抜き」。お願いしたら、裏メニューでやってくれないかな…。

お店の方が見てくれたかどうかは定かでは無いが、正直このメニューは私の為だけにあると思っている。もしかしたら、学生時代にありがちな「あれ?アイツ…俺のこと好きなんじゃね…?」みたいな素敵な勘違いの可能性もある、いや多分そうだろう。ただ、そんな事は
関係ない。これはもう俺の俺だけのトウフメシだ。実際に向こうがどう思ってるか?なんてどーでもいい。俺ももう既にI Love You.OKだ。俺が食べなきゃ誰が食うんだ!?としか思っていない。それぐらいの使命感と責任感、かってない程の高揚感を感じている。これは絶対に食べなきゃならないんだ。

と、いうわけで購入。
流石に豆腐だけにするまでは吹っ切れなかったのか、思っていた以上にハラミが鎮座している。比率でいうと、ハラミメシがハラミ:豆腐の割合が7:3ぐらいだとすると、この豆腐飯は3:7ぐらい。丁度、逆転した感じになっている。ただ、トウフメシは豆腐がぎっしりご飯を埋めつくしている分、質量的にはこちらの方がボリューミーかもしれない。そして、分かっていたことだが、この豆腐が本当に美味い!ツルんとした絹ごし豆腐に染み込んだあらゆる旨みと、トロトロの食感はほぼフォアグラ。ハラミと合わせればロッシーニみたいなもんだ。ご飯がどんどん無くなっていく。ハラミもめちゃくちゃ美味いんだけど、この豆腐の圧倒的な美味さの前では少し霞んだしまう。やはり、個人的にはこっちの方が圧倒的に好きだ。ただ、これは若さと勢いでハラミメシを押してくる山岡士郎に「フハハハッ!やはり貴様は何もわかっとらん!」と偉そうに講釈を垂れ威圧する海原雄山とは違う。ただの嗜好の問題。若者は肉たっぷりの濃厚でパンチのあるハラミメシを食べ、我々オッサンはヘルシーで落ち着いた味のトウフメシを頂けばいい。あれ?このハラミメシとトウフメシの関係って凄くね?世代間の住み分けもフレキシブルにこなすユニバーサルデザインドンブリ、そして完全な勝利しか産まないwin-winドンブリやん。

完璧という二文字をここで実感するとは夢にも思わなかったぜ。


居酒屋ドリーム ハラミ茶漬け(ミニ)400円 / トントロベーコン:500円 / ガツ刺:300円

 

居酒屋ドリーム
ハラミ茶漬け(ミニ)400円 / トントロベーコン:500円 / ガツ刺:300円
@県立カシマサッカースタジアム


今回、カシマサッカースタジアムに訪れた最大の目的がここ居酒屋ドリームさん。”ハラミメシ”や”タンメシ”等、今やカシマを代表するスタグルを販売しているお店として有名だが、今回はそれ以外のメニューで気になるものが沢山あったのでまとめて購入してみた。


ハラミ茶漬け(ミニ)400円

ハラミメシで使用している柔らかく煮込まれたハラミをご飯の上にのせ、あっさりとしたダシで仕上げた一品。サラッとした口当たりで食べやすく、サラサラと流れ込んでいく。〆の一品としても間違いがない。まぁガッツリ食べたい人は最初からこちらではなくハラミメシを選ぶと思うので大丈夫だとは思うが、ハラミメシと比較すると同じ値段でも肉や豆腐等の具材は少なめ。その点だけ注意が必要やね。


●トントロベーコン:500円

分厚くカットされた国産豚の豚トロのベーコンは肉汁が溢れ出すジューシーの権化。脂身が多めだがコクと旨味があり、焼き目の香ばしさも相まってしつこさが無い。この手の商品と言えば、カシマスタジアムでは五浦ハムさんのハム焼が絶対的な地位を確保しているが、それとはまた違った魅力と美味さがある。しかもかなりデカい。隠れた逸品と呼ばれるのも納得ですわ。


●ガツ刺:300円

茹でた豚の胃袋(ガツ)をネギとポン酢、おろしにんにくで頂く、スタグルでは中々見かけないおつまみメニュー。ガツのコリコリとした歯ごたえと、ポン酢のサッパリとした酸味、力強い香りと風味を持つニンニクの旨味がマジで堪んない。しかも、たった300円なのに量もたっぷり。ただ、これだけたっぷりあるのに全く飽きがこない。いや、凄いよ…。


トウフメシ:500円(並)を加えた、今日の居酒屋ドリームオールスターズ。これだけバラエティーでボリュームたっぷりなのにたったの1700円!勿論、腹いっぱい!胸いっぱい!

居酒屋ドリーム、恐ろしい子!!