2022/12/24

☆☆俺の好きなスタジアムグルメ-2022-☆☆





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今年も無事にシーズンが終了した。
去年に引き続きコロナ禍の影響はあったけど、それでも徐々に日常が戻ってきているのか、スタグルに関しての制限はほぼ無くなった。今はもうこれが日常なんだと思う。それより、今年はW杯開催の影響から例年よりJ1・J2のリーグ戦が一か月ほど早く終わり、天皇杯も終了しているので、明らかに暇を持て余す日々が長い…。もう来シーズンが待ち遠しくて仕方ない。が、とりあえず今年も区切りだけは付けておきたいと思う。


2022年、新規開拓したスタジアムグルメは215品。今年も数多くのレベルの高いスタグルに出会う事が出来た。

その中からの12+BEST!


さぁ、色有り恋有り情け無し!
男の道をひたすらに、求めて明日を魁よ!


俺の好きなスタジアムグルメ‐2022‐!!






ドラゴンラーメン
濃厚鶏そば レモンのチカラ:900円
水戸市立競技場


旨味が凝縮した鶏白湯にレモンの酸味が加わることで後口が驚くほど爽やか!口の中に入れた時のインパクトは残っているのに、その重さを後からは一切感じない。
全体の完成度も随一で美味いの線上降水帯状態!






中華料理 しょうりゅう
魅惑の飛騨牛わさびーふ丼:800円
長良川陸上競技場


上質な飛騨牛の牛すじ煮込みに風味抜群のわさび醤が加わることで、元々高い味のクオリティーがぐぐぐぐぃーっと急上昇!飛騨牛のブルース、わさび醤のゴスペル、紫電一閃、抜けば玉散る緑の刃。

この丼は刹那のバラードだ。
ありがとう…ありがとう…。





グリーンストア
とろけるプリンパフェ:600円
山形県総合運動公園陸上競技場


これだけシャインマスカットがぶっ刺さってこの値段はスゴい!プリン単品もあるが、こっちを選ばない世界線が無い。

あの中邑真輔ですら自分のキャラを忘れ「どーしょっかなぁー…答えばこうだ!イァオ!」と言わず「こっちぃー!」と即答するレベル。






ひだコロッケ本舗
コロッケバーガーくろ助:500円
長良川陸上競技場


皆大好き飛騨牛コロッケ。
これはそのコロッケと旬の飛騨産有機野菜、チーズを竹炭入り黒パンズで挟み込んだご当地バーガー。コロッケのサクサク感とふんわりとしたパンズの対照的な食感、万願寺唐辛子の程よい苦みとチーズのコクが驚く程ベストマッチ!






黒豆カフェ
黒豆ホイップクレープ
京都スタジアム



たっぷりのホイップクリームに丹波黒大豆と黒豆黄粉、黒みつのシンプルで上品な味わいとバランスが凄くいい!黒豆の炊き加減もバッチリで、煮汁をクレープ生地にも混ぜ込み全体の一体感が凄く整っている。京都ならではのクレープだ。

黒豆は一粒10円で無限増殖可能!
やっほぉぉぉぉーーーー!!!!!





hitasura kitchen
トマトチーズ鶏飯:800円
鹿児島県立鴨池陸上競技場


奄美大島の名物料理・鶏飯。
この店では色々なトッピングが用意されているが、今回はあえて逆方向のど真ん中トマト&チーズを選んでみたがこれが大正解!見た目の味わいも表面的にはイタリアンなのに、芯の部分はしっかり鶏飯のまま!鶏飯として全くぶれていない。

それが何気に一番凄い。






岩代屋敷大王
マスコット弁当:各1000円
福島県営あずま陸上競技場



●福嶋火之助弁当


●家臣赤兵衛弁当


●虎百弁当

従来の弁当がリニューアル。
サッカーに勝敗は付きものだ。勝つ時もあれば負ける時もある。とは言っても、心にはぽっかり穴が空く。その時、足りない人の心を埋めるのは恋人じゃない、親でもない。スタグルとマスコットなんだ。

Love me,I love you。
ねぇ、そぅでしょ?






福島りょうぜん漬
つけものPIZZA:500円
福島県営あずま陸上競技場


生地を埋め尽くす高菜とチーズの相性が素晴らしい!そこに激辛親父ちゃん漬が加わり、美味さの根源である酸味に厚みが増して豊かに味が膨らんでいる。これは凄い!こんな個性的なPIZZAは初めてだ。

私が犬ならすぐ仰向けになって完全服従だ。







ファジフーズ販売テント4
千屋牛牛串:600円 
岡山総合グラウンド陸上競場


まごうことなきファジフーズの大看板!
柔らかく、豊潤な肉の旨さと滴り落ちる脂の甘みに「美味い!」以外の言葉は必要なし。スタジアムに美味い牛串は数多くあれど間違いなくトップクラス。

これを食べずにファジフーズを語るなど不道徳&不誠実でしか無い。







金丸 精肉店直売
国産ヘレステーキ:900円
京都スタジアム(かめおかecoマルシェ)


これぞ私が心焦がれたヘレステーキ!
厚くカットされた国産牛ヘレ肉をその場で焼き上げるステーキは、当たり前のように柔らかく、肉が芳醇!噛めば噛むほど肉の味が湧き出る打出小槌!

これがこの値段でスタグルとして食えるのは明らかに錯誤がある!






Colpo della Strega
田舎風パテ:600円
横浜国際競技場


肉々しさが残る食感!迸る絶妙過ぎるスパイス感!もう全てが完璧。これは極上のハンバーグと極上のソーセージの良い所だけを選り選ったパンクラスもびっくりのハイブリッドボディー。もう、ちょっとしたクセさえも愛おしい。やっぱり、コルボデラストレーガさんこそがマリノススタグルの象徴だ。

大好き過ぎて失神しそう。






NISHI’s KITCHEN
唐揚げ棒:200円
いわきグリーンフィールド


サッカー日本代表専属シェフ・西さんが直々に揚げるのがこの唐揚げ。
べらぼうにデカい…。す…凄く大きいです…。
デカすぎて持ち上げると重量感から串が指に食い込む。しかも、衣はサクサクで肉汁が溢れるほどジューシー。スタグルとして食べた幾多の唐揚げの中でも断トツNo.1!

この値段は絶対におかしい。




そして、最後に…。







HOME TOWN FOODTRUCK DERI
京都スタジアム(かめおかecoマルシェ)






フレンチお惣菜盛り合わせ:1000円 



今年のBEST SHOPは最大の衝撃と最高の発見だったこのお店っ!
卓抜奇抜秀逸なクオリティーの高い料理たちを前に、私は親鳥に餌をせがむヒヨドリの雛状態!間違いなく北海道の熊が鮭を狩るスピードよりも速く貪った。本当に全てが美しく何を食べても美味かった!

素晴らしいぃぃぃーーーー!
大好きだぁぁぁぁぁーーーー!!!!!!


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以上。


毎年毎年進化し続けるスタグル。
追いかけるのは大変だが、それを追い続ける喜びはやっぱり何事にも代えがたい喜びがある。来年はいったいどんな新しいスタグルが飛び出してくるのか?今から楽しみでしかない。

今のところ、来年は私の故郷・奈良クラブの試合を中心に観戦する予定だ。と、いう事は必然的にJ3のスタグルが今年以上に多くなるかもしれない。需要はますます先細りしそうだが、まぁそれはそれで別にいいや笑

という事で、来年もよろしくお願いします。
今年もご馳走様でした。

2022/12/18

DEENEY'S カサノヴァ:1300円

 

DEENEY'S
カサノヴァ:1300円
@国立競技場(付近)

この日は「2022高松宮杯U-18ファイナル」開催。
正直、スタグルは期待できないなぁ…と思っていたので、前々から行ってみたかったこちらのお店で事前に購入していくことにした。DENNY'Sさんといえば、今やマリノススタグルを代表する大看板。その実店舗が国立競技場のすぐ近くにあり、普段マリノススタグルでは味わえないメニューもあるという事で楽しみにしていた。まぁ、厳密にはスタグルとは言えないけど、今回は気にしない。

と、いう事で購入したのがこちら。
イタリアのベースト状のソーセージ・ンドゥイヤソーセージとローストチキンをベースにチェダーチーズ、レッドオニオン等をサンドしたトースティ。サクサクカリカリのパンからとろけ出すチーズとスパイシーなソーセージの味わいが絶妙で、食べ終わるまでずっと美味いと愛してるが交差している。もう、流石としか言いようがない。当たり前のように待たされる(この日は先客がいたので20分以上…)のはスタグルと同じだが、それを差し引いても満足度は充分高いし、何度でも行きたくなっちゃうんだから凄いよね。もう、国立競技場に来る時は毎回来ちゃう未来しか見えない。



COCONUT TREE MEGA MIX:1500円


COCONUT TREE
MEGA MIX:1500円
@国立競技場

「2022高松宮杯U-18ファイナル」観戦時に購入。
オリジナルのもち粉で仕上げたモチコチキンやガーリックシュリンプ、ロコモコ、アンガスステーキの4種類全てを一気に楽しめるボリューム満点のお弁当。特に自慢のモチコチキンは外はカリッと、中はジューシーな仕上がりで独特の食感がかなりいい。もう少しハンバーグが美味ければ(多分既製品かな?)もっと満足度は跳ね上がるんだけどなぁ。




2022/11/27

ザ・モスク・コーヒー トルココーヒー(ボスニア・コーヒー):500円


ザ・モスク・コーヒー
トルココーヒー(ボスニア・コーヒー):500円
@千葉市蘇我球技場


こちらも「イビチャオシム監督追悼試合」限定のメニュー。
“トルココーヒー“という言葉が聞き慣れていないので調べてみると、コーヒーのルーツと言われ、その伝統と文化がユネスコ無形文化遺産にも登録されている。粉ごと煮出し、粉ごとカップに注ぎ込まれるトルココーヒーは、沈殿した粉は飲み干さず上澄みだけを飲むのが特徴で、トルコだけでなくオシムさんの故郷であるボスニアでも食後や家族、親しい人たちとの団欒の歳には好んで飲まれているらしい。

実際、その作り方はかなり異質。銅製のカップを熱した砂で暖める様子は異国情緒満載。湧き上がり、ぷくぅーと膨らんでくる時にはこちらの期待感もMaxボルテージになっている。ボルケーノだ、ヴァー!そして、その味わいもかなり独特。苦味が強くかなり濃いめの味わいはエスプレッソににているが、どこかスパイシーで丸みもある。飲んでいるうちに味が少しずつ変わっていくのも面白い。気分は飛んでイスタンブール、黒い光のロール、千葉だけどパラダイスだ。

この店が今日だけで終わるのは悲しすぎる。試合日には新設されたオシムゲート近くでオシムさんを偲びながら飲みたい。じゃないと、あれはいったい何だったんだろうという日が必ず来る。何度思い返してもわからない。「例えば」「まさか」「仮に」「もしも」「ひょっとしたら」そのすべてが交差する人生の五叉路。そっとそえられる人生の隠し味になるには早すぎる。

何とかならないものだろうか。





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オシムさん、ありがとうございました。
多くの方が仰っているように、私も貴方の創ったオシムJAPANをW杯が見たかった。監督の力で日本代表が前進している事を一番感じ取れた時期でした。

本当に無念です。

心よりご冥福をお祈りいたします。