2019/03/31

四川乃華 えびマヨ:650円


四川乃華
えびマヨ:650円
@松本平広域公園総合球技場


今回、松本に行くと決まった時に、ある方から激奨されたのがこの”エビマヨ”。ある方曰く、とにかく美味くて、ビールが進むんだそうだ。山雅ビールと一緒に食べると堪らんらしい。是非一緒に食すべきだ!と熱く語られた。

うーん、なるほど…。

で、とりあえず確認しときたいんだけど、君、私がお酒を飲めない事知ってるよね?それ、オススメの仕方として間違ってるよね?私のイマイチ心に響いてないこの表情、見てわからんか??でも、君のそんな悪気の無い善意が私は大好きだ。一番好きな所だと言っても過言じゃ無い。だから許す。エエんやで。

と、いうわけで、かなり並んだ末に購入。

確かに、カリッとしたサクサクの衣とプリプリの海老が美味い。マイルドなマヨネーズソースもこの衣にぴったりだ。こりゃー、ハマる。

ただ、余計な事前情報を聞いていたせいで、何か凄く損した気分になった。だって、山雅ビールと一緒に食べたらもっと美味くなるんだろ?

やっぱ、アイツ。
悪意の塊やな…。




信州のおみやげ屋さん 松本山雅FCポテトチップ~山賊焼き味~:430円


信州のおみやげ屋さん
松本山雅FCポテトチップ~山賊焼き味~:430円
@松本平広域公園総合球技場


「お土産にいかがですか〜!」と勧められたので購入。地元企業と協力して作った、”100%松本山雅FC”なパッケージはお土産にピッタリだろう。

まぁ、完全なお土産商品なので「値段の割に量が少ない!」とかいうのは野暮。見た目で楽しく、美味しければそれでいい。

これ、Jリーグ全クラブのオリジナルパッケージで、ご当地ポテトチップスを作っても面白そうだよね?
勿論、川崎はバナナ味。
FC東京はイナゴ味でお願いします。



しおじり山賊焼の会 甘めの玉子焼き:400円


しおじり山賊焼の会
甘めの玉子焼き:400円
@松本平広域公園総合球技場


なんでも、栃木のスタジアムグルメで「玉子焼き」が凄く評判が良いらしい。へぇーそうなんだー…いいなぁー…食べたいなぁ…。玉子焼きって本当に美味しいもんねぇ…。

と、思っていたらこのスタジアムでも見つけた。

商品名は「甘めの玉子焼き」。
甘い派/しょっぱい派が真っ二つに分かれる仁義なき玉子焼き論争において、初めからどちらの流派かハッキリ断言するのは不幸が起きなくていい。

個人的にはどちらでもOKなのだが、甘めなら醤油が欲しい。しょっぱめならネギが欲しい。よーするに極端に偏って欲しくない。この玉子焼きに関して言えばシンプルでちょっとしたおかずとしても、肴としても万能だ。でも、色んな意味でちょっと雑かなぁ…。




喫茶山雅 Traditionalブレンドコーヒー:400円


喫茶山雅
Traditionalブレンドコーヒー:400円
@松本平広域公園総合球技場


元々、松本山雅FCは当時の国体の長野県選抜の選手を中心に設立されたクラブであり、クラブの名称は選手のたまり場だった喫茶店「山雅」に由来している今でこそ、Jリーグに参戦する程の大きな存在となった松本山雅FCだが、「喫茶 山雅」の存在が特別であることに代わりはない。しかし、その「喫茶 山雅」は1975年の駅前再開発により閉店。長らく、その存在は歴史の中でのみ語られていた。

そして、2015年。
松本山雅FCはクラブ50周年の記念事業の一環として「喫茶 山雅」を復活させるプロジェクトを発足。その2年後、約40年ぶりに「喫茶 山雅」が復活した。そんな「喫茶 山雅」のコーヒーがスタジアムでも楽しめる。

オリジナルブレンドコーヒは2種類あるが、この”Traditionalブレンド”は純喫茶山雅のオーナー山下忠一氏のご息女、山下恵子氏監修の下、豊かな香りとどこか昔懐かしいコーヒーを50年の時を経て復活させたもの。クラブの歴史に想いを馳せ、飲むコーヒ。それをスタジアムで頂く。それはやっぱり特別なものだ。




Soraya 山賊黒酢バーガー:600円


Soraya
山賊黒酢バーガー:600円
@松本平広域公園総合球技場


長野と言えば”山賊焼き”。蕎麦、おやきに並ぶ、長野県を代表する郷土料理の一つで、このスタジアムでも山賊焼きは大人気だ。

山賊バーガー”はそんな山賊焼きをバーガーに仕立てた一品。このスタジアムでも様々な売店で販売されているが、元祖はここ「Soraya」。今回はこのお店でちょっと変化球の”山賊黒酢バーガー”を購入した。

「山賊焼にコクのある黒酢ソースをからませ、焼きナスと白ネギをトッピング」。もう、文面だけでヨダレが出そうなぐらい旨そうなんだ…。しかも、全国ご当地バーガー5位の実績も持つらしい。期待せずにはいられない。

※これ、調べてみたらTBS系列で放送された「ランキンの楽園」という番組内の”ギャル曽根が食べまくって決める!全国!激うまご当地バーガーランキング”での実績みたい。とっとりバーガーフェスタが主催する「全国ご当地バーガーグランプリ」ではないのね…。


ただ、結論から言えば、残念、ただただ、残念…の一言に尽きる。

理由は2つ。

一つは作り置きで冷め切っている事。
確かに、このままでも不味くない。十分に旨い。でも不満がある。冷めていることでバーガーというより総菜パンに成り代わっているんだ。総菜パンとしてならレベルは高い。でも、これハンバーガーだよね?なら、私は満足できない。いくらポテンシャルが高くとも、温かい出来立てバーガーには劣る。それがハンバーガーだろ?冷めきったバーガーはバーガーじゃない。ただの総菜パンだ。恋愛もバーガーも同じ、冷めたら終わりなんだ!

もう一つは、私が購入したものには「焼きナス」が入っていなかった。なので、商品として全然完成形じゃない。う~ん…。

期待値が高かっただけに、本当に残念過ぎるぜ…。




メニューにはしっかり「焼きナス」の姿が見えるが、私が購入したものには入っていなかった。断言できる。


「Soraya」があるのはメインスタンドコンコース。
人気店の為、行列は必至となる。

安曇野小町 和三盆プリン:300円


安曇野小町
和三盆プリン:300円
@松本平広域公園総合球技場


和三盆は香川や徳島などの四国東部で伝統的に生産されている砂糖の一種。まろやかなで独特な風味を持つ味わいが伝統的な和菓子作りなどで重宝されている。

そんな和三盆を使用したこのプリン。
しつこくなく、サッパリとしているのに濃厚な甘さは上品そのもの。食感はよくあるプリンの様なプルンプルンとしたようなものではなく、しっとりとした滑らかな舌触り。お中元やお歳暮で貰うプリンをイメージして貰うとわかりやすい。

容器が細長く少し食べにくいが、それも個性。個性的な奴は大好きだ。




安曇野小町 レモンスカッシュ:350円


安曇野小町
レモンスカッシュ:350円
@松本平広域公園総合球技場


ぷるぷるのゼリーが入った手作りのレモンスカッシュ。蜂蜜の程よい甘さも丁度いい。

ここ最近、色々なスタジアムで様々なオリジナルビールやカクテルが販売されているが、私のようなアルコールが苦手な人間は凄く寂しい思いをしている。"山雅ビール"だって本当は飲みたいが飲めない。子供達だって同じ思いだろう。

なので、こういうオリジナルノンアルコールドリンクがあると、本当に嬉しいんだよなぁー。



凌駕 movin’on 煮干醤油ラーメン:700円


凌駕 movin’on 
煮干醤油ラーメン:700円
@松本平広域公園総合球技場


ここ松本を代表するスタジアムグルメがこの 「凌駕 movin’on」の”煮干醤油ラーメン”。松本市内の人気ラーメン店ということで、営業開始直後から長蛇の列が出来ている。

特徴としてはやっぱりスープ。煮干しの味がしっかりとした醤油スープは苦みやエグミもなく、ストレートに煮干しの旨味が引き出されていて、優しく体に染み込んでいく。大きめのシナチクもいい感じ。

今日みたいに少し肌寒い時は特にだけど、スタジアムで美味しいラーメンを食べるって、本当に幸せなんだよなぁ〜…



LIVE’S KICHEN Kurekino そばいなり:300円


LIVE’S KICHEN Kurekino
そばいなり:300円
@松本平広域公園総合球技場


天ぷらそば”と同じお店で購入。
油揚げの甘じょっぱい味と蕎麦がシンプルに絡み合うこの商品。蕎麦の食べ方としても新鮮で美味い。

トッピングは季節によって変わるようで、料理としての幅も感じる。面白いよねー!




LIVE’S KICHEN Kurekino 天ぷらそば:700円


LIVE’S KICHEN Kurekino
天ぷらそば:700円
@松本平広域公園総合球技場


松本と言えば”信州そば”。
松本に来て蕎麦を食べないなんて無能の極み。美味い蕎麦を食う為に訪れる場所、それが松本だ。

と、いうわけで私も蕎麦を食べる。

このスタジアムで蕎麦というと、圧倒的な人気を誇るのが「駅そば イイダヤ軒」の方。実際私もそちらで食べようと思っていたが、たまたま後ろに並んでいた松本サポーターの方に「こっちは駅そばとして美味しいの。信州そばとは違うよ。」と教えて頂き、予定を変更。急遽こちらの店で購入する事にした。

長野県産の「そば」を独自の配合でブレンドし、石臼挽きで挽きたてのそば粉を使用した本格手打ちそば。だしの香りが引き立つそばつゆ。サクサクとした食感の残るかき揚げ。その全てが私の蕎麦欲を気持ちよく満たしてくれる。

ただ、器の中華感全開ムードはどうにかしてほしい。鳳凰に雷紋。これだけで、ムードが削がれる。大人なホテルに行って、布団カバーがドラちゃんだったら台無しでしょ?

やっぱ、ムードって大切やん。



駅そば イイダヤ軒 からしいなり:200円


駅そば イイダヤ軒
からしいなり:200円
@松本平広域公園総合球技場


「からしいなり」は長野県の松本市周辺のみで親しまれている郷土料理。松本市から離れると、長野県民でも知らない人がいるらしい。

いなりとからし。
意外な組み合わせだが、これが想像している以上に美味い!味付けした油揚げを裏返しにし、からしを塗って酢飯を詰め込んだシンプルな料理だが、辛さは甘じょっぱさの中にほんのりと感じられる程度。しかし、そのさじ加減が絶妙!これはクセになる美味さだ。普通のいなり寿司だと味が単調なのですぐに食べ飽きてしまうのだがこれならいくらでもイケる。蕎麦との相性も間違いないだろう。後からツン!と来るので子供には少しキツイかもしれないが、松本に来たら絶対に食べるべき一品。むしろ、全国の立ち食い蕎麦屋には定番商品として導入を検討してもらいたい。


おやき工房 旬菜花 桜おやき:200円


おやき工房 旬菜花
桜おやき:200円
@松本平広域公園総合球技場


長野県の郷土料理のひとつ”おやき”。
餡の材料には野菜や山菜を用いるのが一般的だが、地元住民の軽食や観光客向けの土産物として広まるにつれ、様々な変わり種も登場している。これもその中の一つ。

春の訪れを感じさせる桜のあんこ。生地にも桜の塩漬けが埋め込まれ、両サイドの甘塩のバランスがとてもいい。季節を感じることのできる食べ物って本当にいいよねー。



おやき工房 旬菜花 SUNPROおやき:250円


おやき工房 旬菜花
SUNPROおやき:250円
@松本平広域公園総合球技場


長野県の郷土料理のひとつ”おやき”。
餡の材料には野菜や山菜を用いるのが一般的だが、地元住民の軽食や観光客向けの土産物として広まるにつれ、様々な変わり種も登場している。この”SUNPROおやき”もその中の一つ。

ネーミングライツを取得したSUNPROの刻印が目印の同商品。餡は信州名物の山賊焼きをプロセスチーズとトマト、ピーマンで洋風に煮込んだもの。チャレンジ精神に溢れた面白い”おやき”だ。

個人的な問題として”おやき”は正直あまり好きじゃなかった(生地がちょっと苦手…)んだけど、このおやきを食べて意識に変化。逆にちょっとハマった。やっぱり苦手なもの程しっかりとした物を食べないとダメだね。




2019/03/20

横浜スタジアム各売店 みかん氷:350円


横浜スタジアム各売店
みかん氷:350円
@横浜スタジアム


見た目はカキ氷に缶詰のミカンとシロップをブッかけただけの代物。だが、その完成度が凄い。信じられない程、美味い。こんな単純な組み合わせが何故ここまでの化学融合を起こし奇跡的に美味くなるのか!?全く理解出来ないし、科学的根拠も見つからない。 

しかし、現実は目の前にある。

氷とミカンの出会い。
この出会いは完全に奇跡なんだ。

ひと口食べれば夢中になる。
LOVE? 勘違い?
いや、そうじゃない。
いきなり恋に落ちてしまう。
それがこのみかん氷なんだ。

その運命ともいえる出会いに感謝し、夏の日の日差し突き刺す横浜スタジアムで心震わせよう。 そして、今年もまた、横浜スタジアムで何度目かの夏を迎えるのだ。


近年、横浜スタジアムには"名物"と呼ばれる商品が続々と登場している。どの商品もクオリティが高く【名物】に相応しいものばかりだ。

しかし、頂点に立つ者は常に一つ!

ここ横浜でその存在は揺るぎない。
誰だろうとこの永遠の絶頂をおびやかす者は許されない、決して。

「帝王」はこの"みかん氷"だッ!!
依然変わりなくッ!


以前は三塁側内野席25通路手前の売店でのみ販売されていたが、
近年は様々な店舗で販売されている。
その存在感はこのスタジアムに欠かせない。