2021/10/23

日比谷松本楼 カレー&ハヤシ弁当:1000円 / カニコロッケ(単品):250円 / カスタードプリン:300円

 

日比谷松本楼
カレー&ハヤシ弁当:1000円 / カニコロッケ(単品):250円 / カスタードプリン:300円
@東京スタジアム

創業1903年の老舗の洋食レストラン「日比谷松本楼」。この名店がキッチンカーで出店している事実がちょっと信じられないのだが、間違いなくコロナ禍の影響があるのだろう。

と、いうわけで、今回は事前予約販売で購入してみた。


●カレー&ハヤシ弁当:1000円

日比谷松本楼伝統の味を引き継いだカレーソースと、濃厚なデミグラスソースで煮込んだハヤシソースの両方が一気に楽しめる何とも贅沢なお弁当。上品な見た目そのままの落ち着きと深みのある味わいに、私も嫁ちゃんもうっとり。これぞ洋食!期待通りの美味さ!
実店舗でもテラス席が人気らしいがよく分かる。穏やかな秋の木漏れ日の中で頂くと、幸せしか運んでこない。


●カニコロッケ(単品):250円

今回の事前販売ではいくつかの単品メニューも選べたのでこちらをチョイス。洋食屋と言えば、個人的にはやっぱりカニクリームコロッケは外せない。勿論、やる事はひとつ。カレーにドーン!だ。


うまーい!
中がトロトロのコロッケはそのまま食べても勿論美味いのだが、カレー&ハヤシソースと合わせることで美味さが倍増。トッピングとしての理想的な成長曲線を描いている。一緒に購入して大正解!これが1個250円はお得すぎる。迷わず選んだ自分を全力で褒めてやりたい。


●カスタードプリン:300円

そして、締めはこれ。
老舗洋食店らしいエレガントな風貌そのままの優しく滑らかな舌触りが秀逸。カレー&ハヤシでどんちゃん騒ぎの口の中を一気に落ち着けてくれる昔ながらの正統派プリン。
絶対に一緒に購入した方がいいね。


SEAFOOD MARKET 鯖FATマーマレード:700円 / フルーツ東京MIXサンド:700円


SEAFOOD MARKET
鯖FATマーマレード:700円 / フルーツ東京MIXサンド:700円
@東京スタジアム

八王子卸売総合センター内に店を構えるこちらのお店。市場に出店しているメリットを最大限に活かし、鮮度の高い旬のものをサンドイッチにして販売しており、早い時には午前中に完売する事もあるらしい。
しかも、私が訪れた前日には「めざましテレビ」でも取り上げられたので、こりゃー明日は争奪戦かな?と身構えたが、意外とすんなり購入する事が出来た。


●鯖FATマーマレード:700円 

この店の看板商品がこちら。
とにかく、溢れほどたっぷりの野菜と鯖のバランスがお見事!鯖のクセのある部分もマーマレードの爽やかな甘みとフレッシュな苦味で覆い隠すのではなく、完璧に個性として活かしている。とにかく美味い!
これには無類の鯖好きである私もニンマリ。1ヶ月ぐらい毎日昼飯がこれでも、私は文句を言うどころか30パターンの喜びの声を上げ続ける事だろう。今まで食べたフィッシュ系サンドでは間違いなく1番美味い。


●フルーツ東京MIXサンド:700円

もう1つの看板メニューがこちらのフルーツサンド。旬のフルーツで作っているので内容は毎回変わるらしく、今回はパイナップル、キューイ、バナナの組み合わせ。色の系統が似ているので見た目のインパクトは弱いが、味のインパクトは十分。フルーツはお尻までビッシリ敷き詰められ、クリームもたっぷりなのも嬉しい。
個人的にはフルーツサンドはフルーツと同じ比率でクリームも入れて欲しい派党首なので、これは理想的。手に持った時の重量感はテンションに比例する。

やっぱり、フルーツサンドはこうでなくちゃーいかん。

焼芋専門店 芋やす 焼き芋サンド:750円

 

焼芋専門店 芋やす
焼き芋サンド:750円
東京スタジアム

茨城県産の焼き芋から作る無添加商品が人気のこちらのお店。
このサンドイッチはじっくり糖化した後冷やした完全熟成の紅はるかと生クリームで仕上げた日本初の焼き芋サンド。芋のガツンとしたトロけるような甘みと生クリームのコク、パン生地のやさしい塩味の一体感がとにかく素晴らしい。間違いなく美味い。

ただ、一つ物申すなら、芋が少ない。
芋がほぼ見えている表面部分、全体の半分も無い位しかないので、調子に乗って正面からかぶりついた結果、後半は全く芋無し、ただの生クリームサンドになってしまった。私の食べ方に問題があるのも認めるが、個人的にはサンドイッチはどこから食べても等しくあってほしい。

Don’t think feel.
~考えるな、感じろ~

と、言われても芋が無きゃ無理だ。





山田のうなぎ号 うな重:2300円(ミニ:1300円 特上:4200円)


山田のうなぎ号
うな重:2300円(ミニ:1300円 特上:4200円)
@東京スタジアム

ここ最近、突如として各地のスタジアムに出現しだしたこちらのお店。
鹿児島県志布志市・霧島山系の綺麗な水で、プロの鰻師達が無投薬で稚魚から育て上げた特別な鰻を特製のタレと炭火で焼き上げ、スチームオーブンレンジで仕上げる本格蒲焼。米は秋田県産あきたこまち(米の種類は変わる事もある)をキッチンカーに備え付けた羽釜で炊き上げている。とにかくシンプル。ただ、このシンプルな組み合わせが果てしなく美味い。

「鰻と米」

この二つを突き詰め、しっかり美味いので他に何もいらない。
鰻が美味い!米が美味い!
一緒に食べると更に美味い!
過不足もなく過剰なものもない。
だから、このうな重はご飯にうなぎのタレもかかっていない。
ただただ、鰻と米を食う。
それがマジで堪んない。

あぁ、あまりにも美味いから、さっき「イタリアン食堂 くってけ亭」さんの弁当を食べたばかりの嫁ちゃんの箸が止まんないよ…。「最近、食欲がないかも…」が口癖の方が二個目の弁当をバカスカ食ってるよ…。まぁ、これだけ美味いと仕方ないな。

お値段を見て後退りする方もいるだろう。
ただ、その勇気の先には”美味しい!”という無限の満足と、”もっと食べたい!”という果てる事のない渇望が待っている。
 

容器もしっかりしているのもポイントが高い。






ちなみに、このキッチンカーは元々吉祥寺の人気店「挽〇と米」が店舗を構える前に使用していたもの。経営者の方がそちらにも参画しているからかな?
隙間からはその時の名残が若干見え隠れしている。

イタリア食堂くってけ亭 三種盛り:1000円


イタリア食堂くってけ亭
おかず三種盛り:1000円
@東京スタジアム

スタジアムグルメ2000品実食達成に向けてどうしても一つ心残りがあった。
それが「イタリアン食堂 くってけ亭」さん。
去年、町田に彗星のように現れ、一瞬にしてサポーターの心をつかんだこのお店。その最大の特徴は提供スタイルで、毎回異なる7品前後の料理の中から好きな物を選ぶことが出来る。なので、いつ訪れても目新しく楽しい。と、いうわけで、いつの間にかFC東京に引き抜かれ、味にうるさいFC東京サポからも人気を集めている。そりゃー私も食べてみたいと思うさ…。だって毎回、SNSで上がる画像を見るたびに美味そうなんだもん。なんなら、スタグルとは関係なしに食べに行ってやろうかとも思ったさ。ただ、やっぱりスタジアムで食べなきゃ意味がない。スタジアムで食べるから意味がある。なので、二か月前からこの日に狙いを定め、事前販売も速攻で申し込み完了。嫁ちゃんという名のもう一つの胃袋も携えてスタジアムに向かった。


●おかず三種盛り(事前販売版):1100円
・事前販売限定 ピリ辛スパイシーポークの四川風ペペロンチーノ
・自家製シーズニングのこだわりローストポーク
・チキンとかぼちゃのトマト煮トスカーナ風

こちらは事前販売版。
このお店の特徴として、数種類用意されている料理の中から自分の好きなものを数品セレクトして食べる事が出来るという点があるが、こちらは予め固定される。ただ、事前販売限定のおかずが楽しめることが出来るという特典がある。この日の限定は”ピリ辛スパイシーポークの四川風ペペロンチーノ”だった。


●おかず三種盛り:1000円
・ポークとマッシュルームのレモンバターソース
・白身魚と5種野菜のいため煮ワインビネガー風味
・貝柱とほうれん草のホワイトクリームソース

勿論、これだけ旨そうな料理があって、3種類だけで我慢できるはずがない!
と、いうわけで、店頭では事前販売版に入っていない料理の中から更に3つを選んで追加購入。これで計6種類、これぞ細工は流々仕上げを御覧じろだ。

と、いうわけで一気に実食。

もうさぁ…、なんも言う事がない…。
美味い…。全部美味い…。
全てが一騎当千のスター選手…。
全てが看板商品になれる逸材ぞろい…。
何を食っても美味い…。
なのに、他の料理の味を邪魔しない…。
予想をはるかに超える満足感…。
素晴らしいクオリティー…。
素晴らしいバランス…。
満足度は今日の空のように青天井…。
このまま永遠に食べ続けたい…。
何度でも食べたい…。
そんな錯覚にすら陥る。

いやー、こりゃー人気が出るのは当然だわ。
当たり前も当たり前、当然の摂理だわ。
つーか、この店があるのに選ばないなんて、ただのア〇だわ。
多分、それぐらい言い切っても、誰も文句言わないね。

今年のFC東京といえば、レアンドロ、アダイウトン、ディエゴ・オリヴェイラの外国籍選手の強力3TOPが有名だが、破壊力だけなら肉山、YASSカレー、イタリアン食堂くってけ亭の3TOPの方が圧倒的にヤバい。恐らく、Jリーグ史上最強3TOPだわ。

流石に毎回一人で全部を食べるのはキツイと思うので、必ず誰か一人連れて行ってこの3店舗を一気に味わうのがおススメやね。

とにかく凄い。


ちなみに、なんとサラダ付き!
これはスタグルではかなり珍しい。
うれしいよね!


 
   

CAFE砂時計 浦和珈琲:400円 / ウィナー珈琲:500円

 

CAFE砂時計
浦和珈琲:400円 / ウィナー珈琲:500円
@埼玉スタジアム2〇〇2

埼玉スタジアムのメインスタンド三階にひっそりと佇む隠れ家的なお店がこちらの「CAFE砂時計」さん。地元浦和で50年近く喫茶店を営むお店で、歴代の監督や選手もこよなく愛する浦和の中の浦和のお店。ミシャが監督時代にはほぼ毎日コーチや選手と訪れていたらしい。
そんなお店が9年前、浦和レッズから直接オファーを受けて埼玉スタジアムに出店。浦和レッズサポーターから絶大な支持を得て、大人気店となっている。


●浦和珈琲:400円

この店の看板コーヒー。
実店舗でも同じ名前の珈琲が販売されているが、そちらは当時いたブラジル選手三人にちなんでブラジル豆を三種類ブレンド、ドイツテイストの焙煎で仕上げたブッフバルト監督本人に直接味見をしてもらい仕上げたもの。スタジアムで販売されているものは願掛けの要素をかなり強く取り入れ、毎回異なるオリジナルブレンドで提供している。

ただ、そのこだわりが尋常ではない。

若い選手が多く入っている時にはフレッシュな味に…、暑い日にはみんな飛び跳ねて有酸素運動をするからエネルギー成分の多い豆を…、絶対に負けられない試合では100%以上の力が出るような成分の豆を…、苦しい展開が予想される試合では後半まで集中力が持続するような成分を…等々、埼玉大学と共同で研究した成分表(この時点でおかしい…笑)を元に対戦相手を分析し、チームを勝たせる為に誰にも伝えることもなく、10年近く勝利の後押しをする為、黙々と毎節毎節違う珈琲を作り続けてきたらしい。しかも、その豆を丁寧に焙煎し、大きなネルでドリップしている。美味いに決まっている。
こんなに手間がかかり、こだわりまくっている珈琲をスタジアムで提供している店は世界中探しても無いだろう。強い信念を感じる。ただ、生きて苦難を乗りこえ信念を突き通し続けると人はイカれちまう。「人が幸せになることは簡単だ…人を辞めてしまえばいい」と誰かが言っていた。この珈琲にはそれに違いものを感じる。ただ、人として跨いではいけない境界の先にあるのは狂気だけ。それはもう魍魎だ。これが浦和PRIDE。浦和の漢なのか?浦和の漢はチームを勝たせる為なら人知れずここまでするのか?

間違いなく言える事は、この珈琲は狂気の珈琲、魍魎だ。

とりあえず、お代わりをくれ…。


ちなみに、翌週ルヴァンカップ決勝でも出店されていたので購入。
この日のブレンドは中立開催という事で、名古屋&セレッソ大阪両方のサポさんの試合前の高ぶる気持ちに応えられるように、集中力アップ成分に特化した4種類の厳選した珈琲豆をブレンド。やっぱり、他の珈琲とは一味も二味も違う。


●ウィナー珈琲:500円

こちらもこの店の看板商品の一つ。
「ウインナー」ではなく「ウイナー(WINNER)」という名前一つとっても強いこだわりを感じる。

勿論、味は言う事無し。

ベースとなる”浦和珈琲”に甘いホイップクリークが加わることで、また新しい世界が広がっていく。これはこれで堪らんよ…。


CAFE砂時計 ティラミス:300円 / 珈琲ロール:300円


CAFE砂時計
ティラミス:300円 / 珈琲ロール:300円
@埼玉スタジアム2〇〇2

スタジアムグルメ2000品実食まであとわずか。その節目を迎えるにあたってそれまでにどうしても食べておきたいスタグルが数品が数品あった。この「CAFF砂時計」さんもその一つ。浦和サポーターから絶大な支持を得て、試合開催時は毎回長蛇の列。特に珈琲とスイーツが絶品だと噂に聞いていた。

食べたい…。
これは食べてみたい…。

しかし、浦和レッズの主催試合で訪れるとなると、とんでもなく高いハードルがある。そう、チケット問題。今年に入ってからずっと緊急事態宣言が発令中ということもあり、単純にチケットが取れない。ただでさえ人気のあるクラブ。そのクラブが発売するチケットが5000枚限定となれば一般発売で手に入れるのはほぼ不可能…。今住んでいる場所から一番近いスタジアムなのに、とんでもなく高いハードルが聳え立つスタジアムになっていた。

もう、これは無理だな…。

半ばあきらめていたが事態が急変。緊急事態宣言が解除された事を受け、ワクチン接種済み、もしくはPCR検査の陰性証明を持つ方のみが利用できるワクチン検査シート(通称:VTシート)が急遽発売されるとのこと。これは願ってもないチャンス。行くしかない!ここでいかなきゃ次いつ行けるかわからない!ありがとう、ワクチン!ありがとうモデルナ!

と、いうわけで、ようやく念願の「CAFE砂時計」さんにありつけた。


●ティラミス:300円

見た目は普通のティラミス。
ただ、食べてみるとその違いは一目瞭然!
うおおおおおおっ!
美味い!すげー美味い!

重量感のあるどっしりとした口当たりに滑らかな舌触り!とにかく味が濃厚!鮮烈までに濃厚!なのに、後口は軽く、何度でも口に運びたくなる中毒性。一口食べただけで、スプーンの上下運動が止まらない!あと、このティラミス。普通のティラミスとは違う何かが入っている。普通のティラミスにはない食感と香ばしさが、秋の匂いがある。どうやら、この日のティラミスはヘーゼルナッツのクリームとバニラクリームの二層仕立てで、クラッシュした栗がアクセントとして使用されていたらしい。

↓↓↓
これがまたすげー合うんだわ…。
異なる複数の甘さに苦みと渋みが加わり、味の奥行きが凄いんだわ…。んで、これと一緒に珈琲を飲むじゃん?もう、スゲーよ、堪らんよ…。固定概念バリバリの一般的な”ティラミス”の食べる気満々だった私にはちょっと衝撃的。無意識の外から飛んできたパンチで叩き潰された気分だ。間柴が木村のドラゴンフィッシュブローを食らった時ってこんな感じだったんだろうなぁ…。

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●珈琲ロール:300円

 と、↑のティラミスで打ちのめされていた私に更に畳みかけてきたのがこのロールケーキ。正直、私はロールケーキがそんなに好きじゃない。子供の頃、「ケーキ」という名にホイホイつられて安っすい物を食べすぎたせいで印象が悪く、大人になると無意識に避けるようになった。ぶっちゃけ、今でもロールケーキの存在意義がわからない。普通のケーキでええやん!いちいち巻く必要ある?とずっと思っている。そんな私のガチガチに固めた幕の内一歩ばりのピーカブーガードを、このロールケーキは千堂のスマッシュの如く一発で下からこじ開いた。

うまぁー!

ふわっとした生地、滑らかなクリーム、そして特徴的な珈琲の苦み…。そのすべてが高次元。特に苦み。強烈に主張してくるのに、その限界ギリギリのラインで踏みとどまって、止めどない美味さとなっている。苦みを完璧に味方に付けている。これは凄い。勿論、そのまま食べてもめちゃくちゃ美味いが、これまた珈琲と一緒に嗜むと恐ろしいほどまでに解きほぐされていく。あとはもう食べ終わるまで美味いにタコ殴り…。口の中で上下左右、ずーっと一撃必殺のパンチで殴られまくる。あぁ、これがデンプシーロールか…。一歩の対戦相手たちはこんな気持ちで殴られ続けたんやね…。もう気持ちよさしか感じない。ティラミスもかなり美味かったが、正直、個人的にはこっちの方が好きかもしれん。

とりあえず、名前を”珈琲デンプシーロール”に変えた方がいいね。



とにかく人気店なので、入場後すぐに行ってもこの行列…。ただ、回転は速いのでそこまで待たされることはない。

CAFE砂時計 玉子サンド:500円

 

CAFE砂時計
玉子サンド:500円
@埼玉スタジアム2〇〇2

こちらも埼玉スタジアムで1番の人気店、「CAFE砂時計」さんの看板メニューのひとつ”玉子サンド”。手作り感溢れる分厚い玉子焼きを豪快に挟んでいるので食べ応えは十分。玉子の甘さと控えめなマヨネーズのバランスも凄くいい。

ただ、私が食べたものに限って言えば、玉子焼きの焦げの部分が多く、その苦味の主張が所々かなり強めにあった。美味い!と思ってルンルンになった瞬間に訪れる苦味…。これのせいでいまいち味のポイントが定まらない。

これがデフォルトなのかどうかは解らないが、私は甘い玉子焼きに焦げの苦味は要らないなぁー。


CAFE砂時計 那須大亮プロデュース 俺が勝つカレー:1000円




CAFE砂時計
那須大亮プロデュース 俺が勝つカレー:1000円
@埼玉スタジアム2〇〇2

こちらも「埼スタカレープロジェクト」の一環として販売されているもの。面白いのが、選手プロデュース商品が現所属選手ではなく、OB選手で展開している点。これは中々新しい着眼点だ。個人的にはかなりいいと思う。

と、いうわけで、購入したこちらのカレーは、最近はYouTuberとして目覚しい活躍をしている那須大亮元選手のもの。浦和で45年近く営業している老舗喫茶店の「CAFE砂時計」が作るじっくり8時間ほど煮込まれたカレーがベースなので基礎得点はかなり高い。ただ、贅沢をいうなら、カツはやっぱり揚げたてがいい。人気店でかなりの数を捌くことを考えると、どうしても揚げたてでの提供はハードルが高くなるのは理解できるが、冷めたカツ(特にむね肉)だとせっかくの美味しいカレーも感動が削がれてしまう。これなら単品カレーの方が満足度は高いじゃないか?そんな気がした。



 

ローストチキンコオロギ 完熟トマトとローストチキンほぐし煮カレー:1100円 / ハーフ:500円


ローストチキンコオロギ
完熟トマトとローストチキンほぐし煮カレー:1100円 / ハーフ:500円
@埼玉スタジアム2〇〇2

『埼玉スタジアムに新名物を作ろう!』というコンセプトの元、今年からスタートした「埼スタカレープロジェクト」。その一環として、ローストチキンコオロギで販売されているのがこちらのカレー。

ローストチキンのほぐし身とトマトがたっぷり使用されたカレーはとにかく具沢山!玉ねぎの甘さの加わって、思っている以上に甘く感じるが、程よい酸味と相まってとにかく食べやすい。

ハーフサイズ(500円)があるのも、せっかくだから色々食べ比べしたいと思っている方に優しい。っーか、カレープロジェクトでカレーの種類の豊富さを売りにするなら、全店ハーフサイズの販売は義務つけて欲しい。普通の人は通常サイズのカレーを何個も食べれないし、食べないぞ。



ローストチキンコオロギ もも身・はね身:各700円


ローストチキンコオロギ
もも身・はね身:各700円
@埼玉スタジアム2〇〇2

「ローストチキンコオロギ」は元々、浦和レッズに所属する興梠慎三選手のご両親が地元宮崎市内で営む人気店。それが浦和市内に出店した事を切っかけに、去年ぐらいから浦和レッズ主催試合ではスタジアムでも販売されている。


●もも身:700円

このローストチキン。元々、高千穂で60年以上の歴史のお店の店主から、興梠選手のお父さんがレシピを伝授されたものらしく、鶏肉は鹿児島県産ハーブ鶏のひなどりのみを使用、秘伝のスパイスを1日かけて味を染み込ませてからロースターでじっくり1時間、スパイスを何度も付け足しつつ焼き上げている。

こちらのもも肉はとにかくジューシーで柔らかく、肉の旨みがジュルジュル!パリッと焼きあがった皮の食感も素晴らしいが、何よりも印象に残るのがその塩梅。

完璧。

もう、絶妙過ぎる…。
濃過ぎず薄過ぎず、お肉の味をとにかく引き立てる絶妙のさじ加減。食べ終わった後のピロートークまでメロメロ…。正にパーフェクト!決まりに決まって感動が止まらない。
これはモテるはずだ…。
イケメン過ぎる…。

後に引く余韻が凄すぎて、あと二、三本は食べたい。何なら朝まで寝かさないで欲しい。


●はね身:700円

↑の”もも肉”も凄かったが、個人的に更に気に入ったのはこちらの”はね身”。ずっしり重量感のあるこの部分は、胸肉から手羽先にかけて色々な部位(むね肉、ササミ、手羽先、手羽元)が一気に楽しめるバラエティー豊かな部位。これには、ことスタグルの事になると優柔不断で直ぐに迷ってしまう私もニッコリ微笑むしかない。

勿論、味もバッチリ。

しっとりとしたむね肉の噛む度に口の中で広がる旨みと、手羽先&手羽元のじゅるっとしたコラーゲンたっぷりの旨みが両方楽しめるなんて贅沢でしかない!こんな相反する両局面の個性を兼ね揃えた方なんて、石田ゆり子様以外に初めて出会ったわ…。

多分、恐らく、いやもしかして…、でもやっぱり一生手が届く事の無いゆり子様への想いを、私はこのはね身に託したいと思う。

これから宜しくね。