2021/10/23

ローストチキンコオロギ もも身・はね身:各700円


ローストチキンコオロギ
もも身・はね身:各700円
@埼玉スタジアム2〇〇2

「ローストチキンコオロギ」は元々、浦和レッズに所属する興梠慎三選手のご両親が地元宮崎市内で営む人気店。それが浦和市内に出店した事を切っかけに、去年ぐらいから浦和レッズ主催試合ではスタジアムでも販売されている。


●もも身:700円

このローストチキン。元々、高千穂で60年以上の歴史のお店の店主から、興梠選手のお父さんがレシピを伝授されたものらしく、鶏肉は鹿児島県産ハーブ鶏のひなどりのみを使用、秘伝のスパイスを1日かけて味を染み込ませてからロースターでじっくり1時間、スパイスを何度も付け足しつつ焼き上げている。

こちらのもも肉はとにかくジューシーで柔らかく、肉の旨みがジュルジュル!パリッと焼きあがった皮の食感も素晴らしいが、何よりも印象に残るのがその塩梅。

完璧。

もう、絶妙過ぎる…。
濃過ぎず薄過ぎず、お肉の味をとにかく引き立てる絶妙のさじ加減。食べ終わった後のピロートークまでメロメロ…。正にパーフェクト!決まりに決まって感動が止まらない。
これはモテるはずだ…。
イケメン過ぎる…。

後に引く余韻が凄すぎて、あと二、三本は食べたい。何なら朝まで寝かさないで欲しい。


●はね身:700円

↑の”もも肉”も凄かったが、個人的に更に気に入ったのはこちらの”はね身”。ずっしり重量感のあるこの部分は、胸肉から手羽先にかけて色々な部位(むね肉、ササミ、手羽先、手羽元)が一気に楽しめるバラエティー豊かな部位。これには、ことスタグルの事になると優柔不断で直ぐに迷ってしまう私もニッコリ微笑むしかない。

勿論、味もバッチリ。

しっとりとしたむね肉の噛む度に口の中で広がる旨みと、手羽先&手羽元のじゅるっとしたコラーゲンたっぷりの旨みが両方楽しめるなんて贅沢でしかない!こんな相反する両局面の個性を兼ね揃えた方なんて、石田ゆり子様以外に初めて出会ったわ…。

多分、恐らく、いやもしかして…、でもやっぱり一生手が届く事の無いゆり子様への想いを、私はこのはね身に託したいと思う。

これから宜しくね。