2020/10/22

GREEN FOREST メットライフドームパンケーキ:900円

 

GREEN FOREST
メットライフドームパンケーキ:900円
@西武ドーム


西武ドーム大規模改修工事の一つとして今シーズン獅子ビル2Fに誕生した「グリーンフォレスト デリ&カフェ 」。約600平方メートルの広大な空間に約230席の客席を設けた自然共生型ボールパークに相応しい大型フードエリアで、空調完備の店内で食事をしながら野球観戦を楽しむことが出来る新名所だ。

そんな「グリーンフォレスト デリ&カフェ」は食事メニューも充実。色々なメニューから自分の好きなものを産品選べる”グリーンフォレスト デリプレート:1300円”や”牛フィレステーキプレート:1800円”等、もはやスタグルなの?というようなオシャレで本格的なメニューも用意されている。ただ、その中で最も【西武ドーム】らしいのは何か?となれば、カフェコーナーこのパンケーキだろう。

その名の通り、見た目がそのまんま西武ドーム。網目状の屋根はパウダーシュガーをまぶしたクレープで再現している。おぉ、いいじゃん!わかりやすくて見栄えもいいよ。これは西武ドームで食べる事に意味のある商品だ。

ただねぇ…。
問題はそのクォリティーよ…。

パンケーキが全然温かくねぇ…。

作り置きの冷めたパンケーキ二枚にクレープ生地、それだけで生クリームやフルーツなどは一切ない。だから、いくらたっぷりのメイプルシロップをかけたところで、口の中のゴワゴワが一向に解消されない。
そういえば、レジ前に【パンケーキは温かい状態で提供されません】みたいな一文の注意書きがあったがこういう事か…。多分、クレームがいっぱいあったんだろうなぁ…。そりゃーそーだよなー…、まさかこのご時世にこんなパンケーキが出てくるとは思わないよな…。

これ、次に来た時も食べよう!と思う人いるのかなぁ…。




L's CRAFT コロラドピザ・5種のチーズ:1650円


L's CRAFT 
コロラドピザ・5種のチーズ:1650円
@西武ドーム


「西武ドームで一番おススメのスタグルって何?」と聞かれたら、真っ先に思いつくのがこの”コロラドピザ”。注文を受けてから外の石窯を備えたキッチンカーで焼き上げる本格ピザはフワフワでもっちりとした食感が堪らなく美味い。

と、いうわけで今回も勿論購入。
前回は定番の”CHEESE(チーズ)”を食べたので、今回は系統の違うもう一つの看板商品”PEPPERONI(ペペロニ)”を…と思っていたが、このピザがあまりにも美味そうだったのでこっちにした。だってさぁ、定番の”CHEESE(チーズ)”でもかなり美味かったのに、丸ごとカマンベールチーズを含む5種のチーズやで…。もう絶対美味いやん…。実際めちゃくちゃ美味いやん…。正統進化の豪華仕様やん…。もう、石毛、辻、秋山、清原、デストラーデの打撃陣、工藤、渡辺久、渡辺智、郭泰源、石井の投手陣、このオールスターさながらのラインナップが一つのチームに顔をそろえていた第二次黄金時代の西武ライオンズそのものやん…。
文字通りの【最強】だよ。


4回終了後からはデザート系ピザの販売もスタートする。

西安餃子 ネギ塩餃子(8個):630円


西安餃子
ネギ塩餃子(8個):630円
@西武ドーム


こちらも西武ドーム定番のスタグル「西安餃子」。今回頂いたのは看板商品の”一口焼き餃子”にネギ塩タレをかけたもの。単品でも十分美味しい餃子にネギとゴマ油の香りがプラスされたことで、更に食欲を刺激する味わいになっている。勿論、ビールやサワー系にも最高に合うだろうね。


日本鶏園 特大日鶏手羽トロ串:550円

 

日本鶏園
特大日鶏手羽トロ串:550円
@西武ドーム


去年来た時には見た記憶が無いので、恐らく出店したのは今年からかな?手羽元から骨を抜き取ったぷりっぷりでジューシーな肉を上下つくねで挟み込んだ全長22㎝の特大串。見た目以上にあっさりとしているので簡単に食べきることが出来た。

この店ではこの他にも通常の焼き鳥セットやもつ煮等も販売されている。



宮本牧場 牛大串カルビ:550円


宮本牧場
牛大串カルビ:550円
@西武ドーム


西武ドームを代表するスタグルと言えば宮本牧場の串物は外せない。昔からある由緒正しき伝統のスタグルで、多くのファンに愛され続けている。

と、いうわけで、今回チョイスしたのはこの”牛大串カルビ”。
宮本牧場の串物の特徴である大きさは勿論だが、カルビの特徴である赤身と脂身のバランスが秀逸。肉にどんどん体が染まっていく。

まぁ、ちょっと筋っぽい部分もあるが、ご愛敬として十分許せる範囲。手軽に食べれる肉系メニューとして、西武ドームでの地位は盤石だ。


宮本牧場 醤油ダレローストビーフ丼:850円


宮本牧場
醤油ダレローストビーフ丼:850円
@西武ドーム


西武ドームで【肉】といえば、やっぱり宮本牧場。色々な肉メニューが揃っているが、その中で今回選んだのは看板メニューの一つであるこの”ローストビーフ丼”。

ご飯の上にたっぷりと敷き詰められたローストビーフは下味が染み込んだ柔らかくも肉々を失っていない見事な出来栄え。”巻けない飯”で満たさなかったお腹と心がどんどんリカバリーされていく。まぁそもそも、”巻けない飯”で満たされてたら、この丼は買ってなかったと思うんだよね…。

そういう意味では、この出会いを与えてくれたアイツに感謝だ。


丼のソースは「醤油ダレ」「塩ダレ」「ガーリック」の三種類から選べる。ローストビーフ単品での注文も可能だ。

まけない飯 山川の厚切りスパム&ダブルエッグ:800円

 

まけない飯 
山川の厚切りスパム&ダブルエッグ:800円
@西武ドーム


公式サイトより
↓↓
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10月6日(火)福岡ソフトバンクホークス戦より、”負けない想い”と具材をギッシリ詰め込んだ”巻けない”ほどボリューミーな勝負飯として作った「まけない飯」を販売いたします!
この商品は、海苔の上にごはんを敷き、盛り付けた具材を包むライスサンドのような形状のため、かぶりつくようにお召し上がりいただけるのが特徴です。
メットライフドームで販売する「まけない飯」は、ライオンズの選手の好物や出身地にちなんだ具材を取り入れ、“選手の負けない気持ち”を表現しています。
山川選手のまけない飯「山川の厚切りスパム&ダブルエッグ」には、沖縄出身の山川選手にちなんで、厚切りスパムをメインに、ゴーヤスライスを使用。平良投手のまけない飯「平良のロースとんかつ&タルタルソース」には、パワフルなピッチングが特徴の平良投手をイメージしたボリュームたっぷりのロースとんかつに卵焼きやスライスチーズを合わせました。
その他、森選手、松坂投手、中村選手の計5名の「まけない飯」をご用意しておりますので、ぜひともお買い求めください!
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とある。

なんと、素晴らしいアイデアなんだ。
これぞスタジアムグルメ!これでこそスタジアムグルメだ。言葉に想いをのせ、それを具現化する。そこにスタジアムで食べる意味や、選手を応援する気持ちものせる。最近はどこの球場でも選手プロデュースは当たり前のように増えてきているが、ここまでしっかりと意義を伴った選手プロデュースメニューは中々ない。

私も「これは食べてみたい!」と心から思った。だから、西武ドームに向かった。

今回用意されたのは5種類。その中からイチオシ感のある、山川選手の「山川の厚切りスパム&ダブルエッグ」をチョイス。期待と希望を胸に商品を受け取る。あぁ、ワクワク感が止まらない。


えぇぇぇぇ…。
イメージしてたものと全然違う…。

そりゃそうだ。
私がイメージしてたのは↓の公式画像。


溢れる程たっぷりな具材を挟み込んだ、文字通り”巻けない”飯だ。

ただ、実物はどうだ?
”巻けない”飯どころか、ちょっと頑張れば”巻けそう”飯じゃないか…。

あ、ちょっと頑張れば負けるって、日本語としてはおかしいか。

でも、問題はそこじゃない。問題は何故ここまで実物と見本が違うのか?だ。普通の商品ならそこまで追求する必要はないが、これは別。だって、”巻けない(負けない)”飯だから。巻ける様な仕上がりになっている時点で完全に商品コンセプトが崩壊してしまう。存在価値が無くなってしまう。確かに、実物と写真を見比べるとゴーヤの量が驚くほど少ないぐらいで、スパムや厚焼き玉子のサイズ感はそれほど差異は感じられない。ご飯の量もそうだ。なので、これは恐らく、写真の撮り方の問題だろう。美味しそうに見せたいのはわかるが、このコンセプトの商品でこれはダメだろ…。致命的な問題にしかならんよ。まぁ、最初からこんな小細工をしなくてもいいぐらいの具材を挟み込んどけ!っていう話なんよ。おにぎり一個で800円も取ってるのに具材をケチるなよ。これでこの値段はどう考えてもありえないぞ!?

と、いうーわけで、この商品は食べる前からダメと言わざる得ない。コンセプトは素晴らしいんだから、それに見合う商品さえしっかりと表現できればこの球場の新名物となるだけのポテンシャルがあったのに…。このコンセプトの商品なら、今後もバリエーション展開はいくらでも出来たのに…。あぁ、勿体なさ過ぎるよ…。

来年、もう一回仕切り直した方が良いんじゃない?結構、真剣にそう思うよ。


ちなみに、大きさも↑この程度。
普通のおにぎりよりちょっと大きいぐらいで、ボリューミーとは程遠い出来栄え。ご飯の量だけなら、そんなに変わらないかも…。

あと、見てわかるように、マヨネーズは別付け。


なんだろう、この寂しい見た目は…。加工品の厚焼き玉子2切れとスパム、そして申し訳程度のゴーヤ。わかっていたとはいえ、これで800円かと思うと切なさが止まらない…。

ちなみに、味は…。
頭の中でご飯と海苔、玉子、スパム、ケチャップ、マヨネーズを混ぜてみて。イメージ出来た?そう、その味だ。


購入特典として「まけない飯特製選手カード(非売品)」が一枚付いてくる。選手のファンとしてはこのカードに価値を見出すしかない。



個人的には”負けた”気分で一杯なんだけどね…。

2020/10/07

WEEK END インドチャイ:450円


WEEK END
インドチャイ:450円
@三ツ沢球技場
@横浜国際競技場


『スタジアムで美味しいコーヒーが飲める。』
コーヒー好きにとってこんなに幸せなことは無い。

この「WEEKEND」はマリノスが誇る最強のキッチンカー軍団の中で唯一のコーヒー専門店。注文を受けてから一杯ずつ丁寧にハンドドリップされるコーヒーは正に絶品!西のスタグルコーヒー番長が鳥栖の「喫茶ジェイ」なら、東の番長は間違いなくこの店。これはスタグルコーヒー事情の鉄板共通認識だ、よく覚えとけ。

そんなお店で今回頂いたのは”インドチャイ”。
店主がインドを旅した時にインド人に教えてもらった秘密のレシピで作る唯一無二のチャイは、たっぷりのミルクで煮出した濃厚な味わいと爽やかなカルダモンの香りが特徴。
そこらへんで飲むチャイよりも甘みが強くスパイシーで、飲むたびに食道から胃まで綺麗に洗い流されている気分。この複雑さはガンジス川、母なる水だ。
知らんけど。

寒い日なんかマジで堪んねーぞ、これは。




DEENEY'S MACBETH(マクベス):900円


DEENEY'S
MACBETH(マクベス):900円
@横浜国際競技場


今年の2月、まだコロナで世の中が変わる前。
横浜国際競技場に突如現れた超新星がこの「DEENEY'S」。
↓↓

そのあまりの旨さにお口の中が”G1 CLIMAX”。
座布団が舞い、紙吹雪が降り乱れた。

そして、今回。
あの「DEENEY'S」が再び降臨する。
あの衝撃的な美味さが忘れられず、もう一度食べたいなぁ…とは思っていたが、まさかこのタイミングでもう一度出会えるとは!この高揚感は何にも例えられない。
ただ、今回の最大のお目当ては「コルポデラストレーガ」さんの”ポルケッタ”。一度食べたことがある「DEENEY'S」さんよりやっぱり優先順位は高くなる。「だったら、その後で食べればいいじゃん。」と、普通は誰だってそう思う。でも、それはかなりキツイんだ…。とにかくここの行列は尋常じゃないんだ…。オペレーション的にドンドン提供できる商品じゃないので、とにかく待たされる。下手したら1時間単位だ。だから第一希望で行かないと、待つ時間が全く予想できないんだ。

それでも、やっぱり諦めきれない。
覚悟を決めて並ぶことにした。


雨なのにこの行列…。
目測でざっと約20人以上。
まだ、試合開始3時間前だぜ…。





と、いうわけで並ぶ事40分。
ようやく手に入れたこの”MACBETH(マクベス)”。
前回食べた”HAMISH MACBETH(ハミッシュ マクベス)”との違いは、ベーコンが入っているかどうか、それだけだ。

ちなみに、今回のメニューは”①MACBETH(マクベス)”と”②HAM-ISH(ハミッシュ)”に絞られていたが、それでもこれだけ待った。確かに、これだけ丁寧に作っていたら仕方ない。しかし、やっぱりそれでもこの商品はそれだけ待っても食べる価値がある。ひと口食べるごとに感動で全身が震える。ベーコンが無くても基礎がしっかりしているのでその不在が全く気にならない。

やっぱり、この商品はちょっと別格。
存在感が違う。

前回食べた時はその味の煌びやかさに第一回G1 CLIMAXで優勝した蝶野正洋が見えたが、今回改めて食べてその総合力にオカダ・カズチカが見えた。長身で見た目もよくスタイルも抜群、それでいて身体能力も高く、受け身も美味い。しかも、最近はプロレスやマイクまで上手くなった。押しも押されぬ、日本マット界のスーパースターだ。

この”MACBETH(マクベス)”もそう。
味、見た目、香り、その存在感と特別感。
マリノスが誇る、いや、日本のスタグル界が誇るスーパースターだ。


結局この日も長蛇の列が出来てしまい、2時間前からキックオフに間に合わなかった人もいた模様。事前に「行列ができる&待ち時間が長い」事のアナウンスは繰り返されていたが、流石にちょっと問題になったようだ。

ただ、現状のクオリティーをキープしつつ出来ることは、

①メニューを一つに絞り、よりオペレーションの簡素化を図る
→これなら注文は個数を聞くだけでいいし、作り手側も同じものを注文に関係なく作り続けるだけでいい。
②整理券を配布し待機列を作らない
→会計を先に済ませ、その際整理券を配る。店頭に現在の整理番号を表示すれば、客はそれまでに戻ってくればよくなり時間的に余裕が出来る。
③事前決済サービスを導入しての予約販売
→提供可能個数に合わせてWEB上での事前予約販売。客側としても事前の受取時間が把握できるのでかなり楽になる。ただ、システム利用料などの負担等、問題はあり。

等々が考えられる。
まぁ、個人的にはこのままでもいいかなぁーとは思うけどね。

Colpo della Strega 牛肉のペポーゾ:1200円(ご飯付き)/1100円(単品)


Colpo della Strega
牛肉のペポーゾ:1200円(ご飯付き)/1100円(単品)
@横浜国際競技場


この日、一番楽しみにしていた「コルポデラストレーガ」。お目当ての”ポルケッタ”は勿論だが、折角なのでもう一品頼んでみた。
それがこれ、”牛肉のペポーゾ”。

”ペポーゾ”とはペッパーの事で、粒のままの黒胡椒と一緒に赤ワインで長時間煮込むイタリア・トスカーナ地方の伝統料理の一つ。香味野菜をあまり使わず肉だけで煮込む点も特徴的だ。

と、いうわけで食べてみる。
はい、めちゃくちゃ美味いです!!

黒胡椒のスパイシーで濃厚な味わいは切れが良くドライ。これは現場で働く大人のビーフシチューだ。これだけ濃厚ならご飯と食べるとさぞかし美味かろう。ただ、個人的にはこれは是非パンと共に食べたい。トスカーナ地方で食べられている塩を使わない味の薄いパンだ。パンとなら無限に食べれそうな錯覚すら感じる。単品で食べるならワインだ。トスカーナワインといえばキャンティが有名だが、この料理に合わせるなら白ブドウの混醸が許されず、最低熟成期間も長いキャンティ・クラシコの方がいい。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノもいいね。

とにかく、この料理を更に引き立てるのはパンとワインだ。酒が飲めない私でもそう思う。(一応ソムリエなんだけどね…)
ん?どちらもないの!?
あぁ、それは寂しい…。
需要は絶対にあると思うんだけどなぁ…。

まぁ、それはそれとして、この”牛肉のペポーゾ”は美味すぎる。これもまた、今年食べたスタグルの中ではトップ5に入る美味さだ。


”ポルケッタ”と”牛肉のペポーゾ”。どちらも素晴らしく美味しかったのでもう一品食べようかと思ったが、流石にお腹いっぱいで断念…。また一つ、マリノスの試合に来ないといけない理由が増えたぜ…。

Colpo della Strega ポルケッタ:800円(ライス付き)/700円(単品)


Colpo della Strega
ポルケッタ:800円(ライス付き)/700円(単品)
@三ツ沢球技場
@横浜国際競技場


「マリノスのスタグル、ポルケッタがマジで美味い!」マリノスサポの友人が何度かLineを送ってきた。しかも画像付きだ。あぁ、本当に腹が立つ。マジで美味そうだから余計にだ。こちとら仕事が忙しくて中々スタジアムに行けず、厳戒態勢が緩和されたというのに全く観戦回数が伸びない。気になるスタグルを見つけても食べに行く事も出来ない。欲求不満も積もるばかりだ。

ただ、そんな私にようやくチャンスが訪れた。ようやくマリノスのスタグルを楽しめる時が来た。
ちなみに、”ポルケッタ”とは「豚の丸焼き」を意味し、風味良くしっとりと仕上げられた骨なしローストポークの事。古くから伝わるイタリアの伝統料理の一つだ。

やべー!超楽しみ過ぎるー!!!

今回は久しぶりに超人気店の「DEENEY'S」も出店するようだがそれはそれ。私の中で今日の一位指名はここしかない。

と、いうーわけで、この日観戦を共にする友人との待ち合わせ時間から約3時間以上前の15:20過ぎに到着。店の近くから弟を見守る星明子の様に今か今かと開店を待った。


そして一番乗りで手に入れた”ポルケッタ”。
あぁぁ!美味そうー!!!
見た目からでもわかる味の染み込んだプリプリの豚肉、シャキシャキのサラダ。もう食べる前から勝利を確信する。やっぱり、美味そうな料理は面構えが違うねぇー。

そして、ひと口。
うんめぇぇぇぇぇぇー!!!!
超うまい!!!
噛むごとに広がる深い味わい、優しい食感、トロける舌触り。その全てが高次元で絡み合う。あぁ、マジもんのイタリアンだ。本格的なイタリアンを食べたのが久しぶりという事もあるが、それを差し引いても美味い。ソースも溜まらんぜ、コレ。
少し油っぽい所もあるが、それはたっぷりのサラダと酸味の効いたドレッシングが綺麗に洗い流してくれる。だから、何度でも新鮮な気持ちで楽しむことが出来る。そうこうしている内に、あっという間に米も消えた。これでライス付きで800円は逆に心配するレベルだ。

いやー、大満足!
今年食べたスタグルの中では間違いなくトップ5に入る美味さだ。今なら友人が何度もLineを送ってきた理由がわかる。この興奮を誰かに伝えたかったんだよな?この美味さ、驚きを共有したかったんだよな?うんうん、わかる、わかるよ。俺にもわかる。

あぁ、本当に美味いものを食べると、何故心が軽くなるんだろう。