ハマスタ名物 目玉チャーハン:950円
@横浜スタジアム
ここ数年、新商品が毎年のように登場する横浜スタジアム。今年の目玉商品は文字通り目玉。横浜スタジアムの選手食堂で、長年多くの選手・関係者から愛されてきた目玉チャーハンが売店でも販売される事となった。
元々は、食堂のチャーハンに選手が目玉焼きを乗せたのがきっかけで誕生したこの商品(当時、所属していた山下大輔氏が何にでも目玉焼きをのせるのが好きだった事から始まった説と、谷繁元信氏が当時の調理長に「目玉焼きを乗せてくれ」と頼んだのが切っ掛け説など、起源は諸説ある)。往年の名選手たちが試合前に好んで注文した勝負飯として、横浜大洋ホエールズ時代から存在する選手食堂の人気メニューだ。
チャーシューとナルトなどの具材が細かく刻まれたパラパラのチャーハンの上に2つの大きな目玉焼きが特徴なのだが、逆に言えばそれだけ。チャーハンそのものは昔懐かしいオーソドックスなもので、個人的には半日授業で帰って家でご飯を食べた土曜日のお昼ごはんを思い出す。ただ、「選手食堂で提供しているものと同じチャーハン」という物語がこの商品にはある。そして、これはここでしか食べれないし、ここで食べる事に意味がある商品だ。それだけで食べる価値はある。
あとは950円という価格をどう感じるか?
そう言う意味では、右肩上がりの直線は中々見えてこない。