2018/04/29

IBUSUKI-イブスキ- ホットドック / ソーセージ盛り合わせ:各600円


IBUSUKI-イブスキ-
ホットドック / ソーセージ盛り合わせ:各600円
@北九州スタジアム


この日、5品を食べた段階で私は最後の一品を模索していた。この素晴らしいスタグルが揃うスタジアムで最後を〆るにふさわしい一品…。私は悩みに悩んでいた。そんな時、コンコースである男性とすれ違う。男性の手には私の大好きなドイツのソーセージの様な形状をしたホットドックが…。そして、そのソーセージを包む包装紙に「IBUSU…」の文字が…。

まさか…。

私は全力で探す。
行っていない場所と言えばホームゴール裏スタンドの1階部分しかない。そして、目的の場所に着くと私の眼には行列と共に赤いワゴン車が飛び込んできた。間違いなかった。あのIBUSUKI-イブスキ-だった。数年前、鳥栖スタジアムから姿を消したIBUSUKI-イブスキ-。鳥栖サポーターだけでなく、アウェーサポーターにも愛されたIBUSUKI-イブスキ-。あの伝説のIBUSUKI-イブスキ-がスタジアムに帰って来た!

こんなに嬉しいことは無い…。

しかも、この日2018年4月29日が北九州スタジアムへの初参加であり、IBUSUKIフスボールスタディオンが再始動する記念すべき日なのだ。その記念すべき日に導かれるようにこのスタジアムを訪れた私…。これを運命と言わずして、なんと言うか?これは絶対に食べなければならない。これ以上、〆に相応しい料理はない。


●ソーセージ盛り合わせ:600円

そして、列に並び待つこと20分。悩みに悩んで選んだメニューはこの”ソーセージの盛り合わせ”。数種類のボイルしたソーセージと、焼きたてのニュルンベルガーまで入った贅沢な盛り合わせは期待通りの正統なソーセージそのもの。ニュルンベルガー以外のソーセージはパッと見似ているが、それぞれがしっかりと個性と独自性を主張している。器の底に敷かれたザワークラフトも心憎い。

美味い、美味すぎるぞ!

私は日本とドイツとソーセージの最大の違いは豚の味そのものだと思っていた。実際、ドイツに住んでいた時に食べていた豚肉は日本の豚肉とは違う風味と癖があった。それがドイツのソーセージに確固たる個性を与えているのだと思っていた。ただ、それは誤りだった。日本でも本場ドイツと変わらないソーセージを造る事ができるのだ。そして、これだけの種類とボリュームのソーセージがたった600円。これはIBUSUKI-イブスキ-だからこそ出来る事なんだ。正直、事前に出店している事を知っていたら、最初から全力を傾けていたかもしれない。だって、他にもホットドック、焼きサンドやハム・チーズ・ジャーキー盛り合わせ等、食べてみたいメニューが盛り沢山なのだから。


●ホットドック:600円

そんな気持ちが我慢しきれなくなったハーフタイム。再び足を運びホットドックも購入した。そして、改めて実感する。やっぱり、美味い。すんげー美味い。口いっぱいに広がる肉汁は勿論、あらびきの肉の触感を歯で味わう感覚…。これまでドイツに訪れるたびに何度も食べた本場ドイツのソーセージ、そのものである。Es ist sehr lecker!もう、完全に私はIBUSUKI-イブスキ-の虜だ。

ちなみに、ホットドックという商品名になっているが、本場ドイツではBratwurst(焼きソーセージ)としてブレートヒェンと呼ばれる白いパンに挟んで提供されるのが一般的。パンに挟まれてはいるがホットドックとは言わない。ただ、この形で提供するなら、日本人にはホットドックの方が馴染みはあるし、わかりやすいだろうね。



最後に。
IBUSUKI-イブスキ-さんだが、今後も継続的に北九州スタジアムに参戦していくと、そして、今後はメニューもどんどん増やしていくともおっしゃっていた。ただ、2019年シーズンは諸事情により定期参戦からは外れている。

メキシカンロックゴーゴーゴーゴー ポテトサラダタコス:400円


メキシカンロックゴーゴーゴーゴー
ポテトサラダタコス:400円
@北九州スタジアム


橋幸夫の名曲「メキシカンロック」が鳴り響く店頭。名作ドラマ「王様のレストラン」のシェフ・磯野しずかが心から喜びそうなシチュエーションだ。そんな陽気な店から提供される三種類のタコス。その中から今回は”ポテトサラダ”をチョイスした。

何故か?

私はポテトサラダが大好きだから。
ホントに大好きなんだ。

そんな私の期待にこのタコスはそんな私のポテサラ欲求に見事に答えてくれた。ジャガイモの旨みがたっぷり詰まったのポテトサラダに、酸味の効いた人参のマリネの相性が抜群。味の付け方に非常にセンスを感じる。しかも、お好みで生のライムを絞る事も出来る上、ハラペーニョもかけ放題。わかっている、実にわかっているぞ、この店は…。

残念なのはタコスのメインであるトルティーヤがイマイチだったこと。上質な具材をを受け止めるだけの器量に欠けている。トルティーヤさえ、もう少し美味ければ…。是非、早急に改善してほしい。




門司港地ビール工房 焼きカレー:500円


門司港地ビール工房
焼きカレー:500円
@北九州スタジアム


フルーティーな”ヴァイツェン”と、香ばしい旨みの”ペールエール”。この金賞を受賞した二種類の地ビールを水の代わりに60%も使用した門司港名物の焼きカレー。マイルドでビターなカレールーと香ばしさが残るチーズが素晴らしい絡みを魅せる。予想していたよりかなり美味い。本城陸上競技場時代からの名物スタグルは伊達じゃない。しかも、これがワンコイン、たった500円ぽっきり。凄い…。

とりあえず、このスタジアムに来たら間違いなく食べるべき逸品だ。また、お酒が飲める方はビールとのマリアージュを楽しんでもらいたい。きっと、至福の瞬間が訪れるだろう。



門司港地ビール工房 カリーブルスト:500円


 門司港地ビール工房
カリーブルスト:500円
@北九州スタジアム


門司港焼きカレーを購入した同じ店で購入。カリーブルストといえば、本場ドイツ・ベルリンの名物料理であり、去年の11月、ドイツに訪れた時、虜になった料理である。なので、当然期待値も上がる。これはしょうがない。しかし、地ビールをたっぷりと使用した煮込みカレーは本場と違い、酸味と甘さが全く足りない。まぁ、それでもカレー自体は十分に旨いのでこれはこれで良いだろう。

ただ、ソーセージがダメすぎる。ソーセージの質が根本的にこのカレーと全く合っていない、ソーセージのポテンシャルが低すぎるんだ。これではただ「ソーセージにカレーをかけただけ」でしかない。もし、この時、IBUSUKI-イブスキ-が出店している事を知っていたら…。恐らく、絶対に買っていなかっただろう。

そして、今度。IBUSUKI-イブスキ-という本場のドイツソーセージを提供する店が現れた今、もうこちらの店で購入する理由もなくなってしまった。 


瑠璃ズキッチン 情熱一魂:750円


瑠璃ズキッチン
情熱一魂:750円
@北九州スタジアム


北九州発祥の元祖生カレーで有名な瑠璃ズキッチン。
その瑠璃ズキッチン・スタジアム完全限定オリジナルカレーがこの「情熱一魂」である。
野菜や果実の成分が最も活性化する温度でペースト状になるまでじっくりと仕上げた生カレーは奥深いコクとまろやかさがあり、ルーに混じりこんだひき肉もいいアクセントとなっている。ただ、このカレーに関してはトマトソースが若干水っぽく、カレーのポテンシャルも薄めているような気がする。十分に旨いんだけど…。



ただ、これだけの名店も、本城陸上競技場をホームスタジアムとしていた時代から続く名物・焼きカレーの前では苦戦気味に見えた。
出店場所も、サポーターが陣取るサイドとは逆のスタンドという事もあるだろう。
もったいない…、非常にもったいない…。

魚cha北九州 豊栄のたこめし:大500円 / 小350円


魚cha北九州
豊栄のたこめし:大500円 / 小350円
@北九州スタジアム


関門海峡といえばタコの名産地として有名。そのタコをたっぷりと使用したこの豊栄のたこめし。新鮮なタコ特有の歯ごたえと香りがプンプンで、口の中いっぱいに海が広がる。調味料は海そのもの、これぞ正しい飯だ。

あぁ、俺は今、海の男になった。



ちなみに、この日の海のボールパーソンは、この「たこめし」のタコを開門海峡で取ってきた漁師さんである「ゆたかさん」。親近感&リアル感が凄い。

2018/04/14

フラン・エレガン フォンダンショコラ:600円


フラン・エレガン
フォンダンショコラ:600円
@市立吹田サッカースタジアム


スタジアム内VIPフロアの料理も手掛けるフランス料理店フラン・エレガンさん。フランス料理と言えば、濃厚な料理に負けない力を持ったデザートは絶対に欠かす事の出来ないものであり、客がその日一番最後に口にする料理として重要な役割を果たす存在でもある。
そんな【フレンチ】を看板に挙げる数多くの店で用意されているのが、この”フォンダンショコラ”。フレンチ定番のデザートであり、サックリとした生地の中からトロ~りと溶け出すチョコが最大の特徴だろう。だからフォンダンショコラは熱くてはならない。

そして、このフォンダンショコラはその基本を全て押さえている。

この力強い甘さ!
そう、これ!
これなんだ!!
この甘さなんだ!!!

昨今、「甘さ控えめ」や「減糖」等の言葉が幅を利かせる様になってきたが、そんな風潮など糞くらえだ!本来デザートとはこれぐらいパンチがなきゃダメなんだ!

スイーツ!?
ハハァーン??
笑っちゃうぜー!

これ程しっかりとしたデザートがスタジアムで食べれる事に心から感謝したい。

炭火焼肉たむら たむら焼肉丼:900円


炭火焼肉たむら
たむら焼肉丼:900円
@市立吹田サッカースタジアム


「炭火焼肉たむら」あの大阪の人気芸人・たむらけんじがオーナーを務める焼肉店。芸人・たむらけんじの知名度を最大限利用し、中々の繁盛店として店舗を増やしている。そのたむらけんじ自身がガンバ大阪のクラブ応援番組のMCを務めている事も出店に至る経緯に大いに関わっているのだろう。しかし、ガンバ大阪には昔からクラブを支える「焼肉でん」というスポンサーもいる。その古くからのスポンサーと同じ業態の出店を許可し、しかもメインスタンドの中央というスペシャルな場所まで提供しているのである。

これは怪しい…。

と、某泡沫政党の様な、結果論ありきのどうでもいい陰謀論はさておき、肝心の商品は肉も柔らかく、赤身と脂身のバランスもいい。味も濃すぎず、程よい存在感が白米のペースを促進させる。その白米の量も、肉の分量に対して丁度いい。芸人・たむらけんじからは想像もつかない程、全体のバランスが整っている。ただ、絶品か!?といわれるとそうでもない。
とりあえず普通に美味い。


2018/04/13

クンテープ カリカリ豚のガパオライス:800円


クンテープ
カリカリ豚のガパオライス:800円
@市立吹田サッカースタジアム


私はタイ料理が大好きだ。
そんな私にとって、タイ国政府認定レストラン・クンテープのタイ人シェフによる本格タイ料理がスタジアムで食べれるというだけで、それだけでココロオドル。待っている間、厨房から漂う匂いを嗅げば尚更だ。

そんな期待を裏切らないこのガパオライス。「カリカリ豚」がそれほどカリカリしていなくて、どちらかというと煮込みみたいになっているのが若干気になるが、美味ければ多少の事は問題ない。ちなみに、道頓堀本店のランチバイキングは平日ならたった1350円(税込)で超オススメ。

あぁ、タイに行きタイ…。


杜都商店 三角揚げうどん:700円


杜都商店
三角揚げうどん:700円
@市立吹田サッカースタジアム


大阪と言えば、言わずと知れたうどん文化が根強い街。街中にはそれこそ200~300円で十分に旨いうどんが食える店がいくらでもある。そんな中で、この価格設定はかなり強気と言わざる得ない。
確かに、極厚の三角厚揚げは迫力満点で食べ応えもあるが、如何せん揚げたてではないので味は…。サクサク感も乏しい上に、中がカスカスで普通に食べるのがしんどい。

うどんは十分に旨いだけに、非常に勿体ないと思う。


フレンチ洋食「YOKOO」 プレミアムサンド:750円



フレンチ洋食「YOKOO」
プレミアムサンド:750円
@市立吹田サッカースタジアム


大阪・福島で約50年続く、老舗洋食店「YOKOO」の名物ビーフカツサンド。大阪を代表するカツサンドとして名高く、中でも肉厚の牛フィレサンドは絶大な人気を誇る。これは、そんな大人気の牛フィレサンドと厚焼き玉子サンドが半分ずつ入ったお得バージョンだ。

基本作り置きなので、どうしてもフィレ肉の旨みが抜けているように感じてしまうが、それでも十分にポテンシャルは感じる。厚焼き玉子の甘さも食パンと相性バッチりやね。


2018/04/09

はるさぁ 手羽先一番:600円


はるさぁ
手羽先一番:600円
@維新百年記念公園陸上競技場


一般的にはチューリップと呼ばれる骨付きの手羽先のから揚げ。オリジナルの甘辛いタレと黒ゴマ&白ゴマの風味がしっかりと肉に染み込んでいて、味付けに関しての完成度はかなり高い。

残念なのは私が買った商品は作り置きだった事。完全に冷え切っていたので、恐らくかなり前に作ったものだろう。と、なると、確信犯的に作り置きの商品を売っている事になる。揚げたてなら絶対にもっと美味しい!と思うだけに、何とかならないものだろうか…。

ケータリングハウスMac レノファ勝!丼 800円


ケータリングハウスMac
レノファ勝!丼 800円
@維新百年記念公園陸上競技場


地元・山口県産米使用し、オレンジソースをあしらったかつ丼。カツは肉厚で衣もサクサク、食べ応えもある。

ただね、ソース掛け過ぎ。明らかに掛け過ぎ。正直、ソースが多すぎて、豚肉の味なんて全く分からない位、ソースの味しかしない。正直、目を瞑って食べたら、お好み焼きかな?と勘違いするぐらいソースが濃厚。


ケータリングハウスMac グレイビー丼ロコモコ:600円


ケータリングハウスMac
グレイビー丼ロコモコ:600円
@維新百年記念公園陸上競技場


180gの大きなパテに目玉焼き、濃厚なグレイビーソースとオリジナルのマヨネーズ風のソースの味のバランスは悪くない。ボリュームもこの値段なら素晴らしいと言える。

ただ、一番の問題はハンバーグがイマイチだという事。食べた感じの触感からすると、恐らく既製品ではないか?と思う。既製品を使う事を否定するつもりはないが、同じ既製品でももう少し美味しいものを使ってくれた方が、ただ大きいよりも私は嬉しい。

2018/04/06

たまごサンド:6000ウォン


たまごサンド:6000ウォン
@馬原総合運動場野球場


日本でも一部で人気となった厚焼き玉子のサンドイッチ。こちらの商品はその厚焼き玉子を薄い衣を付けて揚げているのが最大の特徴。これにより、食パンのモッチリ感と厚焼き玉子のふわふわ感にサクッとした独特の食感も加わる事で、何とも言えぬ心地よい感覚が口の中に広がる。実に素晴らしアイデアだ。

残念なのは、食パンがイマイチ美味しくない事。これで食パンも旨ければもっと素晴らしい商品になるのに…。


チョッパル:10000ウォン


チョッパル:10000ウォン
@馬原総合運動場野球場


チョッパルとは豚足の事。豚の足をタレで煮込んだもので、ゼラチン質が多く、コラーゲンもたっぷりで美容にもいいと呼ばれる韓国の人気料理だ。このチョッパルをキムチやニンニク、青唐辛子など様々なものと合わせて食べるのだが、正直こんなに豚足ばかりいらない。めちゃくちゃ美味いんだけどね。

まぁ、一人で食べるものじゃねーよ!と、言われればそれまでだけどさ…。


ROTTIBUN VANILLABUN:4000ウォン



ROTTIBUN VANILLABUN:4000ウォン
@馬原総合運動場野球場


マレーシア発祥、韓国で大人気の菓子パン・ロティ。見た目はメロンパンのようだが、表の生地はサクサク、中身はしっとりと柔らかくてふわふわしている。定番のモノはコーヒークリームが表面にコーティングされているのが、このバニラBUNはコーヒークリームにバニラの香りがトッピングされており、その味わいはどちらかというとキャラメルマキアートに近い感じがする。油が結構きつくて、知らず知らずのうちに手がベトベトになってしまうのが玉に瑕だが、一食の価値は十分にある。