ハム・ソーセージ工房イブスキ
ホットドック / ソーセージ盛り合わせ:各600円
@北九州スタジアム
この日、5品を食べた段階で私は最後の一品を模索していた。この素晴らしいスタグルが揃うスタジアムで最後を〆るにふさわしい一品…。私は悩みに悩んでいた。そんな時、コンコースである男性とすれ違う。男性の手には私の大好きなドイツのソーセージの様な形状をしたホットドックが…。そして、そのソーセージを包む包装紙に「IBUSU…」の文字が…。
まさか…。
私は全力で探す。
行っていない場所と言えばホームゴール裏スタンドの1階部分しかない。そして、目的の場所に着くと私の眼には行列と共に赤いワゴン車が飛び込んできた。間違いなかった。あのIBUSUKI-イブスキ-だった。数年前、鳥栖スタジアムから姿を消したIBUSUKI-イブスキ-。鳥栖サポーターだけでなく、アウェーサポーターにも愛されたIBUSUKI-イブスキ-。あの伝説のIBUSUKI-イブスキ-がスタジアムに帰って来た!
こんなに嬉しいことは無い…。
しかも、この日2018年4月29日が北九州スタジアムへの初参加であり、IBUSUKIフスボールスタディオンが再始動する記念すべき日なのだ。その記念すべき日に導かれるようにこのスタジアムを訪れた私…。これを運命と言わずして、なんと言うか?これは絶対に食べなければならない。これ以上、〆に相応しい料理はない。
●ソーセージ盛り合わせ:600円
そして、列に並び待つこと20分。悩みに悩んで選んだメニューはこの”ソーセージの盛り合わせ”。数種類のボイルしたソーセージと、焼きたてのニュルンベルガーまで入った贅沢な盛り合わせは期待通りの正統なソーセージそのもの。ニュルンベルガー以外のソーセージはパッと見似ているが、それぞれがしっかりと個性と独自性を主張している。器の底に敷かれたザワークラフトも心憎い。
そして、列に並び待つこと20分。悩みに悩んで選んだメニューはこの”ソーセージの盛り合わせ”。数種類のボイルしたソーセージと、焼きたてのニュルンベルガーまで入った贅沢な盛り合わせは期待通りの正統なソーセージそのもの。ニュルンベルガー以外のソーセージはパッと見似ているが、それぞれがしっかりと個性と独自性を主張している。器の底に敷かれたザワークラフトも心憎い。
美味い、美味すぎるぞ!
私は日本とドイツとソーセージの最大の違いは豚の味そのものだと思っていた。実際、ドイツに住んでいた時に食べていた豚肉は日本の豚肉とは違う風味と癖があった。それがドイツのソーセージに確固たる個性を与えているのだと思っていた。ただ、それは誤りだった。日本でも本場ドイツと変わらないソーセージを造る事ができるのだ。そして、これだけの種類とボリュームのソーセージがたった600円。これはIBUSUKI-イブスキ-だからこそ出来る事なんだ。正直、事前に出店している事を知っていたら、最初から全力を傾けていたかもしれない。だって、他にもホットドック、焼きサンドやハム・チーズ・ジャーキー盛り合わせ等、食べてみたいメニューが盛り沢山なのだから。
●ホットドック:600円
そんな気持ちが我慢しきれなくなったハーフタイム。再び足を運びホットドックも購入した。そして、改めて実感する。やっぱり、美味い。すんげー美味い。口いっぱいに広がる肉汁は勿論、あらびきの肉の触感を歯で味わう感覚…。これまでドイツに訪れるたびに何度も食べた本場ドイツのソーセージ、そのものである。Es ist sehr lecker!もう、完全に私はIBUSUKI-イブスキ-の虜だ。
ちなみに、ホットドックという商品名になっているが、本場ドイツではBratwurst(焼きソーセージ)としてブレートヒェンと呼ばれる白いパンに挟んで提供されるのが一般的。パンに挟まれてはいるがホットドックとは言わない。ただ、この形で提供するなら、日本人にはホットドックの方が馴染みはあるし、わかりやすいだろうね。
最後に。
IBUSUKI-イブスキ-さんだが、今後も継続的に北九州スタジアムに参戦していくと、そして、今後はメニューもどんどん増やしていくともおっしゃっていた。ただ、2019年シーズンは諸事情により定期参戦からは外れている。