2021/01/21

カップヌードル(ホットヌードル):350円

 

カップヌードル(ホットヌードル):350円
@国立競技場


旧国立時代、最大の名物にして最高の嗜好品といわれたのがこのホットヌードル。場所柄、春先や秋冬での開催が多く品揃えも貧弱ぅー!な同スタジアムで、長年幾多の観客の胃袋を支えると共に、凍えるような寒さの中で体を暖め、命を守ってくれていたのがコイツだった。時に風に晒され、雨に打たれた俺たちを優しく包み込んでくれるあたたかさ。両手を包み込むぬくもりと湯気に頬を赤らめ、口の中から食道を経て胃から熱が篭っていく体験に、自然と涙がこぼれ堕ちる。なのに、絶対に心には火を通さないニヒルなアンニョイ。その立ち振る舞いから一部では暖房と称され、安定感のあるパフォーマンスは常に貴重な存在だった。私も1度真冬のナイトゲームであまりの寒さにホント死ぬんじゃないか!?と思う時があったが、その時命を繋いでくれたのもコイツだった。砂漠を漂浪し続け諦念が芽生え始めた時に出会ったオアシス。ホットヌードルは蜃気楼じゃない。いつだってリアルで、感情を揺さぶることなくただ質朴に俺たちを温めくれた。その思い出は永遠だ。

そして、時代は流れ、国立は生まれ変わった。
でも、コイツはそこにいた。
今もリアルだった。

ほとんど変わらない佇まい。
横目の笑顔。
分厚い唇。

その全てがここが国立競技場である事を立証している。国立競技場を国立競技場たらしめるもの、それはホットヌードルなんだ。普段、コンビニやスーパーでほとんど見かけず、国立でしか会えないというのも大きい。出会いと別れ、繋がりを繰り返す日々、ホットヌードルとの思い出は寄り添う青春の煌めきと共に他愛のない日々を美しく彩ってくれる。そして今、繰り返す毎日の荒波に飲まれてもコイツがここにいる。この瞬間が永遠だといま命が囁く。心の国立競技場に映るのはいつもコイツだ。その真実に抱かれ、これからも温めてもらおう。これは次世代へと継承すべき伝統なんだ。

FOREVER ホットヌードル!



メニューでは"カップヌードル"となっているが、実際に提供されるのは『ホットヌードル』。そもそも、カップヌードルは日清食品ホールディングスの登録商標なので、この名前で売るならアレを出さなきゃいかん。ここら辺のいい加減さも国立らしくて泣けてくるぜ…。

ちなみに、【国立競技場の暖房】として諸説(カップヌードル説、ホットスター説等など)入り交じっているが、私の認識する限りでこの言葉が生まれた時期を基準に考察すると、【国立の暖房】はこのホットヌードルで間違いない。ホットヌードルこそが真の暖房だ。断言する。


⬆旧・国立霞ヶ丘競技場時代のホットヌードル。当時の価格は250円(2006年撮影)

福島県ならは町 マミーすいとん:600円


福島県ならは町
マミーすいとん:600円
@国立競技場


福島県楢葉町で古くから親しまれていた”すいとん”。当時、Jヴィレッジにて合宿を行っていたサッカー日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏がこれを食した際、故郷のおばあちゃんの味に似ていることから「マミーすいとん」と名付けられた。「フランスに醤油ベースのおばあちゃんの味なんてあるんかい!?」とか聞くのは野暮の極み。素朴な味わいがトルシエにそう思わせたんだろう。

そんな「マミーすいとん」が国立に登場。うん、これは絶対に食べなきゃいけない。間違いなく、今回リニューアルした国立の看板商品だ。

と、言う訳で早速購入。
鶏肉やゴボウ、椎茸、人参他がたっぷり入った具だくさんのスープは出汁の効いた醤油ベース。あっさりとしたホッとする優しい味は、日本人なら間違いなく郷愁に駆られる。平べったくプリっとしたすいとんも思ったより沢山入っていた。いやー、これはいいね!美味しいだけでなく体も芯から温まる。

特に今日は正月。
個人的にはもう完全に雑煮だよ。

新年早々晴れ渡った空の下、リニューアルした国立でお屠蘇として購入した「福島の日本酒」と一緒にチビチビやれるなんてもう最高やん。

あぁ、最高の一年が約束されたね。



福島県ならは町 福島の日本酒:500円

 

福島県ならは町
福島の日本酒:500円
@国立競技場


日本サッカー界初のナショナルトレーニングセンターとしてオープンしたJビレッジ。東日本大震災の原発事故以降は事故処理の活動拠点として使用されていたが、復興五輪を掲げる東京オリンピックの象徴的な施設として無事再興。国内聖火リレーランナーのスタート地点としても選ばれた。そんなJビレッジの所在地が福島県楢葉町。その楢葉町のアンテナショップ的な店が今回国立の売店の一つとして出店している。その出店経緯やオリジナリティーから見ても、今回リニューアルの一番の目玉店舗はこの店で間違いないだろう。

と、いうわけで早速購入。
今日は元日。元日と言えばやっぱりお屠蘇!1年の邪気を払い長寿を願って飲む縁起物だが、それを元日に国立で飲めるんだから幸せ以外の何物でもない。しかも、福島の酒だぜ?いいじゃん!いいじゃん!もう、列挙された事実だけでテンションあがるよね!

と、いうわけで嫁ちゃんの好みと気分を聞き入れ、SAKE diploma保持者(ちなみに認定番号はまさかの”893”。ヤ〇ザなんだぜ…笑)でもある私がチョイスしたのが"又兵衛いわき郷"。クセが無く、スッキリとしたふくらみのある味わいは人を選ばない美味しさ!一緒に購入した"マミーすいとん"と合わせると、も~ホント堪んない。いつもは日本酒をちびちび楽しむ嫁ちゃんもあっという間に完飲。自腹(スタグルは基本私の奢りなんすよ…)でお代わりまでしちゃったよ。

いやー、ワンコインでここまで幸せに浸れるのは最高やね!福島大好き!今年は福島にも行きたいなー!



クンテープ タイ式焼きそば+バーベキューチキン:1000円

 

クンテープ
タイ式焼きそば+バーベキューチキン:1000円
@国立競技場


今回の国立競技場出店ラインナップで1番のサプライズはこの「クンテープ」で間違いない。大阪・道頓堀に店を構え、吹田サッカースタジアムにも出店しているのでご存知の方も多いだろう。タイ国政府認定レストランでもあるこの店は本格的なタイ料理が手軽に食べれるとあって人気も高く、私も大阪に住んでいた時はちょくちょく訪れていた。

そんな「クンテープ」の国立出店。
もう、その事実だけで安心感が止めどない。他の店の実力がどうであっても「クンテープ」がある。美味しい体験が保障されているんだ。いやー、ホントありがたい。

この日のチョイスは"タイ式焼きそば&バーベキューチキン"のセット。うん、やっぱり安定して美味い。



Naus Cafe 東京八丈島ホットレモン:400円 / ホットレモンジンジャー:400円

 

Naus Cafe
東京八丈島ホットレモン:400円 / ホットレモンジンジャー:400円
@国立競技場


自然豊かな八丈島で育った菊池レモンを使用した贅沢なレモネード。マイルドな酸味と甘みにキレがあり、凄く飲みやすい。特にホットレモンジンジャーは体の中からぽっかぽかに暖まるので、冬の観戦には最高だね。

出店場所はメインスタンド3層目の南側。
ちょっと見つけづらいかも。



らぽっぽファーム 窯出しポテトアップルパイ:400円

 

らぽっぽファーム
窯出しポテトアップルパイ:400円
@国立競技場


「らぽっぽ」で一番人気のポテトアップルパイのプレミアムバージョンがこれ。もうそんなん、美味いに決まってるやん。

小さいけどね…。


らぽっぽファーム 甘熟やきいも:600円

 

らぽっぽファーム
甘熟やきいも:600円
@国立競技場


今回、国立競技場に出店している店舗の内、11店舗をプロデュースしているのが「らぽっぽ」、「道頓堀くくる」、おいもBooを自社ブランドとして持つ大阪の白ハト食品工業。「とんかつまい泉」や「崎陽軒」の他、あの「クンテープ」や「SABER」もこちらのプロデュースで今回の出店が実現したらしい。なるほど、どーりで吹田色を強く感じるわけだ。(ただ、「クンテープ」は人気&実績共に選ばれるに相応しい店だとは思うが、「SABER」をチョイスするのはどうなんだ?吹田でも商品の質の低さからすぐに閑古鳥が鳴き、1年で撤退してたやん…。

と、いきなり話は逸れたが、早速「らぽっぽ」で購入。嫁ちゃんの強い要望だ。

スタグルに対して拗らせた感情を持つ私からすると、「何故、ここまで来て"らぽっぽ"を選ぶかね!?」と思ってしまうが、嫁ちゃんの様な普通の人からすると美味しいスイーツが手軽に食べれりゃーそれでいいんだろう。そりゃそうだ。実際、私もスタグルとしては面白味に欠けるから選ばないだけで、らぽっぽそのものは大好きだし、この焼き芋もとろけるような舌触りでめちゃくちゃ甘く美味かった。

そう考えると、国立のような一見さんが多数訪れるスタジアムだと知名度のある店舗を多く揃えた方が安心感を感じてもらいやすくて需要があるんだろうなぁー。



北斎茶房 苺と生クリームどら:340円

 

北斎茶房
苺と生クリームどら:340円
@国立競技場


錦糸町で人気の甘味処が国立に出店。
キッシュを購入した「MALO Galette & Quich」と同じスペースで出店している。錦糸町の実店舗もお隣通しなので、恐らく運営会社が同じなんだろう。

スタグルとして、団子屋さんは見かけるが甘味処の出店はあまり多くない。なので、それだけでも貴重な存在だ。特に、オリンピックで海外から多数のお客様が来る予定のこのスタジアムにはいいチョイスだと思う。

この日は各種どら焼きだけの販売だった(まぁ、コロナの影響の少なからずあるだろう)が、今後は店舗で販売している"あんみつ"や"白玉パフェ"なんかも販売してくれると一躍人気店になる可能性はあるね。

期待してます。



MALO Galette & Quiche ほうれん草とベーコンのキッシュ:800円

 

MALO Galette & Quiche
ほうれん草とベーコンのキッシュ:800円
@国立競技場


錦糸町に店を構える(現在閉店)女性に人気のガレットとキッシュの専門店。こういうお店が国立に出店しているなんて、以前の国立に通っていた時の自分に言っても絶対に信じないだろうなぁ…。ホント、いい意味で変わったよね。

もちろん、オシャレな雰囲気が大好きなミーハーを具現化した存在である嫁ちゃんは速攻で食いつく。「女子はこういうの大好きだからね!」なるほど、勉強になります。

ただ、個人的な感想を言わせて頂くなら、見た目のオシャレ感に対して味のインパクトは弱め。画像では伝わりにくいが、サイズもかなり小ぶりな感じ。ちょっと高いなぁ…と40代男子は感じています。


農家キッチン 2021年丑年セットA(お好み焼き&和牛焼きしゃぶ):1500円


農家キッチン
2021年丑年セットA(お好み焼き&和牛焼きしゃぶ):1500円
@国立競技場


大阪の射手矢農園が作る自慢の泉州キャベツをたっぷりと使用したお好み焼きと和牛の焼きしゃぶ(自慢のキャベツ添え)がセットになったこの商品。キャベツというと春のイメージが強いが、この泉州キャベツ"松波"の旬は正に今!甘みたっぷりのキャベツの存在感が際だっている。正直、これだけ素材が良いのなら和牛とか要らないよ。もっとシンプルに、キャベツだけたっぷり食べさせて欲しいわ。

それじゃ中々売れないから肉を使ってる、と言うのは重々承知しておりますが、戯言の1つとして聞いて頂ければ幸いです。




 

おむすび専科 おにぎりセット:600円


おむすび専科
おにぎりセット:600円
@国立競技場


関東圏を中心に店舗展開をしているおむすび屋さん。日頃から「各スタジアムに必ず一店舗はおむすび専門店を配置せよ!」と訴え続けている私からすると、ナイスジャッジ以外の何物でもない。

ただ、こうじゃないんだよなぁ…。

何故、おにぎり専門店なのに、おにぎりメニューがこのセット一つしかないんだい?しかも、何故鶏飯なんだい?助六寿司とか焼きそばとかいらないよぉー…。色んな具材の中から好きなの選ばせてくれよー…。

あと、いくら国立価格とは言え、鶏飯にぎり×2個、唐揚げ×2個、煮玉子、漬物にこの内容でこの価格は高すぎる。


おいもBoo 具だくさん黒豚豚汁:550円


おいもBoo
具だくさん黒豚豚汁:550円
国立競技場


こちらもそぼろカレーと同じ店で購入。
[国立競技場]で名前に偽りのない商品が出てくる、至って普通の事なんだけど、もうそれだけで抱きしめたくなるほど嬉しい。

まぁ、豚汁大好き嫁ちゃんは「出汁も味噌もちょっと薄めなので、もう少し全体的に塩分がほしいよー。」とか抜かしていたが、こんな戯れ言は過去を知らない無知ゆえの横暴だ。〘国立で具沢山な豚汁がホントに具沢山で出てくる〙事がどれだけの偉業か、みっちり5時間ほど語り尽くしてやりたくなる。

あのハッタリばかり噛ましてた出来の悪い子がこんなに立派になって…と、謎の親目線で感動しちゃうんだよ!

ホントよく頑張ったなぁ…。


おいもBoo 肉そぼろカレー:950円

 

おいもBoo
肉そぼろカレー:950円
国立競技場


種子島産・安納芋で育てた「安納黒豚」のそぼろ肉たっぷりのカレー。緩めのルーは見た目以上にコクと辛さがあり、ご飯がスイスイ無くなっていく。あと、ご飯も普通に美味しいのも個人的にはポイントが高い。

なにより、[国立]と名のつく競技場で普通に美味しいスタグルが食べれる事がもの凄く尊い。以前の国立競技場のスタグル事情を知っている者ならわかるだろ?[国立]で普通に美味しいのが食べれる事の凄さを。
私なんか、あの修羅の日々を思い出すとついつい涙腺が緩んじゃうね。



2021/01/05

☆☆俺の好きなスタジアムグルメ‐2020‐☆☆

 

過去はこちら
↓↓

本当に色々な事があった今シーズン。
新型コロナウイルスの影響で日常は大きく変化した。

当初計画していた予定は泡と共に消え去り、もしかしたら二度とスタジアムに行けないんじゃないか?スタグルも食べれないかも?と、最悪の事態まで覚悟した。

そして、予期出来なかった事がもう一つ。
仕事がビックリするぐらい忙しかった。
想像出来なかった世の中に変わる中で、想像出来なかった事が起きている。
非日常の中で更に非日常。
個人的には現実が目の前にない日々が続いた。
(一部で、服役してたんですか?と心配されましたが、警察&行政関係のお世話には一切なってません!笑)

それから比べると、現状はかなり楽になった。
つーか、慣れた。非日常が日常になった。

そんな中、観戦に行く事も中々出来ず、遠征にも行けない日々。今年訪れたスタジアムはここ数年では最少の20か所。食べたスタジアムグルメは計150品、と去年半分以下しかない。

ただ、それでも素晴らしいスタグルは沢山あった。楽しませて頂いた。だから、今年も素晴らしきスタグルを褒め称えたい!

なので、今年もやります!
やらせていただきます!
個人的感情、純度100%!
思い入れのみで決めつけます!

俺の好きなスタジアムグルメ‐2020‐!!





三ツ沢球技場/横浜国際競技場


スタグル・西のコーヒー番長「WEEKEND」。
コーヒーの美味さも特筆ものだが、このインドチャイも凄い!

美味いコーヒーが飲めるスタジアムは増えてきたが、美味いインドチャイが飲めるスタジアムはほとんどない!この味の複雑さはガンジス川、母なる水だ!
知らんけど。



新潟スタジアム


個人的にスタグル豚串部門では一番美味い!と思っている”もち豚串焼き”が、ミネラルたっぷりの”笹川流れの塩”で更にパワーアップ!
塩の力でここまで美味くなるとは…。

今シーズンは選手コラボ商品だったが、今後はこれがスタンダードになるとかなり嬉しい!





清水日本平球技場


合言葉の『ガッツリ食べて!スタミナつけて!応援!そして"勝ちロコ"を!』を文字通り体現するスペシャルな弁当!

具材はバラエティー豊かでボリュームもたっぷり!しかも、毎回違う形で楽しめる!コストパフォーマンスも抜群!何より美味い!!

文句ある?ないね!





ポケットファームどきどき
水戸市立競技場


鶏肉とガーリックのハーモニーが至高!
口から鼻を突き抜けるパンチのあるガーリックの香り!これは”セルフ・ガーリックハラスメント”!ひと口食べれば虜になっちゃう、私をダメにする。鶏肉とニンニクが二人の距離を近づけて、敏感&情熱また一人。

美味すぎて、ジョージアの風になる!





だんご庵季彩
鳥栖スタジアム


餅、白餡、ミカンの甘さのバランスがとにかく秀逸!
季彩さんのフルーツ大福はどれもレベルが高いが、その中でもこれは飛びぬけて美味い!しかも、ミカン餡で作られたミカンバンダナを巻いたウイントスの練り菓子まで付いてるんだから、見た目の楽しさも倍増!

同じような丸ごとフルーツ系のデザートとして「ダイワスーパー」のフルーツサンドも素晴らしいが、『スタジアムグルメ』としてこちらは唯一無二。

やっぱり、季彩さんは孤高の存在だわ。

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「ウィントス×ふろん太×中村憲剛選手」:800円

ちなみに、今年も食べた”季彩の一魂”
今回も期待を上回る出来栄えで大満足。
流石、世界に誇れるJAPANESE・No.1スタグルだ。

と、いうわけで、これを含めちゃうと毎年一位が固定されちゃうからもう殿堂入り!
ほんとうに素晴らしい!
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三ツ沢球技場/横浜国際競技場


マリノス・スタグルの至宝「コルポデラストレーガ」!噛むごとに広がる深い味わい!優しい食感!トロける舌触り!その全てが高次元で絡み合う!

あぁ、これは食べなければならない!
心が軽くなる美味さだ!



ちなみに、コルポデラストレーガ」さんは他のメニューも素晴らしく、牛肉のペポーゾ(ご飯付き):1200円も負けず劣らずの素晴らしい出来!なので、ほぼ同率3位みたいなもん。

黒胡椒のスパイシーで濃厚な味わいは切れが良くドライ!これは現場で働く大人のビーフシチュー!ガチンコでムキムキの美味さだ!








三ツ沢球技場/横浜国際競技場


マリノス・スタグルの超新星!
今年のスタグル新人王も文句なし!
味、見た目、香り、その存在感と特別感!
その全てが煌びやか!

あまりの人気ぶりにいつも長蛇の列が出来てしまうが、そんな事は些細な事!この美味さの前では全て許せる。

マリノス、いや、日本のスタグル界が誇るスーパースター!正に『レインメーカー』!新世代のスタグル代表格はこの商品で間違いなし!









玉子屋てっちゃん。
栃木グリーンスタジアム



二つの異なるふんわりフワフワの優しい口当たりと心地よい食感!噛めば噛むほどに感じる濃厚なコクと滑らかな甘み!シンプルで力強い旨さにマスタードの酸味が無限の食欲を掻き立てる!

いやー、このレベルの玉子サンドがたった600円で食べれるなんて信じられない。今年は「ダイワスーパー」の”フルーツサンド”や「DEENEY'S」の”マクベス”等、サンド系メニューの存在が目立った一年だったが、その中であえて私はこちらを押したい。

これぞ、ジャパニーズ最強サンド!
サンドイッチの日英同盟!
これが今年のNo.1!!

デッドヒートのアイラブユーでしかない。





そして、最後に…。






喫茶ジェイ
鳥栖スタジアム








と、いうわけで、今年のBEST SHOPは二年連続鳥栖からこちらのお店!
今年、ジェイさんで食ったメニューは本当にどれもこれも凄く美味かった!ジェイさんの料理って私のようなアラフォー世代に凄く刺さるんだよ。なんかねぇ、懐かしくて新しい。過去に触れながら新しいものを見せてくれる。30代中盤あたりから急に妖艶になる女性の様な魅力、吉田羊の様なエロさがある。若くて健康的なピチピチのエロさや、グラマラスでセクシーなエロさの様な下半身に直接響くエロさじゃない。経験と轍からくる隠秘で脳に響くエロさだ。

ジェイさんの料理は決して見た目は派手じゃない。インスタ映えするような華やかさもあまりない。でも、魅力的なんだよなぁ~…。堪んねーんだよなぁ~。スーツを着こなした西田尚美の様な感じよ。

私が喫茶ジェイが好きな理由はここにある。
まぁ、私だけじゃないだろうけどね。

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以上。

今年は本当に大変な一年だった。
そんな中、色々な事情が有りながらも出店を決断してくれた店舗様には感謝しかない。飲食店は今年一年乗り越えただけでも全店MVPだと思っている。

これを書いている現在、再び緊急事態宣言が発令され、新シーズンがどうなるか全く先は見えない。ただ、個人的な願望で言えば、やっぱりもっと色々なスタジアムに行きたい。そして、もっと色んなものを食べたい。去年行こう!と思ってて行けなかった、秋田、相模原、沼津、長野、岐阜、岡山、今治、熊本、そして宮崎には今年こそ行きたい。食べたい!と思っていたけど食べれなかったスタグルも食べたい。

その為に、出来る事を日常から少しづつ重ねていこうと思います。

2020年も皆様方にはお世話になりました。
2021年もスタジアムで会える事を楽しみにしています。

ごちそうさまでした。