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2023/07/22

伊勢屋 焼きそば:450円 @大田スタジアム


ここに至るまで数多くのスタジアムグルメを食べてきた。
物凄いスピードで進化するスタグルを極める事は恐らく一生出来ない。寧ろ、その差は年を追う毎に差が広がっている。それほど、今のスタグルは凄くなった。間違いなく、日本のスタジアムグルメ文化は世界一だと思う。ただ、それでも原点は忘れちゃーいけない。そう、私にとってのスタジアムグルメの原点、それは子どもの時、藤井寺球場で食べた焼きそばだ。古く寂れたガラガラのスタンドで、日差しを浴びる焦げ茶色の土と鮮やかな人工芝のグラウンドを見ながら食べる焼きそばは本当に美味かった。この日、大田スタジアムで食べたこの焼きそばはあの藤井寺球場の焼きそばとは全然違う。肉も野菜もしっかり入っていて、球場関係なく焼きそばとして普通に美味い。似ても似つかぬ別物だ。ただね、何故か凄く懐かしい味がするのよ。あの日藤井寺球場で食べた焼きそばがフラッシュバックするのよ。目頭が熱くなるほど郷愁を刺激する。やっぱり、こういう焼きそばは何時までも無くなって欲しくないなぁー。


 

伊勢屋 おにぎり(シャケ・タラコ):1ヶ300円 @大田スタジアム

 

擦れっ枯らしの野球ファンに「好きなスタグルは?」と聞くと、必ずと言っていいほど名が上がるのがこの伊勢屋さんの“おにぎり“。注文が入ってからお母さんが握ってくれるふんわりとした熱々の特大おにぎりは塩加減も絶妙で、米が口の中で気持ちよくほぐれていく。もう何!?こんなに静かに激しく感情を揺さぶるスタグルある!?って感じ。これぞ大田スタジアムでしか味わえない宝物だ。美味すぎるよ!

そういえば遙か昔、一応野球少年だった私は、当時大人気だったキャプテン翼の影響もあって本当はサッカーがやりたかった。ただ、息子に野球をして欲しい親父の悲しむ顔が見たくなくて野球を選んだのね。まぁ、野球そのものは好きだったしね。でも、練習がとにかく嫌いだったのよ。昔なのでとにかく練習時間が長い、しんどい、暑い、水も飲めない、ボールにふれているより声を出しているだけの時間が圧倒的に長い…。本当に苦痛でしかなかった。全然楽しく無かった。練習の日は中止になって欲しくて常に雨乞いしてたもんね。そんな中、唯一の楽しみが試合の日にオカンが作ってくれる特大のおにぎりだった。具は全て私の大好きな焼きタラコ。これが楽しみで試合に行ってた。私にとって子どもの頃の野球の楽しい思い出はおにぎりしかない。このおにぎりはそんな色褪せた子供の頃を鮮明に思い出させてくれる。このおにぎりは間違いなくスタグル界のレジェンドだ。これを食べずしてスタグル、特に球場飯を語るのは有り得ない。スタグル文化遺産だ。末永くこの味を楽しみたい。おにぎりを握ってくれるお母さんが高齢なのが少しきがかりだが、出来ることなら未来永劫この味を守り続けて欲しい。

コラ、斜め前の高校生!コンビニ🍙食ってワチャワチャしてる場合ちゃうぞ!どう考えてもこっちや!奢ったるからとりあえず売店に駆け込め!


このアルミホイルが伊勢屋さんの象徴。


具材は6種類から選ぶことが出来る。