2020/11/05

ポケットファームどきどき シュクメルリ:500円


ポケットファームどきどき
シュクメルリ:500円
@水戸市立競技場


去年、松屋で販売されたことで一気に有名になった”シュクメルリ”。”シュクメルリ”とは、ニンニクとチーズのホワイトソースで鶏もも肉を煮込んだジョージア料理で、『世界一ニンニクを美味しく食べるための料理』とも称され、松屋でも販売以来SNSを中心に話題を集め大人気商品となった。

そんな”シュクメルリ”を「ポケットファームどきどき」さんが作る。これは気になる。ならない方がおかしい。

この日、「ポケットファームどきどき」さんでは”野菜たっぷりポトフ:400円””おでん:500円”等の熱々系料理が販売されていた。こちらも見逃す事の出来ない魅力を発散しているが、今日は”シュクメルリ”しか目に入らない。だって、もうメニューを見た瞬間に口がガーリックを迎え入れる体制に入ってしまったからね。

と、いうわけで、この”シュクメルリ”。
ハッキリ言って、美味すぎ!
美味すぎるぜー!!
器にたっぷりと入った鶏肉とガーリックのハーモニーがとにかく堪らん!口から鼻を突き抜けるパンチのあるガーリックの香り!これは”セルフ・ガーリックハラスメント”!ひと口食べれば虜になっちゃう、ダメになる。鶏肉とニンニクが二人の距離を近づけて、あーぁ私は敏感&情熱また一人。ため息をついて秋の風を吸い込むと、そこにジョージアの美しい街並みと豊かな自然が見え隠れする。そういえば、昔、獣神サンダーライガーは週刊誌の記者にその正体である山田恵一のことを聞かれ「山田は死んだ。リバプールの風になった。」と答えた。なんと文学的でロマンあふれる名言だろうか。私も今、この感動的な美味さと強烈なニンニクの匂いに私という個人が死んだ。沈みゆく太陽の中、羽ばたく鳥のように輝きの中でジョージアの風になった。

もう、言葉はいらない。
全身全霊の座礼で敬意を表したい。