だんご庵 季彩
駅スタ限定和菓子 各種 ～2020.12.12 川崎フロンターレ戦～
＠鳥栖スタジアム
サガン鳥栖とは何か？
私の中では「だんご庵季彩」さんの限定和菓子だ(季彩さんの凄さは↑のリンク参照)。鳥栖スタジアムに行く目的の半分位はこれ。これを愛でる為に今回も埼玉から片道7時間以上かけて鳥栖に行くし、少しでも早く到着する為に高くなっても時間重視で飛行機の便を選ぶ。ミシュランガイドの三ツ星は『それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理』という基準を元に選出されているらしいが、この基準を元にするならこの和菓子は間違いなく三ツ星。いや、この和菓子を含めた鳥栖スタジアムのスタグルそのものが三ツ星だな。今年も一部店舗の入れ替えはあった(「蔵出めんたい本舗」さん、カンバーック！)が、それでも十分に素晴らしい陣容。個人的には、何故鳥栖のスタグルの評価が一般的に低いのかさっぱり訳ワカメなんだけど、一番の理由は他サポの認知度の低さ、クラブのアピールの弱さにあると思う。もっと自信をもって、ガンガンアピールすればいいのになぁー。鳥栖サポーターでもない私のほうが下手したら公式より頑張ってる。それじゃイカンでしょ。
と、話は逸れたが、この日の季彩さん。
私達は試合開始二時間半前に到着したがすでに大行列！とりあえず、嫁ちゃんを季彩さんの列の方に配置し、私はジェイさんの方な流れる鶴翼の陣で攻め立てたが、それでも40分ほど待った。皆、わかっている。その価値があるんだ。
--------------------------------------------------
●砂岩魂 季彩の一魂
「ウィントス×ふろん太×中村憲剛選手」：800円
「多分、そうでしよ!?」
「そうだよね!?」
「それしかないよね!??」
私が勝手に妄想していたモノが目の前にある喜び！季彩さんならやってくれると信じていました！流石です！
この日の"季彩の一魂"はウイントスと川崎のマスコット・ふろん太。そして、今シーズン限りでの引退を表明した我らがバンディエラ・中村憲剛の組み合わせ。
そう、これを期待してたんだ！
いやー、これは川崎サポにとっては堪らんよ…。このまま永久保存したいよ…。でも、出来ない悲しさプライスレス…。
喜び、嬉しさ、悲しさ、寂しさ…。いろんな感情が複雑に入り混じり、帰省ラッシュの東名自動車道の様に渋滞している。
何故だろう？私には今日の"季彩の一魂"が、いつもよりちょっぴりしょっぱく感じたぜ…。
勿論、袋はご主人の手書き。
凄い勢いで売れてたけど、一体何枚書いたんですか…？
--------------------------------------------------
●未完の大起：600円
今回もう一つ購入したのがこれ。
若干19歳ながらサガン鳥栖を象徴する選手の一人となった松岡大起選手。そんな松岡君をイメージした創作和菓子は、ミカンを丸ごと包み込んだダイナミックで豪快な大福と、ミカン餡で作られたミカンバンダナを巻いたウイントスの組み合わせ。『未完』とミカンをかけている。
ただ、これが思っていた以上に凄かった。
ミカン大福のクオリティーがヤバい！
なんだこれ!?
めちゃくちゃうめーよ!!
餅と白餡、ミカンの甘さのバランスが凄すぎる。それぞれ異なるタイプの甘さなのに凄くまとまっている。ミカンの酸味も上手く活かして独特の甘さに昇華している。しかも、丸ごと一個使用したミカンの存在感が半端ないのに、しっかりと和菓子として完成している。この凄さはダイワスーパーのフルーツサンドと全く同じだ。あれもたっぷりと使用したフルーツの存在感が半端ないが、しっかりとフルーツサンドになっていた。決して、フルーツありきの代物じゃない。
あと、季彩さんの白餡は本当に凄い。
上品だが親しみやすく、フルーツの酸味との親和性が非常に高い。特にこのミカン(ミカンそのものもめちゃくちゃ美味いんだよなぁ〜…)との相性は抜群だ。ミカンの少しツンとした甘さを優しく包み込む包容力がある。気持ちよくツボを刺激してくるんだよ…。あああぁぁぁ…。ため息しか出ねぇ…。
元々、季彩さんのフルーツ大福はクオリティーが高くてどれもこれも美味いのだが、その中でもこれはトップクラスの美味さ！
いやー、感動したわ…。
今回もまたまた大満足。
やっぱり、季彩さん抜きで鳥栖のスタグルは語れない。日本が世界に誇るスタグルの一つだ。
お一人で営業されているので大変だと思うが、これからも変わらずあり続けて頂きたい。
ちなみに、季彩さんは今年鳥栖スタジアムからも近い佐賀県吉野ケ里に工房を構えたそうだ。
そちらにも機会があればいってみたいなぁー。
--------------------------------------------------
ちなみにちなみに、季彩さんには今年の春先行う予定だった結婚式のお土産をオーダーさせて頂いた。残念ながら式はコロナの影響で延期になってしまったが、お土産は参列予定者に配り大好評。今回は嫁ちゃんとその時のお礼も兼ねご挨拶させて頂いた。
↑はその時に頂いた色紙。
いやー、本当に嬉しいです！
来年の式で飾らせていただきます！
ありがとうございました！
