テセキムチ
ALBスペシャルセット:2000円
@新潟スタジアム
「テセキムチが新潟のホームゲームで販売されるぞ!!」
新潟へ向かう事が決まっていた私たちに飛び込んできた朗報。母が作る伝統の味を受け継いだ鄭大世選手の奥様が作る本場韓国のキムチ。キムチの味を大きく左右する”塩辛”と”アマエビ”、調味料にこだわった手作りのキムチは誉れが高く、これまで鄭大世選手が所属していた清水エスパルスのホームゲームでも販売されていた。その”テセキムチ”がこの度、期限付き移籍をした新潟でも白菜キムチとカクテキが一つになったオリジナルセットでの販売が決定したのだ。
このタイミングで…。
これは天啓でしかない。
清水所属時代にも機会があれば…と思っていた商品だけに余計にそう思う。
ただ、問題が一つあった。
「いつ食べるのか?」だ。
私は遠征組。
保冷パックに入っているとはいえ、遠征初日に購入してそのまま二日後自宅に持ち帰るのは味や衛生面等、色々な面でリスクがある。
では、スタジアムで食べるか?
いや、絶対に無理だ。
テセキムチの評判を聞くと、とにかく匂いが強烈らしい。そんなものをスタジアムで食べれば軽いテロだ。ソーシャルディスタンスが叫ばれ、座席間の距離が一定程度取られている昨今ですら周囲に迷惑をかけずに食べるのはまず不可能だろう。
「(あの人たち、テセキムチ食ってるよ…。つーか、普通スタジアムで食べるかね!?)」。
そう思われるのは目に見えている。
と、いうわけで、今回は試合後そのままクール便で自宅に郵送。後日、改めて楽しむ事にした。長年、スタグルを楽しんできたが、購入してその場で食べなかったのは今回が初。ホントはべいべいのおにぎりと一緒に楽しんでみたかったんだけどなぁ…。
(↓と、いうわけで、パッケージだけ撮影)
そして後日、自宅で実食。
パッケージを開けた瞬間、部屋中を一瞬にして支配する強烈な匂い!
うぉぉ…、マジで凄いぜ…。
美味そうなんだけど、とにかく凄い匂いだ。
あまりに強烈すぎて、写真を取り忘れたわ…。
そして、肝心の味。
うーん、鮮烈!!!
辛ーい!!!
でも、うんまぁーーい!!!
白菜&カクテキ共に見た目から想像していたよりも辛さは控えめながら、深いコクと味わいが野菜の深部まで染み渡り、パンチの効いた酸味が口の中を刺激する。なのに野菜本来の味は損なわれず、凄く尖がっているのに円やかにも感じる。これまで食べたどのキムチとも重なり合わない独特の美味さだ。まるで往年の名ボクサー・鬼塚勝也を思い出させる棘と色気、円熟味が共存している。正に”SPANKY-K(キムチ)”だ。
ちなみに、うちの嫁ちゃんは辛いものが苦手らしいのだが「辛い!美味い!辛い」と言いながらバクバク食べている。辛くても旨みがしっかりしているから食べれるのだろう。白菜のキムチはチャーハンや鍋に入れても凄く美味そうだなぁー。
とりあえず、通販でも買えるようなのでリピート確定。しばらく、我が家の定番キムチはこれになりそうだ。今度は色々な料理に使ってみよう。
川崎フロンターレでデビューした頃から見ている鄭大世選手。いい意味で感情的な、昔から大好きな選手だ。
大世、新潟でも頑張れ!!
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ちなみに、この日は朝の10:00から限定300セットで販売。私たちは9:40過ぎに現地に到着したがすでに長蛇の列。残り100セットを切った所でなんとか購入できた。
今後も新潟の主催試合では定期的に限定販売されるらしい。(勿論、鄭大世選手が所属している間は…だろうけど…)
販売情報はアルビレックス新潟公式サイトでCKを。