ここ最近の等々力名物・変わり種唐揚げ。
基本的には対戦相手をイメージした日替わりのから揚げというスタンスで”変わり種”と名が付いているが、リーグ戦ではそこまで奇天烈なものは無い。
ただ、この基本スタンスが何故かACLになると崩れる。
川崎フロンターレスタッフとしての血が疼くのか、違う国のクラブと戦うという事でウキウキしちゃうのか、とにかくネタに走りたがる。いや、完全にネタ優先と言っていいだろう。
「味よりネタ!ネタとして面白いかどうかだ!」
そんな感じが前面に出ている。
じゃなきゃー、オージービーフ風ステーキ唐揚げやオーストラリアン唐揚げwithベジマイトなんてメニューは絶対に作らない。
「うちのサポーターはノリが良いので面白がって買ってくれる筈だ!」
そんな思惑が見え隠れしている。
まぁ、その考えはあながち間違っていない。
現に一人こうして面白がって買っている奴がいるからね。
だから「お前みたいな奴がいるから、こうなるんだ!」と言われるとぐうの音も出ない。許してほしい。
ただ、今回の唐揚げは普通に美味かった。
ハニーマスタードの甘辛い酸味がこの唐揚げの足りない部分をうまくカバーしている。偶然の産物かもしれないが、結果オーライだ。
やるじゃん!フロンターレスタッフ!!
この調子でこれからもネタに走っても美味しさは忘れないで欲しい
あと、ついでにベースの唐揚げも美味しくしてほしい。
冷めてるし衣もブヨブヨで全然美味しくないんだよ、これ。
ハッキリ言って、一番の根本的な問題はそこだぞ。