味処いがらし
いくら丼:800円
@県立カシマサッカースタジアム
スタジアムでばかり飯を食べていると、どうしても肉系に偏りがちになる。と、いうのも、やっぱりスタグルで人気があるのは肉料理。カシマスタジアムでも圧倒的勢力を誇るのは肉肉肉。多種多様な肉料理が揃っているのだから無理もない。ヴィーガンがこの光景を見たら、失神するんじゃなかろうか。そもそも、文明が始まるずっと前の縄文時代から、人は変わらず肉に群がっている。本能がそうさせるのか?進歩のない生き物だ。
なので、逆にスタジアムで海鮮系は結構貴重な存在だったりする。ここ、カシマスタジアムでも仲町商店会さんの釜揚げしらす丼が人気で、私もこの日の購入リストの一つに入っていた。でも残念ながら今日はお休み…。そうなると、もう味処いがらしさんに行くしかない。
ここには、名物はまぐりがある。
と、思って店まで来たが、メニューの中に見慣れない物があった。
いくら丼。
手書きで殴り書かれたそのメニューは、明らかに異質だった。
こうなると逆に興味が湧いてくる。他のスタジアムなら地雷感が強くて二の足を踏むが、ここはカシマスタジアム。目に見えぬ厚い信頼がある。今日は嫁ちゃんもいないので「コレステロール!!!」と怒られる事も無い。そうなれば何一つ迷うことなくコール、アクセル全開ブンブブーンだ。そしてやっぱりその判断は間違っていなかった。おばちゃんが盛り付けてくれるたっぷりのいくら。これだけのっていれば完璧にいくら丼だ。その点に関しては何一つ不満はない。
ただ、ご飯が…まずい…。
びちゃびちゃでぐにゃぐにゃだ。
頼むよ、おばちゃん…。