飛騨牛が有名になる前、岐阜県を代表する高級お肉系名物といえばこの明宝ハムだったらしい。スーパーでも買えるけど少し高めのお肉。ちょっと贅沢なモノの代表みたいなもので、広く愛されている。これはその明宝ハムのフランクフルト。明宝特産物加工の直営店がある道の駅「明宝」では行列が出来るほど人気商品なんだそうだ。
その理由はひと口食べればわかる。
ミッチリと肉が詰まったプルんプルんのソーセージは見た目では分からなかったしっとりとした皮の食感と旨みがとにかく堪んない。肉汁が溢れ出る訳でも無いのにとってもジューシーなのも不思議な感覚に陥る。癖が強い訳でもないのに凄く癖になる。昔懐かしい素朴な味わいなのにエグってくる。本場ドイツのソーセージとは違うジャパニーズソーセージの完成型。それがこの明宝フランクかもしれない。これは中毒性があるなぁ…。
ただ、何が1番恐ろしいってこんなスゲー奴がシレッと紛れている所だよ。マジで岐阜さん、ハンパねぇ…。
