ドン・パニーニ
3種類の生ハムパニーニ:700円
@横浜国際競技場
今回、CDAさんの事前告知があった中で、実は一番興味を惹かれたのがこのメニュー。あのドン・パニーニさんがパニーニを販売する、あのドン・パニーニさんが満を持して販売するんだ、さそがし素晴らしいパニーニが食べれるんだろう!私は勝手ながら凄く興奮した。だって、私はパニーニが大好きなんだ。ドイツに住んでいた時の朝食はほぼパニーニだった。ドイツのパン屋さんでパニーニを購入すると、必ずレジでプレスしてくれる。チャパタと呼ばれる白いパンに穏やかな波のような焼き色が付き、齧りつくとサクッとした歯触りの後に来るモチッとした食感、それに絡み合うとろけたチーズ、ハムや生野菜、ソースとの一体感が堪らなく好きだった。だから、イタリアで本場のパニーニを食べた時の感動も覚えている。今でも全く色褪せていない。そんな私がこれを見過ごすことなど出来るはずがない。なので、炎天下の中列に並び、期待に胸を膨らませその時を待った。
と、いうわけでこれがそのパニーニ。
…
あくまで個人の感想だよ。
ガッカリが過ぎる…。
主な要因は2つ。
①具材にチーズが無い
②チャパタに具材を挟み込んでからのプレスが無い
なので、私が思い焦がれていたパニーニが当たり前のように持つ一体感がまるで無い。だって、焼いたチャパタで具材を挟んだだけなんだもん。バラバラ。これじゃーただパンと具材を食べているだけ。チーム戦術も何も無い、個人プレーの集合体。私が食べたかったパニーニとは似ても似つかぬ別人だ。ただ、美味くないのか?と言われれば普通に美味い。不味くなるはずがない。でも、これは私の求めていたパニーニじゃない。このパニーニでこの値段は高すぎるし、これを食べるために並びたくもない。
この日は初登場ということで予想以上に売れていたみたいだけど、それは多くの人がそれだけドン・パニーニさんが作るパニーニに期待していたって事だよ。これはその多くの人達の期待に応えられていたのかな?他の人は眉唾無しにこのパニーニで満足しているのかな?ドン・パニーニさんはそこを見過ごして、ただ売れたことだけを喜ぶしょーもないお店ではないと私は信じている。
とりあえず、食べたい方はお好きにどうぞ。