鹿島食肉事業共同組合
手作り豚まん:250円
@県立カシマサッカースタジアム
食肉さんといえば、日本人の誰もが「もつ煮!」と即答するほど対をなす言葉。ある意味カシマがもつ煮でもつ煮が食肉でもある。だから、誰もが食肉のもつ煮込みを目指して駆け走る。メインスタンドのチケットはある意味食肉へのファストパスだ。入場後すぐに向かえば長蛇の列に並ぶ事無く購入できる(カシマスタジアムは入場後しばらく間だけ、各スタンド毎にコンコースの移動が制限されるのよ)。なので、店頭まで来ても多くの人々の目にはもつ煮込みしか入らない。視野は獲物を捕らえた野生動物並みに狭くなり、思考回路はショート寸前、もつ煮込みに支配される。脳がもつ煮込み以外の存在を認識しないのだ。
忘れがちになるが、今我々が見えているモノは全て脳が認識したものを処理した映像だ。目で見ているわけではない。目に映ったものを脳が認識&処理を行い映像化しているだけだ。だから、脳が認識しない限り我々には見えない(認識できない)。脳が認識&処理をした結果なので私が見ている景色とあなたが見ている景色は同じではない。私には鏡に映る自分がイケメンに見えるのに、あなたにはそう見えない。好きになった人が必要以上にカッコよく&可愛く見えるのは、脳にドーパミンが出ていてウッピーでハッピーになるから。人それぞれ、脳は違うから仕方ないのだ。なので、完全犯罪を目論む全国の計画殺人予備軍の方には、是非死体のすぐそばに食肉のモツ煮を置くことをお勧めする。脳がもつ煮込みに支配されるので死体を認識できず、これを利用すれば完璧な密室トリックが完成するだろう。
いかんいかん。話がそれた。
私が今回オススメしたいのはもつ煮を利用した密室トリックじゃない。食肉さんには他にも魅力的な商品があるという事だ。
例えば手作りチャーシュー。ぷりっぷりの極厚チャーシューがてんこ盛りで500円でお釣りがくる。ここはモロッコか?
そして、秋口~冬にかけてオススメしたいのが、この手作り豚まんだ。たっぷりの餡の美味さは勿論、フワフワで甘みのある生地がとにかく秀逸!手作りならではの生地の厚みと一体感は、もつ煮同等の完成度を誇る。
是非、食肉さんでもつ煮込みを購入する際は、この隠れた逸品も一緒に楽しんで貰いたい。まぁ、全然隠れてはいないんだけどね…。