ゆがふ
くるみ塩キャラメルクレープ(トッピングなし):500円
@県立カシマサッカースタジアム
毎回、カシマスタジアムに来る度に〆として食べるこのゆがふさんのクレープ。私にとって、カシマスタジアムで最後に食べるのはこのクレープ以外ありえない。それほど、このクレープの美味しさは群を抜いているし、その素晴らしさは何度も紹介してきた。
と、いうわけで今回もいつも通り購入。
メニューにある商品は一通り食べたので、今回はその中でもお気に入りの”くるみ塩キャラメル”をチョイス。いつもならここで「アイストッピング(シングル+50円、ダブル+100円)」を付けるのが欲張りな私のパターンだが今回は付けなかった。まぁ、単に小銭が丁度500円だけあって、この忙しそうな中一万円札は出したくなかったのでね。
ただ、この判断が私に衝撃を与える。
めちゃくちゃ、うめぇぇぇぇーーー!!!!
なんだよ、この美味さ!!!
前回、食べたアイストッピング付より全ての味が鮮烈!くるみの風味も、塩のアクセントも、キャラメル本来の甘さも、ホイップクリームと合わさり滑らかになって直接的に伝わってくる!そして、その全てがこのゆがふさんのクレープ最大の特徴とも言える生地の個性と見事にマッチしている!
間違って欲しくないがアイストッピング付が美味しくなかった訳じゃない。これはこれでめちゃくちゃ美味いし、贅沢感もハンパない。ただ、このくるみ塩キャラメルに関して言えば無い方が圧倒的に美味い。くるみの繊細な風味と味わいも、海藻に由来する藻塩の本来の豊かさもボヤける事無くダイレクトに伝わってくる。
恐らくこのクレープは、一輪の花の蜜線の味の様に繊細なんだ。混じり気のない透明で仄かな味の変化。凛と佇む無口な少女の様な甘さが限りなく美味いんだ。だから、このクレープにアイストッピングを付けるのは、少女に白粉を塗りつける様なもの。このクレープに濃厚な化粧は必要ない。素材そのものが最大限引き出されている本来の形で食べるのがベストなんだ。化粧やドレス、宝石で着飾った魅力的なお姉さまに目を引かれるのは仕方ないが、まずは一輪の花の美しさを心に留めるべきなんだ。
とにかく。
くるみ塩キャラメルクレープに関してだけは、絶対にアイストッピングを付けない方がいい!断言する、付けない方が数段美味い!まるごとチョコバナナクレープはアイストッピングを付けた方が絶対に美味いので、そっちに2個付けとけ!!