2023/05/30

米五合 鍋島 純米吟醸きたしずく:750円

 

米五合
鍋島 純米吟醸きたしずく:750円
@鳥栖スタジアム


鳥栖スタジアムのアウェイ側コンコースには沼がある。スタジアムとは思えないとんでもなく魅力的なラインナップで、アウェイサポを全力で潰しにくるお店、それがこの米五合さん。この日も魔王をはじめ、伊佐美、三岳、くじら、薩摩茶屋等々、人気と実力を兼揃えた焼酎がずらーっと並ぶ店頭は壮観そのもの。これが一杯600円~なんだから、酒飲みにはほんとうに堪んない。実際、あの鹿島サポが吸い寄せられるかのように魔王を注文していた。まぁ、気持ちはわかる。関東で魔王をこの値段で飲める所なんてほとんどない。それがスタジアムで飲めるんだから最高でしかないもんね。ただ、個人的にはやっぱり日本酒が飲みたい。佐賀は鍋島、光栄菊、七田、能古見、東一等々、実力のある酒が多く、九州ではトップクラスの日本酒産地だ(特にここ最近は光栄菊のクオリティーがどんどん上がってきている。個人的には近い将来鍋島を追い抜くのでは?と思っている)。そんな所で飲む酒は地場の酒に限る。

と、いうことで、店員さんに聞いてみたら本日の日本酒は「鍋島 純米吟醸きたしずく」だけ、ということなのでこちらを購入。きたしずくとは吟風や彗星と並ぶ北海道産の酒造適合米。涼しげなラベルそのままの綺麗で爽やかな酸味と旨みでスッキリとした喉越し。今後、鍋島は五百万石を使用したオレンジラベルを終売させ、こちらに切り替えていくらしい。うん、大歓迎だ。ハッキリいって鍋島のオレンジラベルは私の中ではかなり評価が低い。鍋島というブランドだけであれをお勧めてくる店はハッキリいって信用しないほうがいい。

と、いうわけで、話は脱線したが言いたいことは一つだけ。この店がここにあるのには理由がある。アウェイサポは遠慮せず酒に溺れればいいと思うよ。これがホントの佐賀で行う免許奉納。




ちなみに、薩摩茶屋は魔王・森伊蔵と並び賞される村尾のセカンドラベル。違いは麹米(薩摩茶屋はタイ米を使用)だけなので、村尾の魂は充分楽しめる。(しかも、薩摩茶屋は一升瓶で約2200円とめちゃくちゃ安いのよ…。見つけたら絶対に買いやで)