2024/04/04

UN DE CES JOURS 田舎風パテと赤キャベツのマリネ:1000円 / カスレ トゥールーズ(鴨・豚足・白いんげん豆の煮込み):2000円 / 牛頬肉とレンズ豆のラグー:2000円 / リゾット(帆立・茸・菜の花):1400円 / レモンカスタードタルト:800円

 

UN DE CES JOURS
田舎風パテと赤キャベツのマリネ:1000円 / カスレ トゥールーズ(鴨・豚足・白いんげん豆の煮込み):2000円/ 牛頬肉とレンズ豆のラグー:2000円 / リゾット(帆立・茸・菜の花):1400円 / レモンカスタードタルト:800円
横浜国際競技


今回、マリノススタグルで個人的には一番楽しみにしていたお店がこちら。去年末、彗星のようにマリノススタグルに現れ、たった数試合で美味いものに食いなれているマリノスサポを虜にした。冗談じゃなく、提供している料理のレベルがスタグルという枠を超えていた。今年からは少し販売形式の変更があり、前菜からメイン、デザートまで豊富なメニューから単品形式で注文できるようになった。

ちなみに、今回のメニューは↓


ちょっと凄すぎるやろ…笑
いまだかって、スタグルで本格的なフレンチメニューをここまで幅広いラインナップで揃えた店を私は知らない。味はもう保証済み。期待するなという方が無理だ。

と、いう事で、福沢諭吉さんに同伴して頂き、フルコースに見立てて一気に5品頂いた。


田舎風パテと赤キャベツのマリネ:1000円

先ずは前菜から。
濃厚なパテとさっぱりとした赤キャベツの組み合わせ。味わいだけでなく食感も対照的なのが面白い。
初っ端からレベルが高い!


●カスレ トゥールーズ(鴨・豚足・白いんげん豆の煮込み):2000円

今回のスペシャリテ1つ目。
柔らかくホロホロの鴨と豚足が美味いのは勿論、じっくりと煮込まれた白インゲン豆が本当に美味い!その味は家庭的なのに奥深いホッとする味わい。フランスパンに煮汁を吸わせて食べると満足感は青天井よ。


●牛頬肉とレンズ豆のラグー:2000円

本日のスペシャリテ二つ目。
こちらはシェフがひと際思い入れのある一品。適度にプルンとした食感を残しながら柔らかく煮込まれた牛頬肉が本当に美味い!これだけでも美味いのにトマトコンカッセの酸味とレンズ豆の甘みも加わり尚GOOD!もう、煮汁とバターライスだけでも無限に食えるな。


●リゾット(帆立・茸・菜の花):1400円

今回、個人的に一番突き刺さったのはこちらのリゾット。
チーズマシマシの濃厚な味わいのリゾットにぷりぷりの帆立、旬の菜の花、コリっとした食感と風味のある茸、そしてオマケなのに存在感抜群のシャキシャキのネギ坊主!素材の持つ味わいがより強調されるような構成とバランスがパーフェクト!美味すぎる!個人的にはフランスパンに付けて食いたい位だ。


レモンカスタードタルト:800円

〆のデザートはこちら。
サクッとしたパイ生地にとろとろのレモン香るカスタード。サッパリとした後口で最後を締めくくるに相応しい一品。ちょっと食べ辛いがそれすら愛おしい。

以上。

今回使った金額は一店舗に一気に支払った額としては過去最高の7200円笑。流石にちょっとやり過ぎた。ただ、それに見合った満足感で一口一口に息吹が宿る、そんな美味さだった。

これからもスタグルの常識を覆すような料理を期待したいね。

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今回の騒動について。

店主の言動により色々と問題があったのは把握しています。
SNSの件はともかく、当日の対応については私もそれに近い?やり取りはありました。勿論、人によって受取り方は違うんだろうけど、私の場合は

私が被っていた帽子を見て
店主「え!川崎サポなの!?」
俺「そおっすよ」
店主「今日は勝つよ!」
俺「川崎がね笑」
店主「あはは!リゾット、チーズマシマシで野菜オマケしといたから!」
俺「あざーす!」
店主「じゃー楽しんでね!」
🤜🤛
ってな感じ。

なので、私個人としては全く嫌な思いをしていないのよね。一種のプロレスごっこだと解釈している。まぁこれぐらいの事は今まで色んなスタグルを食べてきた中で何度もあったしね。ただ、当然プロレスごっこはプロレスごっこと理解している者同士だから成り立つ事わけで、理解していない人からするとそれはただの暴力だし、知らない人達が批判的になるのも仕方ない。今回の件も店主はそこまで悪気は無かったと思うんだよね。ただ戯れたかっただけなんじゃないかな。ダービー?だしね。でも、当然だけどそれを受け止める側が全員それを理解してくれる訳じゃ無い。そこの認識が欠けていた。プロレスが信頼関係で成り立っているように、信頼関係の築けていない受け身が取れるかどうかわからない相手に無粋な技はかけちゃいけなかった。ハラスメントも同じだよね。今は相手がどう受け取るか?が問われる時代だから。距離感と信頼関係を見誤ったのが一番の失敗だったと思う。そもそもやる必要が無かったと言われればそれまでだしね。そういう点では店主に落ち度があった、というのが私の認識です。

でもさぁ、料理はほんと美味いのよ。喜ばせよう!という心意気にも溢れているし、絶対に根は悪い人じゃないのよ。だから反省し戻ってこられた時には、揶揄せず温かく迎え入れてあげて欲しいなぁ…とは思います。そもそも料理人の一番の仕事は美味いもので人を幸せにする事でしょ?基本に立ち返り、今回嫌な思いを思いをされた方がとびっきりの笑顔になるような美味いスタグルを食べさせて貰いたい…そう心から願っています。それが出来る方だと信じています。

誰がどう思おうが関係ない。
私は待ってますよ。