今回、マリノススタグルで個人的には一番楽しみにしていたお店がこちら。
去年末、彗星のようにマリノススタグルに現れ、たった数試合で美味いものに食いなれているマリノスサポを虜にした。冗談じゃなく、提供している料理のレベルがスタグルという枠を超えていた。今年からは少し販売形式の変更があり、前菜からメイン、デザートまで豊富なメニューから単品形式で注文できるようになった。
ちなみに、今回のメニューは↓
ちょっと凄すぎるやろ…笑
いまだかって、スタグルで本格的なフレンチメニューをここまで幅広いラインナップで揃えた店を私は知らない。味はもう保証済み。期待するなという方が無理だ。
と、いう事で、福沢諭吉さんに同伴して頂き、フルコースに見立てて一気に5品頂いた。
●田舎風パテと赤キャベツのマリネ:1000円
先ずは前菜から。
濃厚なパテとさっぱりとした赤キャベツの組み合わせ。味わいだけでなく食感も対照的なのが面白い。
初っ端からレベルが高い!
●カスレ トゥールーズ(鴨・豚足・白いんげん豆の煮込み):2000円
今回のスペシャリテ1つ目。
柔らかくホロホロの鴨と豚足が美味いのは勿論、じっくりと煮込まれた白インゲン豆が本当に美味い!その味は家庭的なのに奥深いホッとする味わい。フランスパンに煮汁を吸わせて食べると満足感は青天井よ。
●牛頬肉とレンズ豆のラグー:2000円
本日のスペシャリテ二つ目。
こちらはシェフがひと際思い入れのある一品。適度にプルンとした食感を残しながら柔らかく煮込まれた牛頬肉が本当に美味い!これだけでも美味いのにトマトコンカッセの酸味とレンズ豆の甘みも加わり尚GOOD!もう、煮汁とバターライスだけでも無限に食えるな。
●リゾット(帆立・茸・菜の花):1400円
今回、個人的に一番突き刺さったのはこちらのリゾット。
チーズマシマシの濃厚な味わいのリゾットにぷりぷりの帆立、旬の菜の花、コリっとした食感と風味のある茸、そしてオマケなのに存在感抜群のシャキシャキのネギ坊主!素材の持つ味わいがより強調されるような構成とバランスがパーフェクト!美味すぎる!個人的にはフランスパンに付けて食いたい位だ。
●レモンカスタードタルト:800円
〆のデザートはこちら。
サクッとしたパイ生地にとろとろのレモン香るカスタード。サッパリとした後口で最後を締めくくるに相応しい一品。ちょっと食べ辛いがそれすら愛おしい。
以上。
今回使った金額は一店舗に一気に支払った額としては過去最高の7200円笑。流石にちょっとやり過ぎた。ただ、それに見合った満足感で一口一口に息吹が宿る、そんな美味さだった。
これからもスタグルの常識を覆すような料理を期待したいね。
