ホル衛モン
ホルモン天丼:1500円
@愛鷹広域公園多目的競技場
沼津のスタグルといえばこちらのお店。
毎節、対戦相手に因んだ限定メニューがあり、今回奈良クラブ戦で用意されたのがこのメニュー。ホルモンの天ぷらは奈良でも結構ディープなB級グルメで、地元でも知らない人は多い。まぁ、奈良クラブサポーターならホームゲームのスタグルに出店してくれている㐂一さんの”大和牛ホルモン天ぷら”で知っている人も多いだろう。
と、いうわけで購入。
甘みが強く、濃厚でジューシーなマルチョウの天ぷらは衣はサクサク、肉に下味がしっかりと付いているので噛めば噛むほど味が染み出てくる。うん、美味い。ただ、奈良のホルモン天ぷらはハチノス、レバー、フク、ミノなどの脂身の少ない部分を使用するので気にならないが、こちらの天ぷらは元々脂の強いマルチョウを油で揚げているのでかなり油っこくすぐ飽きる。正直、途中からは油の塊を食っている気分になった。しかも、天ぷら×4個&唐揚げ×2個、計6個の揚げ物がのっているだけの天丼が1500円というのはいくらなんでも高すぎる。だって、1500円といったら、京都で食べた金丸さんの黒毛和牛特選カルビ丼、水戸で食べた常陸牛サーロインステーキ丼、岡山で食べた千屋牛ステーキと同じ値段なんだぜ?いくらこれらの店舗が良心的で、物価が上昇したと言っても全然比較にならない。しかも、関西でホルモンとは内臓物の総称で、ホルモン料理の発祥の地。元々食べずに捨てていた「捨てるもの」を意味する関西弁の「放るもん」が語源(諸説ある)と言わている。関西人にとってホルモンは安くて美味いの代名詞、庶民の味であり庶民の味方、こだわりが半端なく強い。だから、申し訳ないが関西人の私はこれじゃー全く満足できない。
子供の頃、アニメ主題歌がいっぱい入ったカセットテープを買ってもらったら、歌っているのが全員別人だった…。あの時の寂しい気持ちを思い出したね。