横浜REGOODA
ストロベリーパフェバブルワッフル:600円
@三ツ沢球技場
表面を覆い尽くすたっぷりの苺とバブルワッフル。見た目の立体感がとにかく凄い。生クリームも贅沢に使われているので、期待していた甘さが過不足なく堪能できるのもいい。
ただ、このパフェが素晴らしいのはそこじゃない。なんと、バニラアイスが1番底にあるんだ。普通、パフェと言えば、アイスがさも当たり前かのように1番目立つところに鎮座している。そりゃそうだ。パフェにおいて、アイスとフルーツは超看板。パフェの顔と言ってもいい。だから、パフェは目玉と言えるフルーツとアイスから食べていき、最後にコーンフレークやよくわからん寒天やゼリーで締めるのが支配的だ。食べ終わりを迎える頃には最初のテンションや喜びは残っていない、そういうものだと思っていた。しかし、このパフェは最後にアイスが登場する。前半ひたすら苺と生クリームを頬張り、口の中のアップが終わったところに現れるアイスという完璧なクールダウン。普通のパフェの様に、コーンフレークのカスが歯にくっついてイラッとしたり、コテコテのシロップの甘さを水で洗い流す必要が全くない。気持ちいい程の爽快感だけが口の中に残る。
いやー、この発想は無かった。
食べ始めから食べ終わりまで完璧にトータルプロデュースされている。フルーツパフェという商品への思い込みを完全にぶち壊している。意図して構成されているのなら、私は完全にハメられた。もう『どうでした?😏』と自信満々のニヤけた顔で聞いて欲しい。蔑んで欲しい。目でいたぶって欲しい。悔しいけど気持ちいいほど完全に踊らされた事を噛み締めながら一言「最高でした…」とお伝えしたいと思う。
フルーツパフェの再構築。
全部そうなるとそれも寂しいので、世の中のパフェは半分くらいはこの構成にしてもらいたいね。