ととりべファーム
ジェラート-いちご大福-:400円
@長良川陸上競技場
いちご農家のととりべファームさんが作る本格ジャラート。私が食べた”いちご大福”味はいちごのジェラートに小豆が入ったもの。小豆が入っているのに甘すぎず、その加減が癖になる。ジェラートを挟む最中もいい感じだ。
ちなみに、ここのお店の名物は新鮮なフルーツを冷凍保存しジュースを注ぎ込んで飲む”パウチジュース”。見た目も凄く煌びやかなので一緒にオススメしたい。
私はこの日、どう注文していいかわからず断念した…。
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ちなみにちなみに。
この店ではシャンパンも販売されていた。スパークリングワインじゃない。本物のシャンパンだ。
まず、結構多くの人が勘違いしているが、スパークリングワイン=シャンパンじゃない。シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で製造されたスパークリングワインだけが名乗れる名称で、シャンパーニュ製法と呼ばれる伝統的な製法で作る必要があり、ぶどうの品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種に限られ、瓶内二次発酵で15ヶ月の熟成、気圧、アルコール度数等、細かい規定をクリアする事が義務付けられている。
それゆえ、シャンパンは希少価値があり、高価なものが多いんだけど、この店で販売されているシャンパンはそんなシャンパンの中でも更に高級シャンパンと呼ばれる部類に入るあの”ドン・ぺリニヨン”、通称ドンペリだ。
仕入れ価格でも15000円程するこのドンペリをこの日はたった1000円で販売していた。スタジアムでドンペリという事実も凄いが、この価格は凄すぎる。だって、50ccずつ販売しても原価100%なんだぜ!?流石に普段は一杯2000円で販売しているらしいが、この価格でも恐ろしく安い。
そもそも、ドンペリ”は売るのが難しい酒だ。
元々の原価が高いから一杯100ccでも最低3500円は欲しいんだけど、この価格になると対象となる客層がグッと狭くなる。また、原価と知名度は高いがそれほど珍しい酒じゃない。なので、ある程度価格を下げないと高級レストラン以外では売るのが難しい。しかも、シャンパンは一度開封するとどんどん劣化していく。味や風味は勿論、泡に力強さが無くなる。こうなると、価値が無くなりもう提供できない。値段を安くして容量も減らせばそれなりに出るが杯数が必要となる。値段を高めにして容量も増やせば杯数が出ない。とにかく、そのバランスが難しい。
だから、普通の店ではやらない。
否、リスクが高過ぎてやりたく無いのよ。
そういう意味でも、この店は凄い。
この日、新潟では”トリュフ入りのステーキ丼”が販売されていたらしいが、この調子だとこれからも高級食材を使用したグルメが続々と登場するのも時間の問題かもね。
スタジアムグルメもここまで来たか…