普段は水戸ホーリーホックの主催試合をメインに出店しているこちらのお店。
この漢メシは能登半島地震の炊き出しの際にワンオペで温かくてしっかりと栄養を取れるメニューを…という経緯から誕生。豚の角煮、牛すじ、バラ肉、玉ねぎ、木綿豆腐、こんにゃくを醤油と砂糖ベースの和風だしで煮込んでおり、そのガッツリとしたインパクト満点の見た目と食べ応えは漢(おとこ)を名乗るにふさわしい代物。これにはあの「男とはなんぞや…?」と初対面でいきなり問いかける、パワハラ気質全開の男塾三号生鎮守直廊の番人・独眼鉄先輩もきっとニンマリしてくれるだろう。ただ、その見た目のイメージとは異なり、味は意外とあっさり目。ここは同じような系譜にあるハラミメシとは大きく異なる点で、パンチのある味付けのハラミメシのような何度も食べたくなるような中毒性に欠ける。まぁここら辺は、万人受けする味付けが求められる炊き出しメニューとして誕生した経緯に関係あるのかも知れないね。