REGOODA
黒みつバナナミルクタピオカ:650円
@東京スタジアム
「バナナ」といえば昔、京都サンガのスタジアムグルメに"サンガバナナ"というものがあった。たった100円で四本もバナナがついていて、夕暮れ京都で涙目になりながら食べきったのを覚えている。あの涙はきっと夕日のせいなんかじゃない。
そして、私にとって「バナナ」といえば川崎フロンターレだ。スペシャルサプライヤーであるDoleが販売する「かわさき応援バナナ」は川崎の街に浸透。新加入選手がバナナのかつらを被る姿は一つの通過儀式となり、ファン&サポーターはその姿を確認してようやく加入を実感する。困った性癖を付けられたものだ。ただ、そんな努力の末、『バナナ=川崎フロンターレ』というイメージがJリーグでは徐々に浸透してきていた。
しかし、そんな状況にFC東京が待った!をかけた。なんと、Doleのライバル企業である「フレッシュ・デルモンテ・ジャパン株式会社」と手を組み「FC東京バナナ」の販売を始める事を発表。【多摩川クラシコ】は国内有力バナナメーカーによる代理戦争という側面まで生まれてしまった。
これはそんな「FC東京バナナ」を使用したオリジナル商品。たっぷりの生クリームの上に大量のバナナと黒蜜。異なる性質を持つ三つの甘みが、容赦なく味覚を刺激する。甘のジェットストリームアタックだ。
ただ、当たり前だがバナナはストローで吸い込めない。だから、蓋を開けないと食べれない。正直面倒くさい。混ぜっちゃったりミルクを先に飲んでいると、バナナが底に沈んでしまうので尚更だ。
蓋をしてストローを刺すなら、その状態で完結できる食べ方を提案して欲しい。