
今回、どうしても食べたいと思っていたこちらのお店。
ぶっちゃけ今日の一番の目的はここだといっても過言じゃない。以前からその存在は把握していたが中々機会がなく、今日こそは!と腹に決めてきた。頼むメニューも決めている、そう今日の限定メニューだ。初めてのお店では基本的にはその店の一番人気のメニューをまず最初に頂くんだけど、今回の限定メニューはあまりにも魅力的すぎた。
まず、これを見てやって欲しい
↓↓↓
どうよ!この美しき暴力!圧倒的破壊力!
暴かれた世界でロデオ・タンデム・ビート・スペクターが俺の背骨を貫いている。もう目が全力でその姿を焼き付けているんだよ。誰か俺の目にスクリーンセイバーをかけてくれ。もう、期待値はメーターをはち切れていた。
んで、手渡されたのがこれ↑
…
……
………
はあぁぁぁぁ……。
(超ドデカクソ溜息)
もう見た目が全然違う。
俺と吉沢亮ぐらい違う。
俺と竹野内豊ぐらい違う。
俺とレオナルド・ディカプリオぐらい違う。
共通点はそれぞれハンバーガーと人間ぐらいしかない。
それでも、俺とイケメン軍団は臓器の数は合っているが、このハンバーガーはその具材の内容まで全然違う。滝のように溢れるミートソースはどこに行った?トマトは何処だ?アボカドのようなものが見えるけど気のせいか?捜索願い出すか?神奈川県警でいい?手伝うよ?もう、この明らかに食べづらそうなハンバーガーを食べるために色々シミュレーションをした時間は何だったのよ?手どころか口周りも一切汚すこと無く食べきったわ。年老いたブルーバード…雪の降るコンクリート…モノクロームの大地よ。パーティーは一瞬にして終わってしまった。
ただ、肉厚のパティはジューシーで食べ応えもあって美味いし、ふわふわのパンズもこのパティに凄く合っている。濃厚なミートソースも存在感はある。基礎は間違いなく美味い。それでも、それを遥かに凌ぐ途方も無いガッカリ感がどうしても消せない。もう、どこかの政党みたいなもんなのよ。その政党はマニフェストは国民との約束だといっていたが、飲食店のマニフェストはメニューであり、それを見て買うと決めた消費者との約束なのよ。ちょっとぐらい盛るのは許すが、全然違うのは話にならんよ。
もう少し誠実であってほしいね。
この串はめちゃくちゃかわいい。