「焼きそばが食べたい!」
でた、嫁ちゃんの突発的衝動。
やっぱり君はスタグルのKomachi Angelだ。
いつだって突然過ぎる。
ホントいきなり来るので困ったもんだが、今日はかなりレベルが低い。焼きそばくらいいくらでもあるし、何ならB級グルメの王様・富士宮焼きそばや、ちょっと変わり種の厚木シロコロ焼きそばなんてのもある。ホレホレ、どれがええんや?多分、どれも美味いで?と提案すると、答えはまさかの「昔、祭りで食べたような屋台の焼きそばが食べたい!」と来た。
そっちかぁ…。
まぁ、最近はどのスタジアムもスタグルのレベルがグングン上がってきているし、食べたいものが満載なのでまず選ぶことが無かったメニューだ。そういう意味ではあと数年もすれば、昭和の遺物として完全に姿を消すかもしれない。私にとっても、昔藤井寺球場で食べた冷めてボソボソの焼きそばが原点なので完全になくなると寂しくなる。よし、こうなったら、持てる知識をフル動員して等々力で食べれる最高の祭の焼きそばを選んでやる。嫁ちゃんよ、この俺のスタグル愛に溺れろ。
というとで選んだのが、ホームゴール裏コンコースにあるこちらのお店。昔からほとんど変わらない品揃えとクオリティーは正に古き良き時代の売店。ここの焼きそばならきっとお眼鏡にかなうはずだ。
「うん、これこれ!たまにすっごい食べたくなるよねー!」。確かに美味い。美味くないんだけど美味い。たった一口食べただけで、色々な思い出が走馬灯の様に蘇る。思い出補正が味の構成の95%位占めようがこれはこれでいいのだ。どれだけオシャレでハイクオリティーな店が増えようが、やっぱりこの焼きそばだけは無くなってほしくないよねぇ…。