2018/07/28

釜炊きおにぎり みつや おにぎり各種:各200円 @石川県西部緑地公園競技場


石川県産コシヒカリを釜で炊き上げて握るこの店のおにぎり。
値段は1個200円均一で、具材は定番のものから地元の食材を使用したオリジナリティー溢れるものまで数多く用意されている。個人的にはこういう店が一つでも出店していると色々な商品と合わせる楽しみが出来るので凄く嬉しい。手軽に楽しめるのもいいし、何よりピクニック気分で楽しい。

だから、私がJリーグチェアマンなら各クラブグルメ担当者におにぎり屋の出店を義務付ける規定を早急に整備する。アホと思われようが関係ない。私は外で美味しいおにぎりが食べたいんや。



「青じそしらす」は具がたっぷり。




各種セットも販売されているが、値段がお得になるわけではない。考えるのが面倒な人にはいいが、基本は個別に注文するのがベストだろう。


canaria 自家製ジャークチキン:500円 @石川県西部緑地公園競技場


ジャマイカの郷土料理として有名なジャークチキン。
ハーブ類の爽やかさ、コク深い旨味スパイス、そこに加わるチリペッパー類の刺激的な辛さのコンビネーションから生まれるテクニカルな味わいは間違いのない旨さがある。ボリュームもたっぷりなので、この店で販売している様々な酒と合わせて購入するのがベスト。


ビストロ風 かにクリームパスタ:500円 @石川県西部緑地公園競技場


500円という値段から推察すると本格的なパスタは期待出来そうもないかなぁ…と思うのが当然だ。ただ思っていたよりもかなりしっかりしている。しっかりと蟹の風味もするし、クリームソースも濃厚だ。素晴らしい。



チャンピオンカレー ウィンナーカレー:600円 @石川県西部緑地公園競技場


地元・金沢で50年以上愛される金沢カレーの元祖・チャンピオンカレーさん。濃厚なカレーソースに旨味が凝縮した深い味わいは勿論、カレーとしてのパンチ力が堪らない。基本はカツとの組み合わせなんだろうけど、私のおススメはこのウィンナーカレー。どこか懐かしい味わいのウィンナーがこのカレーと非常に相性が良いのだ。

そして
ソーセージではなくウィンナー。
これがいい。

今や石川県内以外にも出店しているのでわざわざ石川に来てまで食べる必要はないかもしれないけど、スタジアムで食べるご当地カレーからしか得られない栄養素があるんやで。




ZUIUN 絶対に勝つサンド:600円 @石川県西部緑地公園競技場


肉厚で食べ応えのあるソースが染み込んだボリューミーは豚カツがとにかく美味い!豚肉の赤身と脂身のバランスが絶妙で、火の入れ方もGood!心地よい弾力が歯で8ビートのリズムを刻む。いやー、凄く良いよ、これ!!

残念なのは、それを受け止めるパンズが崩れやすく食べづらい事。POPのように予め半分にカットしてくれてると、少しは改善されるんじゃない?





フレッシュフードストアー キタカワ 焼きカキ:1ヶ200円 3ヶ500円 @石川県西部緑地公園競技場


肉厚で濃厚な味わいが特徴の石川県能登産の岩牡蠣。
その岩牡蠣を生の状態から炭火で焼き上げる贅沢な商品がこれ。しかも、値段は一ヶ200円、3ヶなら500円と驚きのプライス。勿論、送料手数料は無料だ。

焼き置きをしていないので注文からかなり待たされるがその価値は十分にある。磯の潮味が少しキツイが、クリーミーな味わいは酒を飲む人には堪らんだろう。


しっかりと火を火を通すので、見た目は生の状態も比較するとかなり小ぶりになる。



2018/07/21

厚別食堂 ハモの湯引き:600円 @札幌厚別公園競技場


ハモの湯引きが600円。
関西人にとって、夏の風物詩であるハモがスタジアムで食べることが出来る、こんなココロオドル事があるだろうか?しかし、その淡い乙女心が砕け散るのは一瞬だった。

ちっせーぇぇぇ!!
器が小さいだけでない。
ハモがたった二切れ、二切れしか入っていないのだ…。
嘘だろ、おい…。

しかも、この出汁に漬かったハモがとにかくマズイ。
本来、ハモは癖の少ない高級魚として有名だが、出汁に漬かる事で独特の風味が際立ちすぎて不快感しか感じないのだ。一応、ビールとのセットなら1000円と少し割安になるが、そんな事でどうこうなるレベルじゃない。完全に地雷だ。こんなもん関西で出したら、オッサンは顔を真っ赤にしながら怒り狂う。最低でも一時間は罵詈雑言を浴びるだろう。

夏に食べるハモ。
煌めく時にとらわれ、夢中でいたかった。
後悔する事は素敵な事だと誰かが言った。
ただ、素敵とは到底思えない後悔がある事を、私は夏の札幌で知った。






丘珠味噌ホルモン:600円 @札幌厚別公園競技場


食の世界遺産”幻のたまねぎ”と呼ばれる札幌黄をピューレ状にし、特製味噌に練り込んだピリ辛ダレに豚のホルモンをからめた一品。美味いのだがこの濃厚な味わいをもやしだけでは受け止めきるのは無理がある。ここはやはり、北海道限定サッポロビールクラッシックと合わせるのが一番だろう。

だが、個人的にはやっぱり白い飯が欲しい。
つーか、大正義・丼という選択肢があれば私は震える。



Grill Italian Animato やみつきスペアリブ丼:900円 @水戸市立競技場


スペアリブの最大の弱点。
それはとにかく食べにくいという点に尽きる。スペアリブが天下を取れないのは間違いなくこれが原因だ。それがこの丼では食べやすいように肉は全て骨から切り離されている。勿論、それに伴いスペアリブ足りえる迫力は完全に消滅しているが、それを補うだけの味わいをこのスペアリブは持ち備えている。スペアリブらしい甘辛な味付けはサッパリとした豚の脂身との相性もバッチリ。スペアリブとしてのレベルはかなり高い。

残念なのは、添え物がキムチだという事。
キムチとの相性が悪いと言う訳ではない。無難すぎるのだ。ここで更に個性を出すことが出来れば、唯一無二の商品になれると思う。





龍神 元祖つくば餃子丼:600円 @水戸市立競技場


餃子の餡をオン・ザ・ライス。
餃子好きな人間なら誰しもが思いつくアイデアだ。
ただ、実際に商品として販売するとなると多くの店がその一線を越えずに踏みとどまっている。その一番大きな理由は見た目だろう。まぁ、当たり前だがメチャクチャ悪い。そして、なにより品が無い。世の中には人に見られては品性を疑われるような、個人で隠れて信仰する下級グルメも数多くあるだろう。まぁ、一種の性癖みたいなもんだ。これはその中でも間違いなくトップレベルで下品。なので、私自身も頭の中で思い描いた事はあるが、実物に巡り合う事はなかった。

それが、今回。
初めてこの丼に巡り合った。

これが美味い、思った以上に美味い
この商品を食べると餃子に皮が必要なのか?という餃子としてのアイデンティティすら疑わしくなる。元々の餃子の餡自体のポテンシャルが優れているという事もあるが、それでも想像していた以上に美味い。これは病みつきになっちゃうよ。




2018/07/06

ニューワールド 沖縄黒カレー:600円 @グリーンスタジアム神戸


以前、オリックスの本拠地球場として使用されていた頃、この球場には名物と呼ばれるスタジアムグルメが数多くあった。しかし、時は流れた。年間数試合しかプロ野球が開催されなくなった事で、それらの名物のほとんどは姿を消しまう。当時から今でも残っているのは伊タコ焼ぐらいだ。そして、スタジアムグルメ全体としてもバリエーションが少なくなり、異国情緒もオリジナリティーも無くなってしまった。そんな暗黒時代を迎えた同球場に生まれた新たなる希望、それがこのカレーだ。

ちなみに、この球場にはその黒カレーは二種類ある。
金魚さんが提供する黒カレー:600円とニューワールドさんが提供する沖縄黒カレー:600円で、今回私が食べたのはニューワールドさんの方だ。ひき肉、玉ねぎ、人参のみじん切りが溶け込む真っ黒のルーのコク、とにかくコクが凄い。この黒さの秘密は黒糖ココアいう沖縄のエッセンスらしいが、素晴らしい存在感を感じる。正にカレーの構造改革やー。

どうしても球場で食べるカレーというとレトルトっぽさが当たり前となりつつある(甲子園が悪いよ、甲子園が!)が、こちらの商品はそれも全くない。個人的にはそれも嬉しいポイントやね。





RICEBALL とろとろ煮豚丼:700円 @グリーンスタジアム神戸


RICEBALL
とろとろ煮豚丼:700円
@グリーンスタジアム神戸


見た目はかなり悪い。
ここまでざっくりと盛り付けられると、これはこれでいいのかなぁー…とも思う。肉の味付け自体は悪くない。色々な部位が入っているので違いが楽しめるのもいい。ただ、もう一押し、味に強さがあればもっと旨くなると感じるのにね。




店頭のPOPの一つには「完売」の札が貼ってあったが、普通に購入できた。ちなみに店員は誰一人気づいていない様子。

まぁー、適当なもんよ。

Chinese 肉みそメン:500円 @グリーンスタジアム神戸


唇で噛み切れる程柔らかいソフト麺に甘辛の肉みそ。
口に含むと眼前に広がるのは小学校時代の給食タイム。
ハッキリ言って美味しくない。
しかし、ノスタルジックな思いがその思いを少し否定する。
思い出は何時だって美しいままがいい。

ただ、これはあくまで私の個人的感傷。
多分店側はそんな事を狙っていない。
この店が提供しているのはただの美味しくない汁なし麺だ。