2019/06/29

せんねんの木 スウィーツ弁当:500円


せんねんの木
スウィーツ弁当:500円
@千葉市蘇我球技場


今シーズンより登場した超新星がこの「せんねんの木」の”スウィーツ弁当”。スイーツだけが弁当箱を埋め尽くす甘党の夢と希望と欲望、そして飽くなき願望が全て詰まったこの商品。みんな食べたいだろう。勿論私も食べたい。

しかし、このお弁当を手に入れる戦いは前日から始まっている。と、いうのも、このお弁当は完全予約制。前日20~21時位に配信される(事前に予告あり)たぬき社長の予約受付ツイートにコメントし、返信&DMがあった者だけが購入できる。
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この戦いが実に熾烈!油断していたら「あっ!」という間に完売してしまうので迷っている暇もない。「何としてでも買う!」。断固たる決意とアラームが必須になる。

ちなみに、この日は人気の”チョコクリーム”(スウィーツ弁当は何種類かあり、その日になるまで内容はわからない)。限定20個という事で20分程で完売した。
うーん、凄い…。

と、いうわけで、当日。

開店と同時に店頭で商品を受け取り蓋を開ける。

おぉぉぉ~!!!

美しい…。
スイーツの宝石箱や…。


期待していたモノが期待通りに目の前にある喜び…。表面を埋め尽くすたっぷりのチョコレートクリームアイスの海にベリーとゼリーのカクテル光線が目に沁みる…。
なんと美しい事か…。中は細かくカットされたバウムクーヘンが埋め尽くし、これだけボリューミーなのに甘さがしつこくない。なので、全然一人で食べきることが出来る。甘美の鉄拳、愛の拳だ。

これでたった500円!

もう、驚くしかない…。

恐らく、この値段が実現できるのは底に敷き詰められた細かくカットされたバウムクーヘンのおかげだ。だから、この値段でもここまで豪華に出来のだろう。
理由がなく安すぎると少し不安にもなるが、安い理由が理解出来れば喜びに代わる。いや、この表現は正しくないな。それを差し引いてもこの弁当はやっぱり豪華すぎる。

自分たちの武器を余すことなく最大限に活用した見事なアイデアだ。

仕事には「0を1にする仕事と、1を4にする仕事と、4を10にする仕事」がある。「0を1にする仕事」とは、何もない所からアイデアを形にしていくような仕事である。「1を4にする仕事」とは、とりあえず形になったものをより大きくしたり、綺麗に形を整えたりする仕事である。少しずつ形になって来た仕事をより拡大させていく仕事である。「4を10にする仕事」とは、出来上がりつつあるモノをより完成形に近づける仕事である。細部を整え、オプションを追加し、100点満点を目指す仕事である。
「0を1にする仕事」が出来るのは限られた人しかいない。ましてや「0から10にする仕事」を出来る人なんて一握りの天才と呼ばれる人だけだ。

そんな仕事ぶりに感銘を受け、感謝しつつ、今日も別腹という名の知性を味方につけ、この甘味の美学を味わおう。そして、君の為にカロリーオーバーという今日の現実を捨てよう。

さぁ、It's Show Timeだ!




せんねんの木 どらバウムクーヘン(抹茶):500円


せんねんの木
どらバウムクーヘン(抹茶):500円
@千葉市蘇我球技場


バウムクーヘン専門店の「せんねんの木」。こちらの名物と言えばジェフィ焼きが有名だが、残念ながら夏の期間は販売休止になるらしい。その代わり?と言っては何だが他にも商品は充実している。特に気になったのは去年から登場したこの”どらバウムクーヘン”だ。

コーティングされた厚みのあるバウムクーヘンを老舗和菓子屋「豊月堂」のドラ生地で豪快に挟み込んだこの商品。「えぇ…。生地&生地で口の中がゴワゴワになるんじゃねぇ…」と思っていたが、バウムクーヘンはアイスケーキとバウムクーヘンの二層仕立てなので最後までしっとりと食べることが出来る。

食べきった後は体もヒンヤリ、口の中もスッキリ。
とにかく気持ちが良い。





味は試合ごとに三種類ほど用意され、選ぶことが出来る。
このスタジアムだけの限定商品なので、早めの購入がオススメ。

浜茶屋 太海 おさしみ唐あげ ミックス大盛り⁻本日のおさしみ三種盛り!-:1000円


浜茶屋 太海
おさしみ唐あげ ミックス大盛り⁻本日のおさしみ三種盛り!-:1000円
@千葉市蘇我球技場


2019年シーズン、ジェフユナイテッド千葉・最高の補強!と噂の”おさしみ唐揚げ”。刺身で食べれる新鮮な魚をその場で唐揚げにするので身がプリプリでホクホク。タルタルソースの酸味が際限なく食欲を掻き立てる。そう、こういうメニューがスタグルに欲しかったんだよ!!

この日、私が購入した”ミックス大盛り”は【マヒマヒ・ダルマイカ・太刀魚】という組み合わせ。それぞれ味と食感に特徴があるのでより個性が際立つナイスなトリオ。円熟味が増したダチョウ倶楽部の様な深みがある。提供されるお魚は種類は試合毎&時間帯によっても変わるようで、単品メニューが数種類(600~800円位)ある他、限定品も用意されている。こりゃー毎回スタジアムに来るのが楽しみになるよね!

これぞ、日本が世界に示す”ジャパニーズ・フィッシュ&チップス”だ!
世界よ!慄け!腰を抜かせ!

いやー、素晴らしい!





中国料理なかむら 福弁:800円


中国料理なかむら
福弁:800円
@千葉市蘇我球技場


以前、テレビの収録でお世話になった中国料理なかむらさん。この店の絶品グルメといえば”ロールキャベツ”だったのだが現在は無くなったようだ。素晴らしい商品だっただけに残念で仕方ない。

ただ、ここにはもう一つ”福弁”という名物グルメがある。
鶏肉やしめじ等が入った中華風炊き込みご飯の上に鎮座するのは柔らかく煮込まれた角煮と甘辛の手羽先。うずらと青菜の彩りが美しい。以前は650円だったが時代の流れなのか現在は値上げして800円。それでも、このスタジアムに来たら食べたくなる満足度がこの弁当には詰まっている。





サマナラ ポークカレー:800円


サマナラ
ポークカレー:800円
@千葉市蘇我球技場


ジェフユナイテッドが市原緑地公園臨海競技場をホームスタジアムとして使用していた時代からサポーターの胃袋を支え続けた「サマナラ」のカレー。それはここ、蘇我球技場に場所を移しても以前変わりなく、どれだけ時間が経てもサマナラはサマナラであり、このスタジアムでも愛され続けている。
ベースとなる定番のカレーはチキン/チキンキーマ/ポークの三種類あり、どのカレーを選んでも具がたっぷりで柔らかくホロホロ。辛さは控えめだがスパイシーで奥行きがあり、いくら食べても飽きがこない。そして、カレーはナンかサフランライスを選ぶことが出来るが、ここは迷わずナンをチョイスしよう。専用の窯から取り出させる特大のナンは店員さんがその場で生地を伸ばし焼き上げた超本格派。これが美味い!本当に美味いんだ…。個人的にはむしろこっちが主役じゃないのか?とすら感じてしまうほど存在感が違う。オーラが違う。折りたたまれて袋に入れられた姿すら美しい。

とにかく、このスタジアムに来たらサマナラは食べなければいけない。理由なんて必要ない。それがこのスタジアムに来るという事だ。意味なんてない。それがサマナラだ。

ゴチャゴチャ言わんと、並んだらえーねん!






店舗は北側サイドスタンド裏の他、バックスタンド側にもテントで出店している。

湾岸ケータリングサービス 釜揚げしらすまぜそば:800円


湾岸ケータリングサービス
釜揚げしらすまぜそば:800円
@千葉市蘇我球技場


千葉県飯岡漁港水揚げのしらすが表面を埋め尽くすこのまぜそば。”釜揚げしらす”といえば「丼」というのが一般的だが、このお店では「丼」と「まぜそば」の二種類が用意されている。それにしても、釜揚げしらすの「まぜそば」というのは初めて見た。ご飯だと釜揚げしらす特有の味や風味がそこなう事無くダイレクトに伝わってくるが、これがまぜそばになるとどうなるのか?単純に興味がある。

と、いうわけで、期待と不安を胸に秘め購入してみたが、うーん…何とも言えない…。
”しらす”を基準に考えると麺とタレが邪魔だし、”まぜそば”基準で考えるとしらすが邪魔。それぞれは凄くイイのにその良さを引き出せている様には感じない。こりゃー、第30代IWGPタッグ王者時代の長州力&佐々木健介を見てるようだ。要するに、健介さんサイド=麺サイドがしょっぱすぎるんだよ。

やっぱり、長州のようなパワータイプのレスラーは谷津やアニマル浜口の様な技巧派や仕事人タイプのレスラーと組んだ方が個性が生きる。コーナーポスト最上段で「健介!健介!…健介ー!健介ー!…けんすけぇぇ~…」と無駄に叫び投げられることもない。ようするに、「丼」の方がオススメ!ということさ。





喜作 ソーセージ盛:600円


喜作
ソーセージ盛:600円
@千葉市蘇我球技場


ジェフ千葉の名物スタグルといえば、この「喜作」の”ソーセージ盛”。今やJリーグを代表するスタジアムグルメとなり、他のスタジアムやイベントにも引っ張りだことなっている。

ソーセージは四種類。ソーセージそのものの特色はちょっと薄いが、味のバリエーションがあるので飽きずに食べることも出来る。


ちなみに、この”ソーセージ盛”の醍醐味は、タッパーを持参すると通常よりもオマケしてくれる事にある。タッパーはスタジアム横の商業施設内のダイソーでも手軽に購入できるので、忘れても心配しなくていい。

タッパーを持参してこその喜作!
タッパーを持参するという楽しみこそがこの商品の魅力!俺たちは愛するクラブ、信じる宗派は違ってもタッパー一つで通じ合える!
絶対に忘れるなよ!


2019/06/24

奈良クラブ「N.BURGER」~奈良漬けバーガー~:800円 / N.ポテト:400円


奈良クラブ
「N.BURGER」~奈良漬けバーガー~:800円 / N.ポテト:400円
@鴻ノ池陸上競技場


奈良クラブが今年からチャレンジする「今日だけのカレー」。しかし、奈良クラブにはクラウドファンディングを行った事で話題にもなった”カレー”と双璧をなすスタジアムグルメがもう一つある。それがこの「N.BURGER」だ。

東京代々木上原の名店「sio」のオーナーシェフで奈良クラブのキッチンディレクターを務める鳥羽周作氏が監修したこのバーガー。奈良の数少ない(?)全国的な銘産品・奈良漬けを使用した、どこにもない、ここでしか食べることが出来ない、奈良クラブだけのオリジナルのハンバーガーは、食べ応えのあるジューシーなパテに赤玉ねぎと1cm角に切った奈良漬けをからしマヨネーズに混ぜ込んだ特製のタルタルがたっぷり。ふっくらと焼きあがったパンズと、分厚いトマトの存在感が嫌でも目に入る。

味は素晴らしい!の一言。

奈良漬けといえば、その特徴的な酒粕の風味と塩辛さで苦手な人も多い。ちなみに、私も奈良育ちだが大嫌い。あくまで私の調査だが、奈良県人だけど奈良漬けは苦手…という人はかなり多いような気がする。ただ、このバーガーはその個性的で我の強い味をカラシマヨネーズと赤玉ねぎと合わせる事でマイルドにし奈良漬けの旨みをうまく引き出している。角カットにした事で食感も心地よく噛んだ瞬間の風味も新鮮。「奈良漬けってこんなに美味かったっけ?…」と錯覚すらする。予備知識無く食べれば「ちょっと変わったピクルスだなぁ…。あれ、これなんだろう??」と考え込んでしまう。思いついたものが答えの芯に当たらない。この感覚はもう大リーグボール三号だ。そして、その酸味とはまた別角度から来る厚切りトマトの酸味、カラシマヨネーズの酸味&辛味、ふんわりとした香ばしいパンズの甘みと香ばしさ、これがより味に厚みを与えている。口の中があらゆる味覚でタコ殴り状態だ。

旨みですか!?
YES! YES! YES!
酸味ですか!?
YES! YES! YES!
甘味ですか!?
YES! YES! YES!
辛味ですか!?
YES! YES! YES!

もしかして、オラオラですかぁーッ!!

YES!! YES!! YES!! YES!! YES!!
”OH MY GOD…”

とりあえず、奈良まで食べに来なって!


ちなみに、写真はパテ一枚のシングルサイズ。
パテが二枚のダブルは1200円。

オススメは勿論ダブル。

じゃないと、私みたいに後悔するよ。




このバーガーは”カレー”とは違い、基本同じものが販売されている。


一緒に販売されている「N.ポテト」。
冷めていても衣がサクサクで美味い。


とりあえず、ここに来たらカレー&バーガーは絶対に食べるべき。食いしん坊なら、これだけでもここに来る価値は十分にある。

奈良クラブ today's「N.CURRY」~HENDRIX CURRY BAR監修・夏野菜とラム肉のキーマカレー~:1000円


奈良クラブ
 today's「N.CURRY」~HENDRIX CURRY BAR監修・夏野菜とラム肉のキーマカレー~:1000円
@鴻ノ池陸上競技場


奈良クラブが今年からチャレンジしている”今日だけのカレー”。
このカレーの導入の経緯や将来性、課題については個人的にまとめてみたのでこちらをご覧頂ければと思う。

↓↓↓

■奈良クラブ「今日だけのカレー」を食べてきた。


そして、今回は二度目の"today's「N.CURRY」"。
前回は新潟・三条市に店を構える”三条スパイス研究所監修・フレッシュターメリックチキン~”という絶品のカレーを頂いたが、今回用意されたのは東京・千駄ヶ谷に店を構えるスパイシーカレーの名店”HENDRIX CURRY BER(ヘンドリックス カリー バー)監修・夏野菜とラム肉のキーマカレー”だ。

粗挽きのラム肉の特徴的な食感、ゴーヤ、枝豆等のたっぷりの夏野菜の苦み&甘み、スパイシーで濃厚な味わいが口の中でせわしなく暴れ狂っている。こりゃ、凄い。
そして、付け合わせの特製ピクルスもきゅうり、ゴボウ、黄パプリカ、しめじ等、彩とりどり。程よい酸味とみずみずしさが、食べる度にカレーを新鮮なひと口目の感覚に戻してくれる。これがイイ。

”夏といえば、カレー”。
日本でカレーは夏の季語。暑い日にこそヒリヒリするようなスパイシーなカレーで口の中からエネルギーを発散させたい。口から取り入れたカレーを体内で煮沸し直ぐに全身の毛穴から放出させたい。だから、夏のカレーは辛くてはならない。そうじゃなければ意味が無い。これは、そんな期待にも完璧に答えるカレーだ。

でも、次に来た時は食べれないんだよなぁ…。






Mias Bread シナモンりんごベーグル:350円


Mias Bread
シナモンりんごベーグル:350円
@鴻ノ池陸上競技場


前回、奈良クラブ観戦時に食べた「Mias Bread」。
あまりの懐かしさに、あの頃の思い出が走馬灯の様に駆け巡ったこの店。そのお店がここ鴻ノ池陸上競技場でも出店している。まぁ、場所的にはこっちの方が近いもんね。

事前に奈良クラブの公式サイトで確認すると色々用意されている様だったので楽しみにしていたのだが、交通機関の乱れにより到着したのが試合開始30分前…。店頭からはお目当てだった商品が無くなっていた。あぁ、残念…。

と、いうわけで、残されたメニューの中から今回はベーグルを購入。コシのあるもっちりとしたパンの生地から香るシナモンの匂い。テンポよく口の中に飛び込んでくるりんごのカット。歯触りも良く、上品な仕上がりで美味しい。

"一個350円"という値段に見合うかどうかは、個々で判断を。

植村牛乳 コーヒー牛乳:150円


植村牛乳
コーヒー牛乳:150円
@鴻ノ池陸上競技場


植村牛乳は古刹/般若寺の門前にある創業130年の老舗店。奈良に現存する最古の牧場を持ち、今や県唯一の瓶装乳を商うミルクプラントとして地元では有名な存在である。

私のようなアラフォー世代のおっさんにとって、牛乳はやっぱり瓶だ。
学校の給食で、銭湯の湯上りに。腰に手を当て斜め45℃を見上げながら一気に流し込む。やはり牛乳は瓶に限る。そして、このコーヒー牛乳は思い描いていた以上の旨さと懐かしさ、カタルシスを得る事が出来る。

ちなみに、牛乳は瓶の方が美味い事は客観的な数値に基づき、科学的にも証明されている。同成果は金沢工業大学感動デザイン工学研究所と明治の食品開発研究所らによるもので、研究グループは、「牛乳を飲む時に感じる香り」ならびに「牛乳ビンから感じる感触」に着目し、ニオイセンサとサーモグラフィによる計測を行い客観的な数値を算出。この結果、ニオイセンサによる計測においてビン牛乳の容器形状によりミルクの香りが強くなることが数値的に実証され、これが濃厚なあじわいにつながることが科学的に示された。またサーモグラフィを使いた顔面温度の解析では、牛乳ビンの素材や飲み口により牛乳飲用時の唇表面の温度が変化し、このことが心地よいひんやり感につながることが客観的な数値として裏付けられたらしい。

やっぱ、牛乳は瓶だな!!