2019/08/01

きらら館 森の石窯パン屋さん 森パンドック:700円


きらら館 森の石窯パン屋さん
森パンドック:700円
@水戸市立競技場


『パン屋が真面目に作ったホットドック”』
なんと心に響くフレーズだろうか。この日は前半から肉&肉&肉と飛ばしていた事もあり、正直これ以上肉はもういいかなぁー…と考えていたがこの言葉に惹かれて購入を決意。
そして、度肝を抜かれる。

すげー!!!
ソーセージがめちゃくちゃ飛び出してるー!!

パンが小さくてソーセージが飛び出しているものなら今まで何度も見た事がある。しかし、これはパンも普通に大きい。だから、迫力が全然違う!バファローマンのロングホーン、ソーセージのハリケーンミキサーだ。

ただ、このホットドックはこれだけに留まらない。中央のパンズ部分はペースト状にまで煮詰められたドライなカレーペイスト。いや、ゴメン、あまり自信がない。スパイス感はあるんだけどめちゃくちゃ甘い。たっぷりのとろけるチーズと一緒に食べるとそのトロピカルな味わいが尚一層際立つ。だから、ひと口食べた時、カレーじゃなくてフルーツチャツネなんじゃないか?と、勘違いした。でも、この甘さがパンとチーズと、そして、このソーセージと滅茶苦茶合うんだよ…。なんかね、本当に色々と細かいところまで考えられて作られたんだなぁ…って、伝わってくるんだよ…。ちょっと感動しちゃうんだよ…。

ぶっちゃけ、ソーセージ単品なら同じスタジアムで販売している、どきどきファームの方が美味しいかもしれない。IBUSUKIにも敵わないだろう。

しかし、”ホットドック”としてならIBUSUKIにも負けていない。いや、”ホットドック”としての完成度なら勝っているかもしれない。ソーセージだけの勝負なら勝てないかもしれんが、総合力での勝負なら可能性は広がる。創意と工夫、センスと熱意で覆せる。

そもそも、このソーセージ、チーズ、カレーペースト、パンは共通して強いプライドを持っていて、ただの馴れ合いの友情ごっこにはない”強固な結束力”を持った者たちを組み合わせている。だからこそ”誇り”を持った最強の集団になっている。なんという冷静で的確な判断なんだ…。

これぞ、真・友情パワー。
スタジアムグルメの超人血盟軍だ。

ボリュームも凄いが問題ない。
男はあまり喋るものではない。
Vの陣形で食らいつき、Lの陣形で食い尽くすだけだ。