2018/03/29

淡路屋 MIXコラボ ミックスグリル弁当:1100円 @阪神甲子園球場



あだち充大先生の野球漫画『MIX』と第90回記念選抜高校野球大会がコラボした今大会限定のスペシャル弁当。高校野球といえばあだち充大先生であり、『MIX』は『タッチ』の主人公・上杉達也が甲子園で優勝した約30年後を舞台に、血のつながっていない立花兄弟が明青学園に入り甲子園出場を目指す野球マンガだ。昔の人間としてはめちゃくちゃ心ときめくコラボレーションやね。しかも、今回のコラボ弁当は『タッチ』に登場する喫茶店・南風の看板メニューであるナポリタンがメインらしい。原作ファンとしては惹かれないはずが無い。

ただね…。これはダメだよ。
だってこれ、スーパーで三食100円位で売っているパスタでしょ??一口食べただけでわかるよ。一番の目玉の部分でこれはイカンでしょ。しかも、ナポリタンがメインなのでおかずの大部分を占有するんだけど、そうなるとご飯に対してのおかずのボリュームが全く足りず、ナポリタンでご飯を食べざる得なくなる。バランスがめちゃくちゃ悪い。

喫茶店を意識したウインナーの切り方や缶詰のサクランボ、サイドメニュー等、個人的には評価したい部分も多々あるが、肝心の部分が貧弱すぎるんだよね。

改めて、夏に期待しょう。



ケンタッキーフライドチキン 新チキンフィレダブル:600円 @阪神甲子園球場


肉と肉で具材を挟む。
なんと野性的で力強く、狂気に満ち溢れた言葉なんだろう。

この商品は一枚肉をバンズ代わりに2枚使用し、その間にチーズ、ベーコン、マヨネーズを挟みこんでいる。見た目のインパクトも凄いがカロリーはもっと凄い。こいつは完全にカロリーモンスター、カロリーのドメスティックバイオレンスだ。相手が泣こうが喚こうがただひたすら殴りかかってくる。発想の源が完全に狂っているし、味なんて食べなくても解る。絶対に美味い。だって、昔誰かが言ってたよね?「美味いものは全て高カロリーだ!」と。

ただ、これだけ欲望が剥き出しだと、食後の胃もたれも半端ない。


2018/03/27

ケンタッキーフライドチキン ケンタ丼:750円 @阪神甲子園球場


ケンタッキーフライドチキンをオン・ザ・ライス。
単純な発想だがありそうでなかった。
普通のケンタッキーフライドチキンの店舗で見かけたことがない。
それもそのはず、この商品はここ甲子園球場が発祥の地であり、全国でも販売している店舗は4店舗しかないらしい。ただ、実際に商品として使用されているのはサイドメニューでお馴染みのカーネルクリスピーで甘辛のタレがかかっている。なので、イメージは鶏天丼に近い。

注意したいのは、この商品を購入する時は絶対にその場で調理している店舗で購入する事。作り置きのケンタ丼は衣はフニャフニャ、米はビチャビチャで、正直全然美味しくない。

甲子園スパイスカレー:700円 @阪神甲子園球場


甲子園球場三大名物と謳われる甲子園カレーの派生版。
キーマカレーをベースに、バジル、フライドオニオン、クミン、コリアンダー等の焙煎した香辛料をたっぷりかけて仕上げている。まぁ、カレー自体は相変わらずレトルトなんだけど、香辛料は盛り付け後にトッピングされるので、その風味はダイレクトに口の中で広がる。

スパイスカレーという名称から辛口のカレーを想像していたが、辛さ自体は普通の甲子園カレーとほとんど変わらない。

2018/03/26

ジャンボ焼鳥:350円 @阪神甲子園球場


甲子園球場三大名物の一つと謳われているジャンボ焼鳥。
もも肉と皮が交互に刺さっているのが特徴で、秘伝の醤油ダレで焼き上げられている。

ただ、個人的には正直あまり美味しいとは思わない。と、いうのも、恐らく事前に鶏肉に火を通してから焼き上げているからだと思うが、食感が焼鳥にしては柔らかすぎる。最大限の賛辞として、よく出来たコンビニの焼鳥だ。ただ、これが良いんだよなぁー。


ラスポテト プレーン:500円(+明太ソース:50円) @阪神甲子園球場


今やどのスタジアムでも定番メニューの一つとなったオランダ生まれのこのポテト。外はサクサク、中はもちもちの食感は普通のポテトと比較しても当たり外れが少なく安定して美味い。



2018/03/21

㐂一 焼きチーズカレーうどん(エビ天のせ):800円 @鴻ノ池陸上競技場


大和牛ホルモンの天ぷらと同じ店で購入。
オーダーが通ってからカレーを温め、チーズをバーナーで炙り、天ぷらを揚げてカレーを温めうどんを茹でる。これをご主人一人で熟すのだがとにかく手間と時間がかかる。なので、私もこの日約10分程待たされた。正直、これだけ手間がかかって800円なら圧倒的人気を誇るホルモンの天ぷら一本に集中した方が売り上げはあがるだろう。オペレーション的にも圧倒的に楽だしね。ただ、そんなことは一々私が言わなくてもやっているご主人自身が一番わかっている事だ。だからこそ、そこに心意気を感じる。そして、しっかり美味い。

カレーうどんに海老天、そしてチーズというあまり見ない組み合わせだが、これが中々イケる。個人的にはホルモンの天ぷらよりもこちらをおススメしたい。



㐂一 大和牛ホルモンの天ぷら:400円 @鴻ノ池陸上競技場


「ならB級グルメ決定戦」でグランプリを獲得したというこの商品。
新鮮なホルモンをカラッと揚げており、お酒のお供としてはかなり優秀だろう。
ただ、個人的には折角大判で揚げたものをカットするのではなく、そのまま、もしくはもう少し大きめのカットで食べてみたかった。そっちの方がいいと思うんだよなぁ…。
あと、もう少し塩が効いていればもっと美味いと思う。


イカ焼き:1000円 @鴻ノ池陸上競技場


本当は違うものを食べようかと思っていたが、あまりにもドデカいイカ焼きに目を奪われ、そして心も奪われた。なので予定を変更してこちらを購入。値段は表示されていなかったが、まぁそんなに高くないだろう…と余裕物ぶっこいていたら、まさかこんなに高いとは…。しかも、焼き置きを温め直すスタイルにも関わらず、全然暖かくない…。

だから、当然美味しくない。


2018/03/15

糸井の超人パワフルカルビ丼:1200円 @阪神甲子園球場


糸井選手のこだわりである味噌ベースの味付けで仕上げたボリューム満点のカルビ丼!」との事らしいが、正直ツッコミどころが満載過ぎる。まず、ボリューム満点とあるが大嘘。全くない。大体、肉が少なすぎて底の白米が至る所からコンニチワ!している丼のどこがボリューム満点なんだ?肉も味付けはまだしも、硬くて全然美味しくない。味付け玉子は同じ売店で販売しているメッセの豚骨醤油ラーメンの使い回しで、全体的な味のバランスはニンニクの芽とキムチで誤魔化している。

そして、何よりも許せないのは、この程度の丼が1200円もするという事だ。

ありえない…。

これなら金本兄貴のスタミナハラミ丼の方が数百倍完成度も高い。何故、これでイケると思ったのか?圧力でもあるのか?一晩中でもいいので言い分を聞いてみたい。


メッセの豚骨醤油ラーメン:800円 / メッセ盛:1000円 @阪神甲子園球場


ラーメン好きとファンの間でも有名なメッセンジャーが細部までこだわった一品。濃厚な豚骨醤油はいわゆる家系で、それに合わせるのは定番の海苔、ほうれん草、そしてガーリックチップ。この味にチャーシュー2枚と味玉付きでこの値段ならかなりお手頃だろう。麺がイマイチなのとボリュームに物足りなさを感じる部分もあるが、+200円のメッセ盛りなら麺もチャーシューも二倍!!とかなりお得になる。

甲子園でラーメンが食べたいのならあれこれ迷う必要はない。他に目もくれるな。これを食っとけ。

※2019年シーズンから価格は850円に値上げ。
メッセ盛りも1050円になった。こりゃー、ますますメッセ盛り一択だな。

2018/03/12

伊タコ焼 四種盛り:1000円 @グリーンスタジアム神戸


このスタジアムでは数少なくなった名物グルメ・伊タコ焼。
これはその伊タコ焼の4種類のソースが4個ずつ(計16個)全て食べることが出来る贅沢なセットで、あれこれ迷う必要のないのがとにかく素晴らしい。

ありがたいねぇー!


内容は
●ソース
●塩ガーリック
●おろしポン酢
●明太子マヨネーズ
の四種類。
味の濃さが結構違うので、食べる順番だけは間違えないようにしたい。

沖縄料理・金魚 ブッチャー丼:800円 @グリーンスタジアム神戸


豚肉たっぷりのガテン系丼。
ボリュームも食べ応えもあり、肉喰ってる中枢は十分に満たされる。




焼き餃子:3000ウォン @文鶴野球場


日本の餃子とは形状が異なる焼き餃子。
餡子もたっぷりで食べ応えもある。

アイスオレオ:3500ウォン @文鶴野球場


いちいち説明する必要などない。
美味いに決まってる。

カップヌードル:2500ウォン @水原ワールドカップ競技場



まぁ、正直期待はしていなかった。
それでもあんまりじゃないか…。
ただ、辛いだけじゃないか…。





とどろきフロンストア 変わり種から揚げ:400円


とどろきフロンストア
変わり種から揚げ:400円
@等々力陸上競技場


メインスタンドの売店にて数量限定にて販売されている代わり種からあげ。対戦相手や季節によって味が変わり、この日は対戦相手がオーストラリアのメルボルン・ヴィクトリーという事で、用意されたから揚げは『オージービーフステーキ"風"唐揚げ」

正直意味が解らない。

しかも、注意書きもある。
『※この商品はから揚げです。ご了承ください。』
哲学的過ぎて、更にわからなくなる。

そもそも、「鶏」のから揚げを「オージービーフ」に寄せる必要があるのか?そもそも寄せるぐらいなら、最初からオージービーフを揚げればいいんじゃないのか?「オージービーフ」という、さして特徴もない牛の味を全面に押し出す必要があるのか?っーか、わかる人間がいるのか?

頭の中に疑問がグルグルと駆け回る。

ただ、一つだけはっきりとしている事がある。
普通のから揚げの方が絶対美味い。


鶴心 秘伝のからあげ・トマトガーリックソース/タルタルソース:各500円 @大阪市長居陸上競技場/球技場


秘伝のタレで漬け込んだ鶴心さんのから揚げ。いまやJリーグを代表する名物スタグルの一つだ。からあげは常時10種類ほどのソースが用意されている中、今回は私と嫁ちゃんでそれぞれで”トマトガーリックソース”と”タルタル”の二つをチョイス。唐揚げだけでもかなり美味いのに、ソースがバチくそに合う。もうシンプルに美味い!

鶴心さんの秘伝のからあげとわなかさんのたこ焼きは、やっぱりセレッソのスタグルの象徴やね。

喜久屋のオムライス 明太クリームソース:700円 @大阪市長居陸上競技場/球技場


作り置きのチキンライスはまぁ良いとして、一番肝心な明太クリームソースから明太子感をほとんど感じないのはどうなんだ?やり方さえ間違えなければ絶対に外さない商品だけに残念だなぁ…。


金久右衛門 しじみゴールド:800円 @大阪市長居陸上競技場/球技場


なんだろう、この美味さは。
キラキラに輝いた柔らかい口当たりのスープには体の細胞一つ一つにまで染み渡りそうなシジミのエキスが充満している。見事な程の圧倒的シジミ感だ。心なしか麺からもシジミの香りがするのか気のせいだろうか?ただ、個人的にはシジミの風味が損なわれているのでネギはもっと少なくて良いと思う。

吉祥吉 神戸牛ステーキ丼 極上赤身:1700円 @御崎公園球技場


日本三大ビーフの一つ神戸牛。
そもそも神戸牛とは兵庫県で生産された但馬牛で未経産牛/去勢牛であり、格付等級がA4以上のモノだけがなのれる名称だ。それゆえ、味、値段共に日本最高との呼び声も高く、海外著名人の中にも数多くのファンを持つことで知られている。要するに、何が言いたいのか?スタジアムでぽんと気軽に食べるモノではないという事だ。

ぶっちゃけ、然るべき所で食べれば部位にもよるが100g10000円は下らない。それが、スタジアムでこのお手頃価格で食べる事が出来るんだ。しかも、あの神戸牛の名店・吉祥吉さんの神戸牛である。これは驚きでしかない。

そして、食べてみて改めてわかる神戸牛の凄さ。神戸牛ならではのキメの細かい油の旨みが口の中を完全に支配し、心地よい芳香が鼻を突き抜けるする。

最高!
全身肉支配率100%だ!!

ちなみに、神戸牛は三種類の部位が用意されており、それぞれ
・赤身 1000円(丼 1200円)
・極上赤身 1500円(丼 1700円)
・別格希少部位 2000円(丼 2200円)
となっている。

スタジアムグルメ基準だとこの価格は高い!と感じるかもしれないが断言する。めちゃくちゃ安い!神戸に来たなら絶対に食べた方がいい。



神戸ブランド ヴィッセル丼:550円 @御崎公園球技場


牛バラ肉を焼肉のタレで炒めただけ。
これを名物みたいな位置付けて売っているが、いいのか?

サーランギ タンドリーチキン:600円 @御崎公園球技場


以前、この店ではチキンカレーを食べた事があるが、その時オマケとして付けてくれたのがこのタンドリーチキン。あまりにも美味かったので今回は改めてタンドリーキチン単品で購入してみた。

普通、タンドリーチキンと言えばタンドールと呼ばれる窯で焼き上げるのだがこちらの商品は油の中で焼き揚げしている。それゆえに、タンドリーチキン特有のパサつきが無く最後の一噛みまでジューシーそのもの。そして、噛むごとに口いっぱいに広がり鼻を突き抜けるスパイスの香り。店員さんのネパールジョークのクオリティーの低さからは想像も出来ない程美味い!美味いどころではない、美味すぎるのだ。

これは絶対に食べるべき一品だよ。

NO タンドリーチキン!
NO LIFEだ!!

きのこプルコギ弁当:8900ウォン @水原総合運動場野球場


お肉たっぷりで食べ応えあり。
何故か日本語でメニュー表記がされていたんだけど、正直、日本人が観戦に来ているとは思えないんだけどなぁ笑。

Steak Hotdog:15000ウォン @水原総合運動場野球場


いくらステーキサンドとは言え、韓国の球場グルメでこの値段はかなり高い。それだけに期待していたが正直がっかりした。不味くはない。ただ、美味くもない。不自然な形をした、ただの肉である。

ちなみに、左上に見える巨大な固形物は芋。
ただのふかし芋。
こんなにいらないよぉ笑

Perro caliente:5ユーロ @シウダ・デ・バレンシア


大きめのパンに敷き詰められたソーセージ。
これだけで十分に血沸き踊るものがあるが、そのソーセージも生からボイルし、そして炭火で焼き上げたもので、めちゃくちゃ美味い。

正直、あまり期待していなかったので、これは予想以上に嬉しかった。

Rote Bratwurst:3.5ユーロ / Leberkäsesemmel:2.9ユーロ @インゴルシュタットシュタディオン


ドイツのスタジアムに来たらやっぱり食べたいソーセージ!
Rote Bratwurstは二本でこのお値段と素晴らしいコストパフォーマンス。
味に関しては何度でも言おう、最高だ。

Leberkäsesemmelとはドイツ風ミートローフ。
カイザーゼンメルという白パンに挟んで食べるレバーケーゼゼンメルはバイエルンの定番料理だ。マスタードをたっぷりつけて食べると堪らんね。

見た目の印象より遥かにボリューム感があるので二個食べればもう腹パンパンよ。